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お役所の意識改革2

2007-06-06 16:38:30 | 社会改革の提言
お題とは・・・関係あるような、ないような話を一つ・・・

今日6/6の日経一面に、「支給漏れ年金の税 減免」という見出しで、
「政府・与党は五日、公的年金保険料の納付記録に不備が判明し、年金の時効の五年より前にさかのぼって支払う場合、その部分の年金は非課税扱いにする方針を固めた」
・・・とある。

「今回の年金支給漏れ問題は政府の責任が重いと判断し、税制面でも配慮する。」


政府の責任、社会保険庁の責任だって言うならば・・・
なんで???なんで税金で・・陳謝の気持ちを表すの????
(国民感情とすれば、又は民間常識とすれば、政府関係責任者と社会保険庁の職員の減給のはずですが・・・なんで、そういう発想になるの??)

こ・れ・が・・・役人根性っていうやつなの!

税金は国民のもの!
他人のものを使ってあやまることになりますよ
税金は政府と役所の所有物という意識が、アリアリと見えますねぇ・・・

ずさんな記録管理が原因で支給漏れになっていることと、所得に対する税は、全く別の問題です。
支払うとすれば、延滞利息だろう・・・ということは、常識で判断できる。

年金の時効が5年で、徴税の時効も5年だというならば、年金支給の時効だけ廃止すると言えばいいだけの話ですよ。
(そのそも支給の5年時効という法律の根拠は一体何なんだか不明です。年金制度のそもそもを考えても不思議でならない)

税金を免除する、などと「免じてつかわすのでありがたく思え」的な武家社会を引きずる、恩着せがましい用語を使わなくても・・・

そうは言っても、実際に個別では複雑な所得と税の計算になる場合も想定できますから・・・
まぁ・・・その問題に気がついているだけマシだけど、「言い方」に注意して処理することですね・・・

少なくても、責任を感じて免税扱いとするということでは絶対に・・・ない!

・・・だよね?

(※記事は新聞記者のレンズを通じての文章だから、公式な文章であるとは思ってはいません。念のため。)