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北極海のニシオンデンザメは400歳、脊椎動物で最長寿か

2016-08-13 | 生物
 コペンハーゲン大学の研究員ユリウス・ニールセン氏らの国際研究チームが、科学誌「サイエンス」に発表した(8月12日)。北極海などに生息する大型のサメ「ニシオンデンザメ」が400年近く生きることがわかった。脊椎動物としては最も長寿と言う。研究は、別の種の魚を狙っていた漁師が意図せずに捕獲したニシオンデンザメの雌28匹の眼球の水晶体に、放射性炭素年代測定法を適用した結果によるもの。
 ニシオンデンザメの成長スピードは1年で約1cm非常に遅く、長寿であろうと推測されていた。魚類の年齢測定は、頭部にある耳石(独特の溝と模様(輪紋)がある)を調べる。しかし、サメは軟骨しかもたないため、従来の方法では簡単には寿命を分析できなかった。ニールセン氏らの研究チームは、ニシオンデンザメの目の水晶体に含まれる放射性炭素の量から誕生年代を測定する方法で、寿命を推測した。
 これによると、ニシオンデンザメの平均寿命は少なくとも272歳とわかった。研究対象の中で体が大きかった全長が4m93cmの個体が335歳、5m2cmの個体が392歳と推定された。
 これまで脊椎動物の中では、ホッキョククジラが150年~200年程生きる最長寿とされていた。
 ◆ニシオンデンザメ(学名:Somniosus microcephalus)
 学名:Somniosus microcephalus
 英名:Greenland Shark
 分類:魚類・板鰓亜綱・ツノザメ目・オンデンザメ科
 生息地域:北極海、北大西洋
 全長:最大7m
 北極海に棲む唯一の大型のサメ。深海(水深1800m)にまで生息。
 体形は筒状で、短く丸い口吻、背ビレ・尾ヒレとも小さい。
 泳ぐ速度が遅く、世界一のろまの魚とも言われる。

 畑に行ったら””バジル”に白い小さな花が咲いている。虫除けにトマト株の間に植えたもので、今の所虫よけになっている。”バジル”には150種の栽培品種があると言われ、これは良く知られる”スイートバジル”。ハーブの一種で、スパイス(香辛料)として”ブッシュバジル”とともに良く使われる。”バジル”の葉はイタリアン料理に良く使われ、トマト・オリーブオイルと相性が良い。
 ”バジル”の和名は目箒(めぼうき)。グルコマンナンを含む”バジル”の種を水に浸すと30倍程に膨張し、半透明の白っぽいゼリー状の物質で覆われる。名の由来は、そのゼリー状の物質が目薬となり、目のゴミを取り除く事から。
 バジル(スイートバジル)
 別名:目箒(めぼうき)、バジリコ
 シソ科メボウキ属(オキマム属)
 多年草(日本では越冬できないので一年草扱)
 原産地はインド・アフリカ
 (インド、ネパールでは神聖な植物とされる)
 中国から江戸時代に渡来
 開花時期は6月~10月


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