ぐだぐだくらぶ

ぐだぐだと日常を過ごす同級生たちによる
目的はないが夢はあるかもしれない雑記
「ぐだぐだ写真館」、始めました

じじいクエスト「誰がために彼はゆく」

2010年02月18日 00時37分41秒 | 小説
じじい「X、大丈夫か。」

X「う・・・じじい・・・」

じじい「ほら、コウジュンだ。飲め。」

X「す、すまねぇ・・・」

・・・Xは全回復した!

X「じじい、奴は昔の?じゃない。」

じじい「何じゃと。」

X「?の体に魔王が入っている。」

じじい「・・・どんな魔王じゃ?」

X「ん?たしか1万年前に封じられたとか・・・」

じじい「そんなことじゃない!有名なのか?」

X「え?ああ、有名だな。なにしろ封印がやっとの奴だったらしい。」

じじい「・・・X。」

X「なんだ」

じじい「あいつ倒したら・・・伝説になれるかの。」

X「は?何を言って・・・」

じじい「ワシの目的はの。伝説となって墓を建ててもらうことなんじゃー!!」

X「はぁ!?」

X「え?世の中のためじゃなくって?」

じじい「ワシのため」

X「あいつを倒すのも?」

じじい「墓のため」

?「ごちゃごちゃうるさいぞ!かかってこい!」

じじい「X・・・ワシはあいつを倒してワシも死ぬ!」

X(・・・墓のためにかよ)





じじい「?・・・いや、今は魔王じゃな。名を聞こう。」

?「わが名はゾーマ。世界を統べるものだ。」

じじい「では、ゾーマ。墓のために散ってもらう!」

ゾーマ「老いぼれが図に乗るな!」

じじい「ゾーマ。?の記憶にはないのか。戦争の記憶が。」

ゾーマ「何を言ってる。」

じじい「?は知っていたのじゃ。25年前のワシ、戦時中のワシをなぁ!!」

じじい「奥義!!『若かりしあの日』!」

・・・じじいSP50UP!

・・・年齢25DOWN!

ゾーマ「な、なんだこの威圧感は!」

じじい?「今のオレは25年前のオレだ。」

ゾーマ「まずい・・・逃げるぞ!」

じじい?「逃がすか。今ここでお前を殺す!オレの墓の生贄となれ!」

ゾーマ「くっ・・・ダークボール!」

じじい?「あたるか!」

ゾーマ「・・・ふっ」

じじい?「何?・・・はっ!」

・・・ダークボールがXに当たった!

じじい?「X!」

ゾーマ「ハハハッ!」

じじい?「くっ」



・・・魔王は行ってしまった



じじい「X!X!」

X「う・・・」

じじい「おお!生きとるのか!」

X「ああ、なんとかな・・・」

じじい「よかった・・・」

X「じじい・・・」

じじい「お前の墓のために金を使わないといけないのか思うと怖くて・・・」

X「そっちかよ・・・」

じじい「まあいい、せんべい食え。」

X「すまねえ」

じじい「X,一緒にあいつを倒しに行かんか?」

X「いいぜ。お前は命の恩人だからな。」

・・・Xが仲間になった!

じじい(せんべいあげたらついてきた・・・)

X「さあ、いくか。まずはどこへ?」

じじい「そうじゃの・・・まずは武器がほしいのう。」

じじい「あ、その前に、いい加減名前を教えてくれんかの?」

じじい(いちいちシフトキー押すのが面倒だからの・・・)

X「ああ、おれの名前はロクだ。」

じじい「よし、ロク、いくかの!」





じじいステータス
HP10/30
MP0/10
AT25
MA10
DF15
MD15
SP20

持ち物
汚い液体1
ロクの金3万円

必殺技
「雑巾豆絞り」(雑巾装着時のみ)
「若かりしあの日」(SP50UP)






なぜだろう、これを書いてると「若さゆえの過ち」という言葉が頭から離れない。

勢いでやった。Bad Apple祭りを見ながらやった。後悔はしている。ものすごく。

でも変更はしない。


著者:ルーイ