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6/7(火) 先物主導で買い戻し

2011年06月07日 08時14分52秒 | Weblog
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 NY株式市場は、景気鈍化懸念や銀行株の下落で4日続落。

NY市場                     - 61.30ドル
ナスダック                   - 30.22ドル
CME日経225     9,370.00円  - 30.00円
NY原油先物         99.01ドル  (- 1.21)
NY金先物       1,547.20ドル (+ 4.80)
半導体株指数       415.34ドル  (- 3.18)
バルチック海運指数 1,484.00ドル (-  4.00)
CRB指数         345.39ポイント(- 3.22)
VIX指数           18.49ポイント(+ 0.54)
為替 9:00(対ドル円)  80.12円(ユーロ円) 116.32円
外資系注文状況:  1,160株、 買い 2,030万株、 差し引き 870万株の買い越し

日経                  9,380.35円
 始値   -  9.14円    9,371.21円
 高値   + 74.31円    9,454.66円  13:15
 安値   - 22.04円    9,358.31円   9:03
 終値   + 62.60円    9,442.95円   小陽線

 米国株安を受けて小安く寄り付いたものの、大きく売り込まれるほどの材料もなく、寄り付きの売り一巡後は前日終値を挟んで揉み合いとなり、方向感の乏しい展開が続いた。PBR1倍割れで割安感を意識した買いが下値を支えたが、手掛かり材料難で上値は重かった。前日の下げは東電:9501のストップ安が市場心理を冷え込ませたことも一因にあり、下げ過ぎだったように思う。NYダウは昨晩に4月の安値を切り下げたばかりで、日経平均でいえば、4月安値を割る水準は9,400円台。PBR1倍を割り込んでまで売りたたくような環境にはなく、実際にトレンドが変わったのかどうかは、見極めが必要だろう」。また、米国株が続落すれば日経平均も下値を模索するが、フシ目らしいものは見当たらず、9,100円まで下押す可能性がある。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、54件で金額は579.86億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 手掛かり材料難のなか、積極性は乏しかったが、先物への断続的な買いを支えに持ち直しの動きとなった。前日に目先の下値メドとされる9,400円を割り込んだことで、割安感が意識されたとの見方がある。先物に買い戻しが入っただけに過ぎないかもしれないが、PBR1倍で持ちこたえられたのは大きいだろう。売りたたいても底堅いという意識が高まる。資金をばらまき、新興国だけが潤ったQE2(米・量的金融緩和第2弾)はまもなく終了する。足元では米国の景気減速懸念が強まっており、FRB(米連邦準備制度理事会)が景気認識を変えてくる可能性も高い。そうなればQE2終了後の景気対策にも期待が高まる。
 市場では「先物主導で買い戻しが入っている。週末のメジャーSQ(特別清算指数)に近づくにつれ先物に振られやすくなるが、下値は堅く売りきれない状況だ。一方で手掛かり材料がなく買いにも動きづらい」・「先物買い一巡後は上値が重くなっている。上海株が堅調なことやトヨタが決算予想の開示日程を発表したことは好材料だが、投資家の慎重姿勢は変わっていない」との声が出ていた。
 
                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『木は庭に植えず、山に植えよ』~☆。・+゜゜+・。.

 庭に植えた木は、日々眺めるのでその成長が感じられないものですが、めったに行かない山に植えておけば、行ったころには予想外に成長しているものです。相場も同じで、日々の上下に一喜一憂せず、しばらく忘れるくらいの余裕を持つことです。


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