ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
「ぐだぐだ写真館」、始めました

午後二時、喫茶店にて

2014年03月30日 14時03分40秒 | ルーイ
今座っているこの椅子の後ろには大穴が口を開けているように感じる




二浪目に突入し、足りないものを補うために脳を回していた

この小さな塾で恐らくもっとも効率よく学べているのが自分ではないかという自負と

それで理想は十分に届くのかという疑念とが点滅するなか、

前の講師の言うことを聞き逃さぬよう身体全てを耳にしていた

共有点の個数の求め方が未だ苦手なのかと内心苦笑したとき、

何かを喉で塞き止めたような顔をした女が講師の顔を伺いながら入ってきた





「荷物をまとめて降りてきなさい」





先ほどの言葉の意味を考えながら口には出せないような考えを振り払った

つい昨夜、祖父はお前が受かるまでは死ねんと快活な笑いを聞かせてくれたのだ

そんなはずが、ない






補欠合格してました

大学生になります


上の文章はマジで訃報なのではないかと怯えながら合格の報せを聞きに行ったときの心情です


やったぜ!


でもなんか夢心地なのである