Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

肉体のエリートは、運命のエリートだぜ♪タキミカさん、村田喜代子「エリザベスの友達」

2021-09-16 14:29:01 | 加圧・健康



◇肉体のエリート、タキミカさん◇

帯表紙のこの女性、毎日TVで見ない日はないほど有名な、
90歳のスポーツインストラクター・タキミカさん。
身体の線をピッタリなぞるフィットネスウェアー姿で、
若者がこなす複雑なプッシュアップや重いバーベルを上げる。

初めて出演のCMを見た時、
タキミカさんは<肉体のエリート>だと思った。
90歳と言えば、バリバリの高齢者。
着替え、食事、トイレ、お風呂、
移動もすべて人に頼らなければならなくなる年令。
大半の人は、施設にお世話になり、
時空を超えた世界の住人になっている。

なのに
タキミカさんは自分よりずーーーーと若い人たちに、
肉体のエリートへの道筋を教える日々。

口角をギュと上げ
「年令は ただの数字ですよ!」と、事も無げに言い切る表情は、
<内面のぶっとさ>を感じさせる。

第二の人生は、社会から退く時から始まり、
親の介護・自分の病気・金銭的な問題が
次々と障害物レースのように立ちはだかる。
そこでようやく
ツルツルでピカピカの道を歩めないのが、人生なんだ、、、と
気づかされる。
誰もが、
ざらついた人生を懸命に乗り越える運命を抱えているのだと。。

ただ、それぞれの運命の分岐点があり、
年令を言い訳にせず
肉体を歓ばせるホルモンを出すことを学んだ人は、
心の沼のコントロールが巧くなる。
そのうえ
運動で筋肉を維持すれば、太りにくくなり、
免疫力もなんとか保て、鬱にもなりにくい。
一石二鳥どころか、一石六鳥。
長ーーーい第二の人生をざらつきながらも、肉体の衰えを騙し騙し、
ピンピンコロリと締めくくれる、、と。。

だが、タキミカさんの言葉は、
日々、ささやかな筋トレを欠かさずやってるワタシには、圧迫感があった。
それは
自分と真正面から向き合ってる人が漂わせる、迷いのない太さ、、
何というか、恐怖心が見えない。
これに関しては、
どう足掻こうが埋められないモノだから、
ワタシなんぞは、怖さゆえ、ニコニコしながら筋トレをしている。

心の問題から見ると、
タキミカさんとワタシでは天と地の差がある。。。。
なぜこんなに怖いのかというと、母のアルツハイマーが大きい。
多分ある瞬間までは、、
ずーーーーと大きな怖さを抱えて生きるのか…
この根っこは、ほぐれることはないだろうと思っていた。


この本に出合うまでは・・・

◇村田喜代子「エリザベスの友達」◇


初音さん、97歳。
認知症が進み、
その瞳はナニを見、なにを思っているか、家族すら分からない。
二人の娘が施設に来ても、娘という認識もないまま時間だけが過ぎ、
天寿を全うする瞬間を待っている。

初音さんの肉体は枯れ木のようになり、今を生きておらず、
彼女の魂は二十歳の新妻で、
第二次世界大戦前から暮らしていた天津租界にいる。
色白でほっそりとしたお人形の様な愛らしさ。

世界が戦争に明け暮れる中、
イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・アメリカ・ロシア・ベルギーなど
各国の美しい貴婦人がティーパーティや競馬を観戦したりと、
天津租界だけは、時間も感覚も違った。

初音さんの租界での名前は、サラ。
時空を超えた場所で、初音さんは幸せと不安を抱えて生きている。

この物語を読んでる途中から、もつれた我が母の記憶が重なった。
母も初音さんと同じように、若く綺麗だった頃にいて、
波乱万丈で女盛りの激しい生き様は、跡形もなく消え去り、
今は、順風満帆の平凡な人生を生きている。

そのことが理解できず、底なし沼の負の連鎖のように思え、
苛立ち、
母のいる時空に寄り添うことを嫌った。

ざらついた多くの時間を乗り超え、
やっと穏やかな時空に辿り着いたのだという事実を
認めていないワタシに気づいた。。

自分が、
肉体のエリートになり、運命のエリートになるか。
もしくは
「エリザベスの友達」になるかは、解らない。
ただ
この本がくれた真実は、怖さを直視出来た手応えがあった。

そして
コロナ渦が終息したら、母のアルバムを持って会いに行こうと思う。


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中島たい子「漢方小説」と蟷螂の巣。。

2020-10-10 23:26:29 | 加圧・健康



いつの頃からだろう、、
朝の目覚めと同時に、身体のどこかにモヤモヤした鈍痛を感じるようになった。
しかも、
定まった症状というより、日替わりメニューのようにコロコロ変わる不調。
大きな病院で診てもらっても、これといった明確な原因もなく、
ただダラダラと不調が居座っている。

負のスパイラルから抜け出せない身体を持て余している時、
ひょんなことから漢方のドクターと知り合いになった。
私の不調を言うと、診てくれると云う。
神奈川の山奥に通じるインターを降り、そこから樹々の生い茂るひんやりした山道を車で15分、
深い山合にポツンと漢方の診療所があった。

レントゲンや採血、鉄の塊のような高価な器材はなく、ドクターが一人。
人生初めての漢方診療デビューだった。

◇漢方治療とモヤモヤの覚悟。。◇

診察は、丁寧な問診から、舌をあっかんべー😝状態で視診、
そして、私の手首の脈にドクターの三本の指が静かに乗せられた。

そこから
診療ベッドに仰向けになり、剥き出しの私のお腹を触診。

ドクターの手元のカルテには、私の舌が赤・青・白で描かれていた。

そして
今の身体の状態を漢方用語で説明し始めた。
ドクター
『身体全体が オケツですね』


「エッ!? オケツ・・・
 何ですか それ」

ドクター
『瘀血(オケツ)は慢性的に 血が滞ってる状態です

 それに 脈が弱すぎて取れない』

身体の臓器も、それによって良い状態とは言えない、、と弱弱しい説明。

今思えば、
中医学の基本も知らないで、説明を聞いてもボンヤリ聴くしかなく、
とりあえず、瘀血を改善する漢方を作ってもらうことに。。

私の今の状態から、はじき出される漢方の組み合わせは一般的な漢方薬を調合。
二カ月に一回の受診で、漢方薬はチョットづつ組み合わせが変更。

そして、
一年中覇気のない左大臣も診療を受けることに。

夫婦で調合された漢方薬を飲み、
改善されている自覚のないまま、薬は徐々にステップアップ。

だが二人共にパッとした効果もなく、
診療所通いは高いお金をかけて、森林浴に行っているような様相を呈し始めた。

そしてドクターも投薬の甲斐もない左大臣に、珍妙な煎じ薬を処方。

ドクター
『コレは中国でも貴重な漢方薬なんですよ

 今回
 中国で買ってきたのを入れるので
 15分煎じたものを飲んでくださいね 』


そやつは、蟷螂の巣を乾燥させた漢方薬だった。。。。

◇蟷螂の巣、、、、桑螵蛸という珍重な漢方薬◇

原産の中国では、
桑の枝についている蟷螂の巣は晩秋から春に採取。
この巣には、蟷螂の卵が詰まっている。


この巣を蒸篭で蒸すこと40分。
卵を掻き出し、乾燥させれば、中国でも珍重される漢方薬に。


刻んだ蟷螂の巣は、100g1万円以上。
このように巣の状態だと、100g5千円以上。

当時住んでいた団地は、ベランダに向けて換気扇がついていて、
毎日煎じ薬を作るうちに、
いつしか団地内で異臭がする、、と噂が立ち始めた。

そう・・・
左大臣の蟷螂の巣が主体の煎じ薬の匂いが、主婦たちの噂の発信源だった。

ドクターの診たては、ここで挫かれた。
蟷螂の巣の煎じ薬は、不味いくて飲むのも大変だった上に、
私達夫婦は、
この異臭騒ぎですっかり漢方に怖気づいてしまった。

二年間の森林浴付き漢方治療は、不調の根っこを治す根治治療を諦め、
主婦の<ウワサの威力>に撃沈したのだった。

そして、
団地妻からマンション妻になり、
横浜のチベットと云われた環境も超便利なショッピング街が隣設。
生活も便利で、この上ない快適な環境へ変貌。

だが、
根治治療を諦めた私の身体は、不調が慢性化し、
ボーダーラインを綱渡りしていた。

◇ 中島たい子「漢方小説」◇

その後も漢方の事は忘れていたわけではなく、
ただ二年間の五里霧中の状態が、なんだかなぁ、、と優柔不断にさせていた。

西洋医学では、大きな括りに分けられ、データを基にまた仕訳けられる。
既成の病症に当てはめるため、
脈が死んだように弱いとか、、
ストレスが及ぼす身体の不調は論外で、今は<ソレは置いといて。。>になる。
薬は効くが、止めればまたヨレヨレになる。
弱ってる内臓も、微弱な脈も、何ら変わることもないまま。。。

だからか、
私の西洋医学の妄想イメージは、
大きな大砲で表面上は制圧したように見える大地の下には、
実は、
長年生き残った精鋭部隊が地下深くに潜んでいる感じなのだ。

そして三年前、原因不明の脳の混乱で入院。
点滴を流しっぱなしの状態でも改善の兆しもなく、自宅療養へ。
長年の不調をほったらかしにしていたツケは、大きかった。

今は普通の日常に戻っているが、低空飛行を続ける私の身体は、
検査のデータが出てくる度に、主治医の『んーーーー?!』で締めくくられる。

そんな時、
フラっと入った本屋の棚で、おいで🎵おいで♪してきた本があった。
帯表紙の中島たい子さんの「漢方小説」だった。

読んでみると、主人公 川波みのりは私だった。
ただ、
みのりは、
昔の恋人から結婚報告を受け、
それがストレスの引き金になり異常な症状に悩まされる。

大学病院や評判の病院に行けども、<異常なし>という検査結果。
で、
みのりは漢方医に辿り着くことに。

そして脈に関しての所見に、目が釘付けになった。

  少し押さないと触れないような脈は、
  その脈の位置で、
  どの臓器が、慢性的に弱いかが分かること。

  軽く触っただけでも、強く触れてくる脈は、
  病気のなり始めだと判断できること。


  そして中医学では、
  七つの情緒反応<喜・怒・憂・思・悲・恐・驚>の感情を、
  五臓に振り分けて考える。

  それぞれの臓器が請け負う感情が分かれていて、
  色んなストレスをため込むと、臓器が疲れて行く、、という。

  心=喜 
  肝=怒
  脾=思
  肺=悲と憂
  腎=恐と驚

  ストレスがどんどん溜まれば、臓器はダメージを受け、
  万病を引き起こす確率が高くなる。

  根治治療とは、弱ったところにの活力を蘇らせること。
  いわゆるサポーターに徹するのが、漢方らしい。

そして小説の中では、
主人公みのりは処方薬、和歌山毒物カレー事件で有名になった、
あの<トリカブト>を混ぜたものが渡される。

漢方の大胆な視点と毒で病因を制する中医学は、
想定をはるかに超えたものだった。

そして
ふと自分のことを思い巡らすと、やはり根治治療が抜けているのだと。
西洋医学でマシな身体にしてもらい、東洋医学で頑丈な臓器を育てる。

病気の種は自分の蒔いた種であることが多く、
その多くは、ストレスが原因だともいえる。
中島たい子「漢方小説」を読んで、
かつて漢方のドクターがボソボソ説明してくれてた内容が、
今になってよーーーく分かったのだった。

**帯表紙**

私が色鉛筆で描いたカマキリです。
何十年ぶりに、小学生のような絵を描いてみたぜ( ..)φ
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家族ノカタチ。。脳科学者/中野信子 三遊亭好楽/明日やる事がある人が、きっと一番幸せ!

2016-01-27 08:32:04 | 加圧・健康



たまに電車に乗ると、100%出くわす光景がある。
車両に乗ってる殆んどの人がスマホを見てること。

介護する世代の自分もそう。。
ガラケーの時より圧倒的に依存症になってる。
それでもワタシのような主婦には炊事・洗濯・掃除・ゴミ出し、、
それに親の事が入ると、
朝から晩ご飯まではアッと云う間にやってくる…
しかも
スマホで情報を見たりしてると、
誰とも喋らず終わる日が自然と日常化し始めている。


母親のアルツハイマーを見てると気付いたことがあった。
以前の母と全く変わりない状況になる時間があった。

ワタシが思っていた答えをサラリと仰った人がいた。
脳科学者の中野信子さんだった。


◆ 脳科学者/中野信子 ◆

土曜の朝
阿川佐和子さんと
あからさまにヘアヴィックと分かる女性が対談。
最近売れっ子の脳科学者/中野信子さんだった。

このカツラは自らを護るためのキリカエだとノタマッタ。。
不思議チャンオーラ全開の中野氏だが、
近年判明した脳の生態の話は納得せざる得ないものだった。


<脳細胞は生まれ続ける>

2000年、脳細胞を生まれ続ける!と判明。
それは今まで加齢に伴い、脳細胞は減るとされてた定説を覆した。
脳細胞を生まれ続けさせる方法が二つあるという。


人と一緒に笑うこと

自分で意思決定すること


そして現代の風潮とも言われてる
若い世代の結婚願望がない事も脳の仕業であり、
世代による価値観の違いではない。。と言う。

あまりにも働き過ぎの状態だと、
脳は個体を守ろうとする。

脳が結婚や出産はリスクが高いと判断し、
結婚という選択肢を選ばせない。

ちょっと前までは
ビビビ!と直感し、ドーパミンが働き恋が芽生えた。
恋愛には脳を麻痺させる力があり、
脳が麻痺し機能しないため、結婚に至るらしい。。

が、状況は大きく変わってしまった。
今はSNSなどで
個人が人から認めらる「承認要求」の部分が脳で満たされてしまう。
SNSの発達が恋愛しなくても十分満足してる…
人といる煩わしさを避けるように脳が仕掛けている。
それは
脳が置かれてる環境を判断し、
運命を操作してる、、という怖い話だった。

ドラマ「家族ノカタチ」と同じだった。
主演の香取信吾・上野樹里の無機質な生活、
自分の時間は自分のためにだけ使う。
一人の気楽さに疑問を持たず、
家族も持ちたくない、、

コメディドラマとなってたが、結構病んでる部分を描いてる。
まだ二話だが、どういう展開にしてゆくのか興味津々なドラマである。



◆三遊亭好楽 
明日やることがある人が、きっと一番幸せなんです。。◆


朝日新聞の日曜版に綴られた言葉だった。
噺家は高座に上がり、人と対面して話す。
お客様の表情や噺に吸い込まれてるのが分かるのだろう。
面白く、ハッとする内容だった。


喫茶店に行くと
モーニングコーヒーを昼までかけて飲んでいるお年寄りを見かける。

急いで飲んだって次にやる事がないんでしょう。
時々、天井をぼぉ…と見たり

それに比べ
借金返さなきゃ、、
病院に行かなきゃなんないし、、
晩の買い物もしなきゃいけないし、、
なんだかんだで忙しい人の方が幸せですよ

お年寄りの人も
なるべく人と会ったり、落語を聴きに外に出て下さい。
ラジオで落語を聴いて下さるだけでもいい!

人の声に耳を傾けると
頭の中で想像が広がりますから、、
脳にとってもいいんだそうです。。


そして
人はためるより残す方がいい。
不義理をせず、困らないだけのお金を持って、
人づきあいをしながら暮らすこと。


言葉の深さと適切さが、心に刺さった。
このブログを毎回書くたびに、いつもヘトヘトになる。
いいと思ったこと、
知ってもらいたいと思ったこと、
言葉を文字に表すのは、しんどい作業…
それでもポツポツ書くのは残したいから。
それで十分だと納得した言葉だった。


**帯表紙 芸人/もりやすバンバンビガロ~~~**

去年、大阪の吉本で観た一番面白かった芸人
「もりやすバンバンビガロ」

プロレスラー「バンバンビガロ」の名前をもじったヘロヘロ芸人。
吉本の大御所や人気漫才師の誰よりも
会場全体を舞台に集中させ、
上演中、泣き続けていた子供たちを大笑いさせたツワモノ。

ヘタレ大道芸は最初の頃とは違い、物凄い進化したヘタレに。
食べ過ぎで壊したお腹を、大笑いで容赦なく揺らした芸人サンデス。



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右脳と左脳を操るオトコたち ゴールデンボンバー鬼龍院 翔 萩本欽一

2015-07-07 13:09:46 | 加圧・健康



◆右脳派。。左脳派。。◆

アナタは右脳派?それとも左脳派?って分けたがる本を見かける。
人は得手不得手があり、どちらかに偏るもの。
右脳・左脳をバランスよく使う人は一流で居続けられる。

ある人のインタビューを見た時、右脳左脳を上手く使ってる!と感じた。

見た目はバリバリの右脳派。。なのに、
とても繊細で頭が良く、ウィットに富んだミュージシャン。
でも
超売れっ子のいわゆるオレ様ではなく、自己分析が鋭すぎて、
ちょっと心が傷み過ぎていた。。。。

ゴールデンボンバーのボーカル鬼龍院 翔さんだ。


↓参照



◆ゴールデンボンバー 鬼龍院 翔 「女々しくて」◆

ゴールデンボンバーを最初に見た時の印象は、
昔風に云えば「一発屋」だと思った。
だが、その昔
サザンオールスターズがデビューした時も、そう思ったワタシ。。
青山学院の留年組が
ドライブ感のあるコジャレた歌詞を早口?で歌うコミックバンド。
すぐに消えるだろうと思ったバンドの曲は、
適齢期のオトナコドモをアッという間に魅了した。
桑田圭祐の詞には、
当時、口に出来なかった隠微で背骨が熱くジレる言葉のオンパレード…
絶対に他言してはならぬイヤラシサを解放してくれた気がした。
桑田クンが歌うと、
人はエロいもの♪ええじゃないか!悶々しようぜ、、
いつもそんな風に聞えたのは、サカリがついていたからかもしれない、、

サザンは一気に1990年代のJ-POPの先人に駆け上がった。

ボーカル鬼龍院クンはサザンの影響を強く受けたという。
自身の作詞作曲「女々しくて」は、
サザンの曲の中で使われてるストリングスアンサンブルを入れたり、
音の切り方を真似たりしたという。

ただ詞に関しては
サザンのダイレクトなエロさと妄想とは違う。
届かない想いの切なさや失恋の傷痕が多い。
決して浮世離れしたことは書かず、共感出来る言葉で綴る。
心の襞のざわつきを表現していて、ジレンマの深い哀愁がある。

ゴールデンボンバーは本人たちも期間限定とか言っていた。
だが紅白も三年連続出場。
度肝を抜く企画力で小林幸子の衣装のように福袋的存在に。。
見る側の印象に残るための鬼龍院クンの戦略は当たり続けている。

そして今現在もインディーズからCDを出している七不思議…
実は、売れればミュージシャンにとってインディーズの方が収益が多い。
更に、鬼龍院クンが企画の主導権を獲っている。
メジャーデビューが全てではないという時代を絵に描いたようだ。
鬼龍院クンの分析力と推論は、時代の先へ先へと向いているのは確かだ。

そしてバンドメンバーもそれぞれ副業を持ち収入的には安定。
鬼龍院クンは
メンバーの皆さんには健康でいてくれればイイ♪とノタマウ。
「ソロになっても、
バンドを超えることは出来ないと気づいてます。。
90年代のJ-POPの心地良さをやり続けたい」

新曲「死んだ妻に似ている」聴いた?
凄く切ない歌なのに、プロモーションビデオはふざけまくり。
鬼龍院クンの心の月と太陽。。
コンプレックスをバネにした素敵な言葉を放つミュージシャンだった。
いつか彼のハッピーな気持ちにしてくれる歌が聴きたいと思う。
彼なら絶対人を勇気づける歌が合ってると信じてるから…


そしてもう一人右脳と左脳の怪物がいた。
欽ちゃんと呼ばれる人だった、、


◆怪物の73歳!駒沢大学一年生 萩本欽一◆

今年晴れて大学生になった萩本欽一さん。
TVで萩本さんのキャンパスライフを公開。
仏教科だからか、同級生の男子学生はキレイな坊主頭。

教室に入ると、
73歳と19歳の学生は出された課題の答え合わせをする。
ボケ防止のためと
大学は行ったほうがいいよ。。母上の言葉が頭の隅にあった。

73歳で受験、しかも3000の英単語を覚えるのは困難だった。
萩本さん独自の覚え方はギャグのように覚えることで忘れない。
発音は無視して受験用に徹した。
ノートは見やすく綺麗、論理的な考え方の人だと伺える。

受験態勢の左脳には
書く・分析力・論理的思考・推論・言語認識力がフル回転。
萩本さんは一日10時間の勉強時間で臨み合格。

十代の同級生と話す声は、エネルギッシュで若々しい。
講義で左脳を使い、右脳でキャンパスライフを愉しむ。
壮年と言われる歳だから、
学ぶ事は愛おしい時間なのではないだろうか。
そして73歳の大学生は素晴らしい怪物クンになっていた。


**gumrieの独り言**

4年前のワタシは完璧な右脳人間だった。
行きがかりで書き始めたブログは、自分を映す鏡になっていた。
鏡に映す自分の世界は、あっという間に底をついた。。

そこからが左脳の出番だった。
使ったことのないつるつるの白い左脳は戸惑った。
探る、考える、まとめるの作業の4年間。。
ボンクラだった左脳だが、今はワタシの良きパートナーになった。

右脳も今大変なんです。
ステップの全く違う三つ同時にやってるから(苦笑)
いつかブログに書くからね♪

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音楽療法はアルツハイマー病に光と愛を射す ドキュメンタリー映画「パーソナルソング」

2015-03-24 10:22:58 | 加圧・健康


◆一通のメール。。ノックされた諦めの心◆


先週、サルサラバーの友人からメールが来た。
『一昨日、音楽の力を知らされたドキュメンタリー映画を観たの。
ホントに素晴らしいので、是非観て欲しいと思いました。
「シネマアミーゴ」と云う、、自宅をカフェにした面白い映画館です。。』
そして友人と共に葉山ランチと映画を観る段取りになった。

そのドキュメンタリー映画は
アメリカの介護施設で実写された「パーソナルソング」
評判も高く、市の小さな映画館は満席に近かったらしい…
なのに、去年わざと避けた映画だった。


「今更観ても、母は変わらない…観るだけ無駄だ」
実家で母に音楽を聴かせたりしてたが、興味はほぼ皆無。
心の奥を微動だに動かすことが出来なかったからだった。

ワタシの心の奥底に、
母のアルツハイマーを諦める覚悟が重く冷たい鉛のようになっていた。
嘆いても、憤っても、元には戻らない現実。。
人としていつまで向き合う事が出来るのだろう?
いつも付きまとうのは、進行のカウントダウンを怖がる黒い気持ち。。
だが友人の言葉に押されるように、、
早朝5時起きて、7時50分に逗子へ向かった。

↓逗子駅の閑静な住宅街にある「シネマアミーゴ」
民家を改装し、一日4本上映。
アンティークな雰囲気のBARとカフェレストランも兼ねている。
大人1500円にワンドリンクがつき、
お好みで日本酒・地麦酒・ハーブティも飲めるのがイイ。



◆音楽療法の底力!映画「パーソナルソング」◆

音楽療法とは、、
アルツハイマー患者に、音楽をipodで聴かせて症状を改善させる。
音楽は患者が好きだった曲や若い頃の曲を聴かせるだけ…
予定では一日二日の収録のはずが、
あまりの効果の凄さ
人として覚醒した患者の愛に溢れる言葉の数々。。
ホントに薬だけに頼る治療でいいのだろうか?
ipod一つがこんなにも威力を発揮してるのに…
ソーシャルワーカーのダン・コーエンは三年という月日をかけ
全米の介護施設に働き掛けた。

1000ドルの薬より40ドルのプレーヤーを!』
たった1分46秒の映像なのに、
音楽で覚醒してゆく患者たちの歓びが伝わる映像です!
失っていた心と生気を取り戻し、家族への愛を語り始める。
アルツハイマーによって感じる孤独感や喪失感から救われていた。

気づけば、ワタシは母の孤独感や喪失感から目をそむけていた。
進行してゆく病気だとしたら、支えは家族の愛情しかないのに、、
まともに映画を正視出来ないかもしれないと予想したワタシ。
朝10時の上映なのに逗子の地ビール「ヨロッコビール」を頼んだ。
ほろ酔いながら観ようという目論見はぶっ飛んだ。
ドキュメンタリー映画の力は、こんな弱っちいワタシにも伝わった。


◆小耳に挟むお話「脳はマンネリ化が大嫌い!」◆

新しい挑戦・新しい知識を増やしたり、
視覚・聴覚・嗅覚・臭覚・味覚を刺激したり、

音楽ならば二つ以上のジャンルの音楽を聴くと脳にはいい!

芸術家のピカソやシャガールは長命で生涯現役だったと言われる。
中高年以降も作風を変えて輝き続けた。
常に新しい事を取り入れ、脳に刺激を与え続けていた。

(脳神経外科医師・医学博士 霜田里絵)


◆逗子の一日♪◆

その日はランチから友人と合流。
葉山ランチのレベルの高さと安さに、たらふく食べつくし。
午後3時上映の「ぼくを探しに」を二人で観にアミーゴへ。
ハーブティーを飲んだ後、友人の寝息を聴きながら鑑賞。

上映終了後、
友人がワタシからストーリーのあらすじを訊き出すも、
クライマックスだけ寝てしまったワタシ。
お互い「眠かったね~」と締め括った。

人は老いてゆく中で覚悟をしてゆく生き物です。
「パーソナルソング」は
音楽によって
愛を感じること
世界と繋がることが出来る

貴女の仰る通りでした。。ありがとう!


**コメントありがとうございます!**


じんさんへ

 俳優 菅田将暉くん情報ありがとう♪
 『暗殺教室』はあの感じですからね~
 予告だけでお腹いっぱいになりました、、
 『そこのみにて輝く』は観てみますね。
 最近、あの中世の騎士のような髪型の菅田くん。
 あれが似合ってる。
 かなり美形だったと気づきました!
 
 『小さなお家』は映画は消化不良だったなぁ~
 

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