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日々の ・・

12/29(木) 引けにかけて戻す

2011年12月29日 08時06分44秒 | Weblog
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 NY株式市場は、欧州懸念やユーロ安を受けて下落

NY市場                      -139.94ドル
ナスダック                    - 35.22ドル
CME日経225     8,390.00円   - 30.00円
NY原油先物        99.36ドル   (-  1.98)
NY金先物       1,564.1ドル  (- 31.4)
半導体株指数      362.59ドル    (- 5.42)
バルチック海運指数 1,738.00ドル   (-)
CRB指数         305.49ポイント (- 2.78)
VIX指数           23.52ポイント (+ 1.61)
為替 9:00(対ドル円)  77.96円 (ユーロ円) 100.76円
外資系注文状況: 560株、 買い 940株、 差し 380万株の買い越し

日経                  8,423.62円
 始値   - 55.91円    8,367.71円
 高値   - 18.73円    8,404.89円  14:47
 安値   - 92.75円    8,330.87円  10:10
 終値   - 24.73円    8,398.89円   短陽線

 欧州ソブリンリスクへの警戒から下落した海外市場やユーロ安などが重しとなり、売り先行。取引時間中もユーロ・円は下げ基調を強め、日経平均は一時90円超安を付けた。上海総合指数がプラスに転じると日経平均は下げ幅を縮めたが、戻りは限定的だった。リーマン・ショックのときは政策の提案も実行も米国に委ねられていた。欧州問題はリーマン・ショック以上の政策が必要とされるが、提案されても、最大で27カ国の賛同が必要。これまでも何かが起きてからでないと手段を実行してこなかった。ユーロ・円が100円台まで下落していることからも、欧州に対する不信感が募っている。きょうもイタリア国債入札を控えるが、無難に通過してあすの株価が戻りを試しても、何も解決していない現状で安心するわけにはいかないだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、18件で金額は130.60億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い越し。
 アジア株の底堅さを支えに下げ幅を縮小し、引けにかけて先物主導で戻り歩調を強めた。きょうもイタリア国債の入札を控えており、大納会の相場展開も見通しにくい。ただ、前日は手掛かり材料がほぼ皆無だった米国市場だが、きょうは12月のシカゴ購買部協会景気指数が発表される。欧州が落ち着いているときに米国で強い経済指標が発表されると、買いが優勢となるケースが多い。前日の米国株の下げも利益確定売りの範囲内。米経済指標も堅調なものが目立つ。国債入札が無難であれば、材料に反応してくれるかもしれない。
 市場では「先物主導で下げ幅を縮小させている。個別の割安株にも買いが入っている。きょうのイタリア国債入札を控えて様子見気分は強いものの、売り注文は少なく下値をたたく動きはみられない」(準大手証券トレーダー)という。

                  【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『文殊でも備えの立たぬ商いは、
                 高下の変あれば破るる』~☆。・+゜゜+・。.

 知恵深い文殊善薩でも、思惑はずれに備えて、資金的な余裕を持っていなければ、もろいということ。備えあれば憂いなし、というわけである。