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今年の梅毒感染者が5000人を超える、1973年以来

2017-12-03 | 健康・病気
 国立感染症研究所の集計(速報値)で分かった、今年の梅毒感染者が11月19日時点で、5,053人に達した(11月28日発表)。年間で5,000人を超えるのは、1973年の5,281人以来だ。
 梅毒は主に性交渉によって感染拡大し、感染から数カ月後には全身に赤い発疹が出ることもある。早期の薬物治療で完治するが、放置すると脳や心臓に重大な合併症を引き起こすほか、妊娠中の女性が感染した場合は死産や早産、奇形など先天梅毒の恐れがある。
 1993年以降は400~800人台で推移していたが、2011年から増加に転じた。2016年は4,559人に上り、うち7割が男性だった。
 都道府県別で、東京が1,561人と突出。大阪703人、愛知310人、神奈川286人、福岡202人などと続く。
 ◆日本での梅毒
 日本で梅毒が初めて記録(三条西実隆の「再昌草」)されたのは、1512年。ちなみに鉄砲伝来は1543年。
 梅毒の起源は、コロンブスがアメリカからヨーロッパに持ち込んだというのが通説。第1回航海で、1493年にバルセロナ全市で流行。1495年、傭兵にいたスペイン人からイタリア人に感染、ナポリで大流行し、梅毒はヨーロッパ全域に広がった。大航海時代の16世紀の初めに中国の広東に達し、日明貿易や和冦経由で日本に梅毒が伝来した。

 朝から晴れた。少し暖かく、最高気温13℃と10℃超え。
 住宅地で、垣根に使っている””ツワブキ”に花が咲いている。寒さが増しているから、もうお仕舞かな。
 ”ツワブキ”は、数少ない秋~冬にかけて花を咲かせる草花である。キク科の花なので、菊様の黄色い一重の頭花である。葉は大きくて形はフキ(蕗)に似ており、葉色はとても艶々(つやつや)している。名(ツワブキ)の由来は、このツヤ(艶)のあるフキ(蕗)の様な葉からツヤバブキ(艶葉蕗)→ツヤブキ→ツワブキとなった。葉に厚みがあるので「厚葉蕗」→ツワブキとなった説もある。
 葉が大きくて艶があり、観葉植物となっているが、”ツワブキ”の花も良い。葉には、斑(黄斑)が入っているものや、白斑葉、縮葉などもあると言う。因みに、葉や根茎に強い抗菌作用がある成分(ヘキセナール)を含んでいるので、湿疹・切り傷・火傷などに効果がある(葉を火で炙り、刻んで用いる)と言う。因みに、早春の若葉はお浸しで美味しい、とか。
 ツワブキ(石蕗、艶蕗)
 キク科ツワブキ属
 常緑多年草(宿根草)
 開花時期は10月~12月
  (初冬の季語になってる)
 花は菊様で、花色は鮮やかな黄色
 花が終わるとタンポポに似た種ができる


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