加登労務管理事務所ブログ

法改正から個人的日記までさまざまな情報発信を行います

最近の相談について

2010-05-29 11:34:49 | 労務管理のポイント
今年に入り、以下のような労使トラブルの相談が増えています。

・残業代の支払いについて従業員がクレームを言ってきた
・従業員を解雇したら、不当解雇だと言ってきた
・長期にわたり他の従業員からイジメを受けたが、会社が誠実な対応をしてくれなかった

こうしたトラブル相談に応じる際、私はよく「最悪、裁判になったときには・・」
という表現をするのですが、最近では裁判まで発展する事例が起きています。
東広島市は平和な町だと思っておりましたが・・。

的確な対応をしていなければ、会社側が不利になり、多額の和解金などを請求される
可能性が高まります。

現在はインターネットにより、大量の情報が得られる時代です。
会社の現状が、労働基準法に違反しているかどうか瞬時に調べることが出来ます。
また、会社に対するクレーム(脅し?)も、「内容証明郵便」で送ってくるケースが
増えています。
内容証明の書き方までも、インターネットに載っていますからね。


クレームが入らない組織作りが出来れば、それに越したことはないのですが、
それよりも重要なのは「クレームに対する的確な対応」だと思っています。

トラブルになったとしても、最終的には、心を持った人対人。
会社側の誠実かつ合法な対応により、円満に解決することが多々あります。

眞鍋かをりの訴訟のように、泥沼化になってしまうと、時間と費用を浪費するだけかも
しれませんね。