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環境省はラサール条約に志津川湾と葛西海浜公園の登録を推薦

2018-10-05 | 環境
 環境省は、ラムサール条約に、宮城県南三陸町の志津川湾と、東京都江戸川区の葛西海浜公園の登録を推薦すると、中央環境審議会野生生物小委員会に報告した(10月2日)。
 21日(日本時間)からアラブ首長国連邦のドバイで開かれる締約国会議で認定証が授与される見通し。登録されれば国内の登録湿地は52ヵ所(15万4696ヘクタール)になる。
 〇志津川湾は面積約5793ヘクタール。国天然記念物のコクガンが越冬するほか、アマモなどが生育する藻場として保全する価値が高いと判断した。
 〇葛西海浜公園は面積約367ヘクタール。スズガモやマガモなど2万羽以上の渡り鳥が飛来する都会の湿地として知られ、登録されれば東京都では初めてとなる。ただ一部の地元民間団体は鳥の食害で貝が減少するなどとして反対している。
 ★ラムサール条約
 イランのラムサールで開催(1971年)された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択された。この条約は開催地にちなみ、「ラムサール条約」と呼ばれる。条約の目的は、「特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進すること」である。2017年の「世界湿地の日」(2月2日)時点で2260か所、面積は合わせて2億1500万ヘクタール。

 今日は晴れ。台風25号が接近しているので、今日まで晴れ、明日からは雨~曇り。風・雨が心配。
 垣根に被さるように、””アレチウリ”が繁茂している。花だけでなく、実も付いている。”アレチウリ”は雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花が別々)で、両者が見える。雄花は雌花より2~3倍程大きく、10個位集まる合弁花である。雌花序は淡緑色の雌花が球状に20個位密集している。
 花や葉は”ウリ”であるが、果実は小さく毛が密集し、これが沢山纏まっている。ウリ科のツル植物で1年生草本、北アメリカ原産の帰化植物である。繁殖力が旺盛であり、生態系に大きな影響を与える(他の植物を覆い、枯らす)。特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)に選定されている。
 アレチウリ(荒れ地瓜)
 ウリ科アレチウリ属
 雌雄同株であるが、雌雄異花(雌花と雄花が別々)
 つる性一年草
 北米原産の帰化植物
 開花時期は8月~10月
 両花とも球形に纏まった花序(かじょ、枝での花の配列状態)
 雄花は径1cm位、雌花は径3~4mm位
 果実1つは長さ1.5cm~2.0cm程で白い毛に覆われた小さな金平糖様



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