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スモークツリーに花が咲いた

2017-06-21 | 園芸
 今日の午前は晴れ、午後から雨。少し強い雨かな。
 午前の散歩。住宅地を通る道で見た”スモークツリー”。玄関前に植えられている。羽毛の様な花柄が”スモーク”で、触ると柔らかいフワフワした綿毛の感じである。羽毛の様な花柄は不稔花(ふねんか)が、糸状に伸びたもの。花も見え、径3mm程の小さな花だ。
 名(スモークツリー:煙の木)の由来は、不稔花の花柄が開花後に細長く伸びて、全体がもやもやとスモーク(煙)のようにみえるから。和名は”ハグマノキ(白熊の木)”で、花穂の様子をハグマ(ヤクのしっぽの白毛)で作られた仏具の払子(ほっす)に見立てた。
 スモークツリー
 別名:煙の木(けむりのき)、霞の木(かすみのき)、白熊の木(はぐまのき)
 ウルシ科ハグマノキ属(コティヌス属)
 落葉中低木、雌雄異株
  煙状となるのは雌株。雄株は花序が短く、煙状とならない。
  雌株の花後、不稔花(タネを作らない花)の花柄が伸びて羽毛の様になる
 原産地はヨーロッパ南部~中国南部
 開花時期は6月~7月
 花も少し付き、実も成る


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