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直径約130mの小惑星が地球とニアミス、数日前まで気付かない

2019-07-30 | 天文
 直径57m~130m(概ね427フィート:約130メートル)の小惑星が7月25日、地球から4万5000マイル(約7万3000Km)程の距離を通過した。
 「2019 OK」と名付けられたこの巨大な小惑星は、オーストラリアの現地時間7月25日に地球から4万5000マイル(73,000Km)の距離まで接近していたという。「2019 OK」は地球に最接近した際には双眼鏡だけで観測できるほどの光を放っていたが、2日~3日前は、その1000倍もぼやけており観測が難しかったこと、火星近くの小惑星帯から猛スピードで接近していたことなどから、発見から発表までが非常に遅くなってしまった、と言われる。月と地球の間が、384,400Km離れていることを考えると、かなり地球に接近していたと言える。
 研究機関によって地球の脅威となる可能性がある小惑星は常に監視されている。NASAをはじめとする宇宙機関は、地球周辺に接近する「地球近傍天体(Near-Earth Objects)」がないか常に監視している。「2019 OK」は米国とブラジルの研究者らが地球に最接近する数日前になって発見した。そしてその発表自体が最接近の直前となったことが世界を驚かせた。
 2013年にロシア・チェリャビンスク州に落下した隕石は、20mの大きさだったが、衝撃波によって近隣の建物のガラスを粉砕し、1000人以上が怪我をした。「2019 OK」はその倍から6倍以上の大きさとみられており、これが地球に落下した場合の被害は恐るべき規模になっていたと、豪モナシュ大学の准教授マイケル・ブラウンは‘The Conversation‘にて説明している。

 天気は晴れ、快晴だ。昼頃に、東北南部が梅雨明けした・・平年より大分遅いが嬉しい。
 玄関前のお庭で、”ノウゼンカズラ(凌霄花)”の花が咲きだした。よじのぼり型つる性木本なので、木(梅の木?)に絡み、木を隠すようだ。花序は通常垂れ下がり、花は横向きに咲く。花は大きく、広い漏斗形の花冠で、径6cm位である。
 名(ノウゼンカズラ:凌霄花)の由来に、漢名の「凌霄」の字音「りょうしょう」が転じて「のしょう→のせう」、のせうかずら→ノウゼンカズラとなった、の説がある。
 因みに、鉢植えなどでの”ヒメノウゼンカズラ”はノウゼンカズラ科テコマリア属と別属である。
 ノウゼンカズラ(凌霄花)
 英名:Trumpet creeper、Trumpet flower
 学名:Compsis grandiflora
 ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属
 落葉つる性木本
  (気根を出し樹木などに付着する)
 原産地は中国、日本には平安時代(9世紀頃)に渡来
   古くから薬として使われていた
   (漢方薬では花・樹皮を利尿・通経で利用)
 開花時期は6月~9月
 花は茎の先に房状花序を付け、花冠はラッパ型で先が5片に裂けて開く
 花色は濃く鮮やかなオレンジ色
 結実はほとんど見ない


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