韓国・慶尚南道

古代の歴史の香り・自然の神秘が残る場所

晋州-晋州城

2010-04-15 10:27:09 | 日記



史跡第118号
石城(周囲1,760m)で築造された晋州城は、晋州の歴史と文化が集約されている晋州の聖地である。本来土城だったが高麗副王5年(1379)に石城に改装した。
文禄・慶長の役の時に晋州牧師キム・シミンが倭軍を大破して文禄・慶長の役の3大勝の中の一つの晋州大勝を成した所であり、倭軍との2次戦争である1593年6月に約7万人の民間軍が最後まで抗争して壮烈に殉節したこの時、論介は賊将を抱えこんで南江に身を投げた場所である。

Tel:晋州城管理事務所 +82-55-749-2480





国立晋州博物館



住所:晋州市南城洞169-17(진주시 남성동 169-17)
Tel:+82-55-742-5951~2
Hp:http://jinju.museum.go.kr

国立晋州博物館は、1984年11月2日に開館し韓国の伝統木造塔を石造建物で形象化したもので建築家キム・スグンの代表作品である。
開館当時、伽揶文化を紹介して、慶南西部地域の考古学籍研究調査を担当する機関だったが、1998年1月文禄・慶長の役時の最大の激戦地である晋州城に位置していることを強点にして、文禄・慶長の役を主題にする歴史博物館として切り替えた。
2001年11月19日、慶南泗川出身の在日韓国人の故キム・ヨンドゥ(1922~2003)の寄贈文化財を展示するために斗庵館を開館した。2008年12月に歴史文化室を新設して慶南地域の歴史と伝統文化を紹介している以外に、企画ショールーム、3D立体映像館、感覚体験室、情報資料室、講堂と観覧客食堂運営及び多様な文化行事を開催することで地域文化を善導する文化中枢機関としての役目を果たしている。


晋州闘牛大会

開催時期
全国大会:毎年5月、10月 全国大会開催
年2回(論介祭、開天芸術祭 期間中)
競技:毎年3月~11月 (毎週土曜日 午後1時30分~6時)
場所:晋州伝統闘牛場(晋陽湖後門)
Hp:http://www.jinjubulls.com
主催:晋州市、韓国民俗闘牛協会晋州市支会
主要行事:闘牛大会と各種イベント行事
イベント行事内容:歌手招請公演、牛車体験、景品抽選



晋州の闘牛大会は新羅が百済と戦って勝利した戦勝を記念して開催されたという説があるほど晋州は闘牛大会のメッカである。昔は闘牛があると晋州は砂ぼこりが立ち込め、闘牛が行われる期間中はぶつかり合う牛たちが砂ぼこりを起こし、数万の群衆の喊声は空高くまで響き、夕方頃になると闘牛を見ながらマッコリを飲む人々で賑わったと言われている。
このように晋州の闘牛は、厳しい時代を忘れさせる大衆の娯楽であった。



晋州闘牛大会は毎年年2回開催(論介祭、開天芸術祭)され、特に10月の開天芸術祭期間中に開催される闘牛大会には全国から数万人の闘牛ファンが訪れ、晋州の新しい観光商品としても脚光を浴びている。

また、晋州市では闘牛の昔の名声を取り戻し、晋州を訪れる観光客のために見所を提供して行こうと晋陽湖前に50,648㎡、客席3,000席規模の円型競技場である晋州伝統闘牛場を建立して2006年4月から毎年(3月-11月)土曜日に闘牛大会を開催している。







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