Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

ダディダディドゥ🎵足し算の世界へ Life changing~ 枯れた声帯と薬師丸ひろ子

2020-07-02 13:10:50 | gumrie


ヘドロで畝っていた茶色のガンジス川が、ヤマメも住めるほど透明な清流になり。
宇宙衛星から撮られた中国の上空には、PM2.5の片鱗もない。
雄大な山河と万里の長城が驚くほどクッキリ見え、
おお~~中国四千年の景色は美しい・・・なんて思わず言ってしまう。
世界は経済活動の代わりに、自然は美しさを取り戻し、
その見事な逞しさに、世界中の人々がビックらこいた。

その一方で、
私達は
「罪深いことをしていたのね、、」とチョッピリ反省はするものの、
今までの生活を取り戻すために、それはソレ!これはコレ🎵という欲望に傾く。
なぜなら
今更どう転んでも、
<始め人間ギャートルズ>のような原始の生活に戻れっこないから、、

世界中がステイホームになり、友人や親にも会えない生活が続く中、
ワタシのような浮き草のような主婦は、孤立する羽目に、、

寂しいというのではなく、なんだか妙に静かなポッツンの中で息をしている・・・
パートで働く会社でも、先輩からは「目立つと駄目よ!ココは」と云われ、
今までの自分の世界はコロナと共に、引き算の世界へ突入していた。
身体の不調に始まり、親の事、自分たちの生活、
考えると
なんだかなぁ、、と、

そんな時、なかなか会うことも叶わない友人とのLINE呑み会が。
そこで、
友人は毎朝生徒さんたちとLINEで発声練習をやっているとノタマッタ。
ワタシは、
間髪入れずに、お仲間に入れて!と。

友人は快く受け入れてくれ、めでたし🎵めでたし🎵となるはずが、
参加した初日に、おのれの老化を思い知ることになろうとは、、
そして、
これがLife changingのスタートの一歩だとは、全く予想すらしなかった。

◇Life changing~ ◇

人前で声を出すのは、二十数年ぶり?!
息が続かない、声が出ない、音がフラフラと定まらない。
頭では理解してるのに、
おのれの声帯が震わせる音は、蚊の鳴くようなウィスパーボイス・・・

加齢という自然の流れは、気力だけではなく、声帯をも<老い>に向かわせていた。

だが、それはワタシだけ。
一緒に発声をしてるメンバーの淑女たちは、
潤った声が伸びやかに出ているではないか、、
そう、
ワタシの声帯が枯渇していたという現実は、
引き算の世界にいるワタシには、有効なボディーブローだった。

『アタシの声は、、このまま朽ち果てていくの⁈』・・・と。

◇引き算の世界から足し算の世界へ~◇

大学生の頃、アパートで毎日歌を歌い、自由自在に声が出ていた。
思う通りに歌えることは、とても楽しく、
恋人のいない女の子の虚しい時間を充分に埋めてくれた。
寂しさを紛らわすことよりも、
歌を楽しく歌うことは、なぜか楽観的な気持ちにしてくれた。

カツカツの生活や、
才能のあるか、ないか・・・
いつか、日商岩井の高級マンションに住めるような日が来るのか、など
これらの悶々さを薄めて、
『なんとかなるさぁ~』が、自分を助けてくれていた。
あの頃、
とても<あっけらかんとした足し算の世界>にいたことを思い出した。

そして年月が経ち、気が付けば、引き算の世界の真っただ中。。
なのに
発声練習の淑女たちの言葉や実行力は、足し算の世界の住人で、、
諦めず、臆せず、やりたい事はやり、行きたいところへは行く。

この差は何なんだ⁈
このままの引き算の世界では、ハッピーになれない。
もう一度、
足し算の世界の住人になろう!と、決めた。

◇枯れた声帯と薬師丸ひろ子◇

毎日のレッスンの〆は、生徒が一人で、しかもアカペラで自分の好きな歌を歌う。
つっかえようが、音が外れようが、最後まで歌い切る。

コレを知った時、正直恐れおののいた・・・
ワタシの声帯が出す全ての音は、蚊の鳴くようなウイスパーボイス。
その日から、
キッチンで、トイレで、ベランダで、スーパーレジ待ちで、歩いてても声を出し続けた。
毎日毎日出し続けると、声帯が高音を出せるようになり、
一人アカペラの日まで、暇さえあれば練習。

驚くことに、
淑女たちのアカペラの曲目は、オペラや童謡・ハワイアンに、ラテン音楽と言語も様々。
今まで聴いたこともない歌に、ワタシの中の<やる気スイッチ>が、ONに。
歌うなら、
ハードルが高くても挑戦したい。。
カッコ悪くても歌い切ろう!と決めた。

一巡目「Fly me to the moon」は、力なく震える高音の英語で。
二巡目「シェルブールの雨傘」は、フランス語は断念、日本語だと号泣するので英語で。
三巡目は、神がかりな美しい歌「Wの悲劇」を、、無謀なチャレンジをすることに。

映画「Wの悲劇」は、主演と主題歌は20代の薬師丸ひろ子。
彼女の声の美しさは、可憐そのもの。
だが、年月を経て彼女の声は、どんどん美しく洗練されていった。
それは土曜の朝「食彩の王国」のナレーションでも、
映像を際立たせる彼女の声音は超一流。

加齢に反比例する淑女たちと同じ、足し算の世界に居続けることを魅せてくれていた。

そして、ワタシの無謀なチャレンジは、おのれに喝を入れる<Life changing>だった。

こんなチャンスに出会えて、ツイている。
うれしい!
たのしい🎵
感謝なり
しあわせな気分にしてくれて
ありがとう~
二カ月で、こんな気持ちになれたことが不思議だった。

で、、
三巡目の結果は、普段より思い切り歌い切った。
そして
四巡目もなぜか「Wの悲劇」を歌うことに、
リモートワークだった左大臣は、妻の歌をしっかり盗み聴きしていた。
『蚊の鳴くようなウィスパーボイスだったね~笑っちゃったよ』

声帯は、まだ復活してないらしい。。が
足し算の世界に立っているのは、確かだった。
淑女たちに感謝。

そして
ありがとう!!!先生♡


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (kiyasume)
2020-07-11 14:35:21
歌ですか〜〜。

私は人前では歌わないです。
いや、とても人様にお披露目
する様な声ではありませぇ〜〜ん

私が唯一歌う曲は何時も、、
「ヨコハマ・ホンキー・トンク・ブルース」
「身も心も」

これしか、レパートリーが無い!!

gumrieさんは、私よりは上手いんだから、、
安心して練習頑張って下さいね。

思うにはgumrieは、ハスキーボイスでは?

ともかく、私は歌は人には聞かせられないから、
部屋で独りっきりでしか歌いません☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

でも、チャレンジするっていい事ですよね。
私なんか、今、身体が不調なので、、、、
何するのも億劫ですよ。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

ところでガクト君の本読みましたか?
あれ、ガクト君がいかに人生
本気で生きて居るか解りますよね。

今回の私のblogの「1970年代論考・・」と言う
記事の中で、ガクト君が、しみじみ尾形拳さん
の事を1時間かけて話して居る動画を上げて居ます。

良かったら、聴いて見てね!!

それでは、頑張って下さいね。( ´∀`)
また来ますね。。。
返信する
Unknown (gumrie)
2020-07-14 09:42:02
kiyasumeさんへ

今回
なるほどね。。と気付いたのは
歌とか楽器とかは
一生懸命練習するほど
無心の世界へ連れて行ってくれることかな。

表向きなポジティブでも
深層心理ではネガティブなのが人です。

体調を崩し
かなり落ち込んでましたが
毎日の発声練習に救われました。

無意識の中のネガティブを感じて
これじゃ堂々巡りだなぁ…と。
導きを感じた日々でした。

Gacktさまのあのスタンス、好きです!
彼は貫く覚悟をしてしまった一人です。
揺るがないときめたんでしょうね

コメントありがとう😊
返信する
また、来ました...。 (kiyasume)
2020-08-07 08:49:51
GACKT君が、、
前に書いた本「自由」の古本がアマゾンで、、
売って居ますよ。

私は購入して読んでみました。

彼の若い頃からバンド時代。俳優まで
全て書いてありました....。

お薦めですよ.....。
お知らせまで。
返信する
Unknown (gumrie)
2020-08-07 13:28:16
kiyasumeさんへ

<自由>読んでみます。

Gackt様は
繊細で頭脳明晰、
そして
あの鉄のような意志には興味深々です。

情報ありがとう!!
返信する

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