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簡便・無痛・高精度な乳がん検診、日立が新型検査装置開発

2017-05-26 | 健康・病気
 日立製作所は、簡便・無痛・高精度で乳がんを検診できる技術を開発したと発表した(5月24日)。
 乳がんは世界の女性のがん罹患数第1位である。治療には早期発見が重要である。現在の乳がん検診は、マンモグラフィ(乳房エックス線撮影検査)や超音波により行われている。マンモグラフィ検診では微量の放射線被ばくや痛みを伴い、若年層やアジア人に多い高濃度乳腺の場合には腫瘍の検出感度が低いことが課題である。超音波検診では1方向から照射するため、検査者の熟練度により腫瘍の検出感度が異なることが課題となっている。
 開発した装置は、受診者はベッドにうつぶせになり、穴が開いた部分から乳房を検査容器に入れて超音波を360度の方向から照射、乳房を囲むようにリング状の装置が上下し、3次元でスキャンする。これで、音波の速度などから腫瘍の有無や特性を判別できる。測定時間は1分ほどで済み、精度も高いという。4月から北海道大学病院と共同研究を始めており、2020年ごろの実用化を目指す。

 朝から曇り。夕方には雨の予想。気温は、最高気温18℃ほど。
 街に出かけたら、道の植栽地の”ユリノキ”に花が咲いている。木はとても高く、花は上向きで咲いているので全体の花姿は見られない。道行く人、上を見上げる人はほとんどいない!。
 開花は5月から6月で、チューリップの様な花が咲く。秋には黄葉して見事な景色となる。木の特徴から、別名に、ハンテンボク(半纏木: 葉の形が半纏に似ることから)、レンゲボク(蓮華木:花が蓮の花を思わせることから)、チューリップツリー(花がチューリップを思わせることから)などがある。
 ”ユリノキ”は”フウ(楓:マンサク科フウ属)”と”イチョウ(銀杏・公孫樹:イチョウ科イチョウ属)”と並んで、”生きている化石”と呼ばれる。ユリノキは、白亜紀(凡そ1億4550万年前~6550万年前、恐竜が繁栄)にはすでに生育しており、被子植物の誕生頃の姿を留めているからである。
 ユリノキ(百合の木)
 別名:半纏木(はんてんぼく)、奴凧(やっこだこ)の木、軍配(ぐんばい)の木
   チューリップツリー
 モクレン科ユリノキ属
 落葉広葉樹、高木
 北米原産で明治時代初期に渡来
 開花時期は5月~6月
 花径は5cm~6cm、黄緑色のチューリップに似る


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