感染性心内膜炎に化膿性脊椎炎が合併する頻度は約10-15%と言われます。
化膿性脊椎炎は一般的に強い腰痛や背部痛を伴うため、見逃すことは少ないと思います。MRIでT2強調画像で脊椎がHigh Intensityに描出されれば強く疑います。確定診断は、生検で脊椎組織に感染所見を確認し、菌種の同定も行う事になります。化膿性脊椎炎は高熱を伴うとは限らず、比較的持続する微熱程度ということもあります。しかし、高熱がみられなくても血液培養で細菌が陽性であることも少なくありません。治療は基本的に感染性心内膜炎と同じく。数週間の抗生物質治療を継続することです。
見逃してはいけないのは、化膿性脊椎炎に細菌性心内膜炎を合併していることがあるということです。必ず、心エコーで確認する必要があります。強く疑う場合は経食道エコーが必要です。特に皮膚に細菌性塞栓症(Osler結節)を伴う場合は早急に検査が必要です。
化膿性脊椎炎は一般的に強い腰痛や背部痛を伴うため、見逃すことは少ないと思います。MRIでT2強調画像で脊椎がHigh Intensityに描出されれば強く疑います。確定診断は、生検で脊椎組織に感染所見を確認し、菌種の同定も行う事になります。化膿性脊椎炎は高熱を伴うとは限らず、比較的持続する微熱程度ということもあります。しかし、高熱がみられなくても血液培養で細菌が陽性であることも少なくありません。治療は基本的に感染性心内膜炎と同じく。数週間の抗生物質治療を継続することです。
見逃してはいけないのは、化膿性脊椎炎に細菌性心内膜炎を合併していることがあるということです。必ず、心エコーで確認する必要があります。強く疑う場合は経食道エコーが必要です。特に皮膚に細菌性塞栓症(Osler結節)を伴う場合は早急に検査が必要です。