先週の新規失業保険申請者件数は54万2千件と、市場の予想を大きく上回って16年ぶりの高水準に達し、4週移動平均と継続受給者はそれぞれ25年ぶり、26年ぶりの高い水準になった。フィラデルフィア地区の製造業景気指数は一段と悪化し18年ぶりの低水準、米景気先行指数も事前予想を下回り、NY株式市場はこれらの指標の悪化を受けて売りが先行する展開となった。原油相場が50ドルを割り込んだことも景気の先行き不透明感を強めた。
その後、ビック3への救済策の修正案が超党派で合意したことが伝わると指数はプラスに転じる場面もあったが、民主党の議会首脳はビック3に経営計画書の提出を要求し救済案の議会での審議を12月以降に先送りすることを発表すると株式市場は改めて売り優勢となり、引けにかけて下げ幅を拡大させ、
NYは -444.99ドル
CME日経225先物 -355円 7,325円
NY原油先物(12月限) 49.62ドル (- 4.00)
NY金先物 (12月限) 748.70ドル (+12.70)
半導体株指数 171.32ドル (- 5.78)
バルチック海運指数 847ドル (-12)
為替 9:00 (対ドル円) 94.04円 (対ユーロ円) 116.84円
外資系注文状況: 売り4,270万株, 買い2,300万株,差し引き1,970万株の売り越し
日経 7,703.04円
始値 -102.69円 7,600.35円
高値 +291.64円 7,994.68円 14:55
安値 -296.86円 7,406.18円 9:21
終値 +207.75円 7,910.79円
米国株安や足元の円上昇を嫌気した売りが先行した。ただ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇し、為替の底堅さを確認すると、先物に買い物が入り、下げ幅を縮める場面があった。市場からは、下値不安はあるものの、為替市場で1ドル=94円台を維持していることが日本株にとっては大きい。7,000円台に沈んだ期間は実際あまりないため、公的年金の買いも観測されている。
下値で公的資金の買いが観測され下げ渋る中、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高や円高一服感など外部環境の改善を背景に買いが優勢となり、先物主導で切り返した。米シティグループが合併や出資受け入れなど複数の選択肢をを検討と、大規模な金融再編観測が米メディアで報じられたことから銀行株が上昇、今晩のNY株高への期待と買い安心感にも繋がり、一転してプラスに浮上。円が下落すると輸出関連株への物色も強まり、終盤には上げ幅を291円超に拡大する場面もあった。20日の米国株安と比較すると全体的に相場は底堅く、3連休を前にしたポジション調整の買い戻しが入りやすい状況だった。
◎米シティグループは部門や資産売却のほか、株式売却や他社との合併など複数の選択肢を検討
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK021768820081121?feedType=RSS&feedName=marketsNews
5631: 日本製鋼所 885円 +78円
大型鋳鍛鋼で世界有数、電力・プラント向け多い。射出成形機で上位グループ、火砲も生産。同社の08年9月中間期の連結業績では、売上高、利益とも、従来予想を上回り、前年同期比で4.5%営業増益、8.5%経常増益。09年3月期の連結業績も、従来予想を増額修正、売上高2380億円(前期比7.8%増)、営業利益358億円(同10.2%増)、経常利益350億円(同13.4%増)、純利益195億円(同11.5%増)と2ケタ増益の見通し。10年3月期以降も、原子力発電プラントの世界的な建設ラッシュが続く方向であることなどから、増益基調をたどる公算が大きいと見られている。
5714: DOWA 261円 +11円
株価は240円台となりますます割安感が出ている。金価格、銅市況などの影響、景気低迷で需要ダウンなどの見方と、全体株価の暴落から株価は3分の1となってしまったDOWAだが、200円台で20円配当は実施されれば効率面でも来春の決算前には買われる期待がある。また、原油も非鉄市況もいつまでも売られるものではないだろう。反発の時期を狙う。目先はどこまで下げるか見ていき、反発場面を狙う。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『いかに待つかを知ること―それこそ成功の秘訣』~☆。・+゜゜+・。.
年柄年中、相場を追いかけていると、それほどの仕掛け場でなくとも仕掛けてしまうものです。相場は毎日働くものですから、自分の仕掛け場と思われるの時が到来することを待ちたいものです。
その後、ビック3への救済策の修正案が超党派で合意したことが伝わると指数はプラスに転じる場面もあったが、民主党の議会首脳はビック3に経営計画書の提出を要求し救済案の議会での審議を12月以降に先送りすることを発表すると株式市場は改めて売り優勢となり、引けにかけて下げ幅を拡大させ、
NYは -444.99ドル
CME日経225先物 -355円 7,325円
NY原油先物(12月限) 49.62ドル (- 4.00)
NY金先物 (12月限) 748.70ドル (+12.70)
半導体株指数 171.32ドル (- 5.78)
バルチック海運指数 847ドル (-12)
為替 9:00 (対ドル円) 94.04円 (対ユーロ円) 116.84円
外資系注文状況: 売り4,270万株, 買い2,300万株,差し引き1,970万株の売り越し
日経 7,703.04円
始値 -102.69円 7,600.35円
高値 +291.64円 7,994.68円 14:55
安値 -296.86円 7,406.18円 9:21
終値 +207.75円 7,910.79円
米国株安や足元の円上昇を嫌気した売りが先行した。ただ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇し、為替の底堅さを確認すると、先物に買い物が入り、下げ幅を縮める場面があった。市場からは、下値不安はあるものの、為替市場で1ドル=94円台を維持していることが日本株にとっては大きい。7,000円台に沈んだ期間は実際あまりないため、公的年金の買いも観測されている。
下値で公的資金の買いが観測され下げ渋る中、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高や円高一服感など外部環境の改善を背景に買いが優勢となり、先物主導で切り返した。米シティグループが合併や出資受け入れなど複数の選択肢をを検討と、大規模な金融再編観測が米メディアで報じられたことから銀行株が上昇、今晩のNY株高への期待と買い安心感にも繋がり、一転してプラスに浮上。円が下落すると輸出関連株への物色も強まり、終盤には上げ幅を291円超に拡大する場面もあった。20日の米国株安と比較すると全体的に相場は底堅く、3連休を前にしたポジション調整の買い戻しが入りやすい状況だった。
◎米シティグループは部門や資産売却のほか、株式売却や他社との合併など複数の選択肢を検討
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK021768820081121?feedType=RSS&feedName=marketsNews
5631: 日本製鋼所 885円 +78円
大型鋳鍛鋼で世界有数、電力・プラント向け多い。射出成形機で上位グループ、火砲も生産。同社の08年9月中間期の連結業績では、売上高、利益とも、従来予想を上回り、前年同期比で4.5%営業増益、8.5%経常増益。09年3月期の連結業績も、従来予想を増額修正、売上高2380億円(前期比7.8%増)、営業利益358億円(同10.2%増)、経常利益350億円(同13.4%増)、純利益195億円(同11.5%増)と2ケタ増益の見通し。10年3月期以降も、原子力発電プラントの世界的な建設ラッシュが続く方向であることなどから、増益基調をたどる公算が大きいと見られている。
5714: DOWA 261円 +11円
株価は240円台となりますます割安感が出ている。金価格、銅市況などの影響、景気低迷で需要ダウンなどの見方と、全体株価の暴落から株価は3分の1となってしまったDOWAだが、200円台で20円配当は実施されれば効率面でも来春の決算前には買われる期待がある。また、原油も非鉄市況もいつまでも売られるものではないだろう。反発の時期を狙う。目先はどこまで下げるか見ていき、反発場面を狙う。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『いかに待つかを知ること―それこそ成功の秘訣』~☆。・+゜゜+・。.
年柄年中、相場を追いかけていると、それほどの仕掛け場でなくとも仕掛けてしまうものです。相場は毎日働くものですから、自分の仕掛け場と思われるの時が到来することを待ちたいものです。