SSIC ＠ TAKE OFF 7

昨日は渋谷の TAKE OFF 7 へ
SSIC（シック）
というバンドのライヴを観に行きました。
SSIC は Active Birth のドラマーの shin くん が演っている
もう一つのバンドです。

会場に着いたのは彼らの出番の30分ほど前。
ちょうど
ulma sound junction
というバンドの演奏が始まるところでした。

で、その ulma sound junction の演奏を観たんだけれど、
これはなかなか良かったね。（笑）
モダンへヴィーな曲を演っていて、
中でもボーカル＆ベースの男の子が実に素晴らしい！
歌がとても上手だったんだよ。
曲の構成やリズムアレンジも結構凝っていて、
それでいながらリズムが乱れることもなく
キメもバッチリだったので大変にカッコ良かったね。
ただ、1曲が長過ぎかもしれないけど…。
ちなみに、ギターソロは例によってほとんどなかったね。
どうやら今どきはそういうものらしいです。（笑）

さて、肝心の SSIC の演奏ですが、
残念ながらあんまり良くありませんでした。
なので、演奏終了後、
shin を捕まえてさんざん酷評してしまいました…。（笑）
shin くん、スマン。


話によると、
メンバーのうち、ボーカルとギターの2人は年齢的にも若く、
ライブ経験も今までほとんどないのだそうです。
しかも昨日は SSIC としての初ライヴだったらしいので、
そう考えると仕方がないかもね。
むしろよく頑張ったと言えるかもしれません。

だから、まだまだこれからだよ。（笑）
一応メンバーはみんな本気でヤル気があるそうなので、
めげずにこれからも頑張ってほしいです。


ま、でもね、
まずは曲そのものからしてあまり良くなかったね。
もしJ-POPを自認するのであれば、
もっと良いメロディーを書かなければ
なかなか聴く人の耳には残らないと思うよ。
アレンジやサウンドでごまかそうとするのではなくてね。

でも、アレンジや曲の構成も？な感じだったね。（笑）
コード感がまるっきり感じられなかったり、
リズムアレンジも意図が見えなかったりで、
全体として何を演っているのか良く分かりません！
みたいなところもあったんだよ。
あれではちっとも気分良く聴けないね。
というか、聴いていてちょっぴり不安になりました。（笑）

ボーカルはせっかく高い音が出せるのに
あまりそれが生きていなかったかもね。
声の出し方自体が弱いからでしょうか、
きちんとこちらに伝わってきませんでした。
ピッチもあまり良くなかったしね。
ただし、これはバックの演奏にコード感が無いのも悪いと思うけど。

ギターは部分的には大変に綺麗で良いところもあったよ。
ただし、曲や演奏全体の中での役割を考えると、
あれではちょっとマズイかもね。

バンド全体として感じることは、
自分たちとしてはオリジナリティーを出したいと
思っているようだけれど、
とりあえずはもう少し譲歩して
ある程度オーソドックスな手法を取り入れてみたらどうかな？
ということです。

まあね、少なくともあの状態では完成度が低いよ。
どうにかしないといけないだろうね。


というような具合に酷評してしまいました。（笑）
ホント、すまん。

そういえば昨日の SSIC を観ていてもう一つ思ったことは、
今となっては解散してしまいましたが、
Colorful
というバンドは実によくできていたんだなぁ！
ってことだね。（笑）

SSIC の皆さんも頑張ってください！


ところで、
ライヴ終了後、また渋谷から歩いて帰ってきました。
ちょっとした気まぐれで
いつもと違う道をだいたいの見当で歩いてきたのですが、
おかげでかなり回り道をしてしまいました。
というか、駒場東大前あたりの住宅街の中を
すっかりさまよい歩いてしまいました。（笑）
しかも、夜の10時過ぎにだよ！
バカそのものです。
随分無駄に坂を登ったり下りたりもしっちゃったしさ…。

それにね、
ああやって迷ってあちこち歩いていると
自分の人生と重ね合わせに思えてきて
なんだか悲しくなるのでした…。（笑）



Dazzling M さん、トラックバックありがとうございます。




では、今日はここまで。





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