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5/15(火) ユーロ圏政局不安など背景に幅広い売り

2012年05月15日 08時21分39秒 | Weblog
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 NY市場は、ユーロ圏の政局不安や中国経済の減速懸念で、大幅下落。

NY市場                     -125.25ドル
ナスダック                    - 31.24ドル
CME日経225     8,870.00円   -100.00円
NY原油先物         94.78ドル   (- 1.35)
NY金先物       1,561.00ドル  (- 23.00)
半導体株指数       390.31ドル   (- 4.29)
バルチック海運指数 1,132.00ドル   (-  6.00)
CRB指数         288.45ポイント (- 3.35)
VIX指数           21.87ポイント (+ 1.98)
為替 9:00(対ドル円)  79.86円 (ユーロ円)  102.48円
外資系注文状況: 売り 1,870株、 買い 1,330株、 差し引き 540万株の売り越し

日経                 8,973.84円
 始値   - 62.99円   8,910.85円
 高値   - 43.06円   8,930.78円   9:18
 安値   -135.06円   8,838.78円  12:51
 終値   - 73.10円   8,900.74円   

 ギリシャのユーロ離脱の可能性が浮上したことで、欧米市場が下落、円高基調となったことでリスク回避の動きが強まり、売り先行。米中の景気減速懸念に欧州債務問題の蒸し返しが加わり、さらにJPモルガンの巨額損失が駄目押しの形となった。投資家心理は今年最悪の状態であり、投げに近いポジション調整売りが出ている。ただ企業業績は悪くない。チャンスを待っていた投資家には良い買い場になる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、15件で金額は69.60億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 先物への断続的な買いを支えに下げ渋った。フランスの1-3月期GDP(国内総生産)は予想と一致し、ユーロ・円が持ち直した。ただ、独仏首脳会談などの重要イベントを前に積極的な買いはみられず、戻りは限られた。今晩の重要イベントを見極めたいとする向きが強かったのは確かだが、ギリシャで再選挙となれば、6月まで不透明感を払拭できない。一方、国内企業の決算発表は、週末に生損保を残すが、きょうのメガバンクでほぼ出尽くす。指標面での割安感が意識されれば、下値は限定的。外部環境が悪化しているとはいえ、肝心のドル・円は落ち着きつつある。
 市場では「日銀による指数連動型上場投資信託受益権(ETF)買い入れ期待が下支えしているものの、投資家はリスクオフに傾いており、金融株や輸出株への売り圧力が強い。個人投資家も売り越しとなっており、キャッシュポジションを高める動きだ。一方、信用評価損益率は前日でマイナス19%程度と底打ちのめどとなるマイナス20%に接近し、下値も限定的とみている」・「追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生に伴う処分売りが後場寄り付き後に一巡し、その後は短期的な売られ過ぎ感から先物買いが入った。日銀による指数連動型上場投資信託受益権(ETF)買いの観測も出ている。今晩の独仏首脳会議を見極めたいとのムードもあり、反発力は乏しい」(大手証券)という。

                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『一葉落ちて天下の秋を知る』~☆。・+゜゜+・。.

 物事のちょっとした前兆から大勢が読み取れるように、相場でも小さな材料から体勢を判断することが肝心といえます。