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2017年、日本酒が過去最高の輸出総額を記録、昨年の1.2倍

2018-02-22 | 社会・経済
 日本酒造組合中央会は、財務省貿易統計による数値に基づき、2017年度(1月~12月)の日本酒輸出総額を発表した。日本酒輸出総額は、総額186億7918万円(昨対比119.9%)である。数量では、23,482kl(一升瓶に換算すると約1300万本)。8年連続で最高額を更新している。因みに、10年前からは、265%アップである。
 輸出先の、金額・数量とも第1位はアメリカで、次に韓国・中国・台湾・香港とアジア諸国入っている。中でも、中国は昨対から金額・数量とも急上昇し、10年前と比較すると 1,620%(金額)である。
 ◆2017年日本酒輸出額 金額:百万円(キロリットル)
 1、アメリカ 6039(5780) 前年比 116.2%
 2、香港   2799(1907)     106.4
 3、中国   2660(3341)     183.5
 4、韓国   1864(4798)     119.3
 5、台湾   948(1985)      101.9

 今日の天気は晴れ。でも、なんとなくスッキリしない気候だ。
 散歩道沿いのお庭で、”マンサク”に花が咲いていた。開花日は、概ね2月末~3月始めだから、平年並みの開花かな。”マンサク”の語源に、「春に先駆けて咲く・・まんず咲く」とある。まだまだ寒い季節だから、春が期待される花かな。
 花が黄色(黄金色)で、枝に沢山咲くので”豊年万作の縁起担ぎ”からの説もある。因みに、名に”マンサク”と付く”ベニバナトキワマンサク””トキワマンサク”はトキワマンサク属であり属が異なる。
 ”マンサク”は花は葉が出る前に咲き、枝の一か所に数個纏まり、花は強く香る。マンサクよりも花が一回り大きく黄色が濃い”シナマンサク”があるが、こちらは開花がマンサクより1ヶ月程早く、枯葉を付けている事が特徴である。
 マンサク(満作、万作)
 学名:Hamamelis japonica
 英名:Japanese witchhazel(魔女の榛:はしばみ、との訳)
 日本の固有種
 マンサク科マンサク属
 落葉小高木
 開花時期は1月~3月
 花弁は鮮やかな黄色で長さ十数mmの細長く縮れたひも状、内側は帯赤紫色
 果実は蒴果(さくか)で1cm程の卵状球形、光沢のある黒い種子を含む


2017年の特殊詐欺被害は390億円、件数は1万8千件と増加

2018-02-09 | 社会・経済
 警察庁は、2017年に全国の警察が認知した振り込め詐欺などの特殊詐欺は1万8201件(前年比28.6%増)で、7年連続で増加したと発表(2月8日)。被害総額は約390億3000万円(前年比4.3%減)と3年連続で減少した。手口別では、「おれおれ詐欺」・「架空請求詐欺」がそれぞれ約1.5倍に急増した。
 被害者は65歳以上が全体の72.3%。女性が72.4%、男性が3割弱だった。
 被害の手口別では、
 ▽オレオレ詐欺
  8475件(前年比47.3%増)、被害額203億4000万円(前年比21.7%増)
 ▽有料サイトなど情報サービスの利用料金などを求める架空請求詐欺
  5754件(前年比53.8%)、被害額127億9000万円(前年比19.2%減)
 ▽「医療費の払い戻しがある」などとだます還付金等詐欺
  3137件(前年比14.8%)、被害額35億9000万円(前年比15.8%減)
 以上の三つの手口で認知件数の95%、被害額の94%。
 被害は都道府県による増減の差も大きい。愛知など5県は被害額が前年の半分以下だったが、東京・埼玉・千葉・神奈川・京都・福岡など16都道府県は被害額、認知件数ともに増えた。
 認知件数は統計を始めた2004年の2万5667件をピークに、10年に3分の1以下の6888件に減った後、再び増加。被害額は過去最悪の565億円だった14年から減り、17年は実際に被害の出た約1万7千件で1件当たりの被害額が26.3%減の226万円だった。

2017年の世界自動車販売実績で、独フォルクスワーゲンが2年連続で首位

2018-01-31 | 社会・経済
 2017年の自動車大手の自動車販売実績が、出そろった(1月30日)。
 独フォルクスワーゲン(VW)が中国など新興国の成長を取り込み、2年連続で首位となる。
 日産自動車グループ(仏ルノーと、三菱自動車を傘下に収めた3社連合)が前年の3位から2位に浮上した。
 トヨタ自動車は、中国市場でライバルに後れを取り6年ぶりに3位に後退した。
 因みに、世界の自動車市場は米ゼネラル・モーターズ(GM)が2007年まで77年間、販売首位に君臨していた。リーマン・ショックが起こった2008年にトヨタが首位となった。近年はVWとトヨタが1000万台前後で首位を競う構図が続いていた。
 ○独フォルクスワーゲン(VW)
 2017年の世界販売台数は、1074万1500台(16年比4.3%増)と過去最高。
 シェア首位の中国で5.1%伸び、年間販売台数を20万台強上積みした。新興国も好調で、ロシアは14.8%増、ブラジルも19.5%増だった
 ○日産自動車グループ(ルノー・日産・三菱自連合)
 2017年の世界販売台数は1060万8366台(前年の996万台から増)。
 2016年に日産が34%を出資した三菱自も貢献し、初めて年間販売台数が1000万台を突破した。
 小型セダンが好調な日産の中国販売が12.2%増え、日本メーカーで中国首位となった。ルノーは欧州や中南米に加え、アフリカや中東、インドで販売台数を伸ばした。三菱自も強みの東南アジアなどで台数が伸びた。
 ○トヨタ自動車
 2017年の世界販売台数は1038万6000台(前年比2.1%増)。世界で1023万台を販売した14年以来、3年ぶりに過去最高を更新したが、順位は16年の2位から後退した。
 中国販売の伸びが8万台弱にとどまるなど新興国における成長力で上位2社と差が開いた。トヨタ単体の世界販売の4分の1を占める米国でも得意とする乗用車の市場が縮み、0.6%減と2年連続でマイナスとなった

株式時価総額1兆円企業が過去最多の152社

2018-01-29 | 社会・経済
 株式時価総額とは、ある上場企業の株価に発行済株式数を掛けたものである。一般に、企業の利益や資産が大きいほど時価総額も高くなる。株価は時に過大・過小評価される場合があるが、時価総額は企業尺度・企業の実力・市場の期待値を反映した尺度の一つと言える。
 昨年10月に、東証1部の上場企業数(外国企業を除く)は2029社と96年12月5日時点から約6割増え、時価総額も635兆円と約270兆円増と約7割増えた。
 企業の規模を見ると、1月26日時点で時価総額が1兆円以上の日本企業の数(1兆円クラブと言う)が増えており、1年前に比べ29社増え152社となった。「1兆円クラブ」の社数は、東京証券取引所上場企業全体の4%に相当する。
 しかし、海外市場と比較すると日本企業は見劣りする。「1兆円クラブ」の米国企業は600社(ニューヨーク証券取引所とナスダック合計)近くで、全体の14%を占める。欧州市場(取引所大手ユーロネクスト)は約90社で、全体に占める比率は12%。中国市場(上海・香港など)の「1兆円クラブ」の企業は比率は4%で日本と同水準だが、社数は約230社と日本を超えている。スマートフォン決済で成長する騰訊控股(テンセント)など時価総額が10兆円を超える企業も多数ある。
 ◆時価総額上位 (2015年6月30日時点)
 出典元: フィナンシャル・タイムズ・グローバル500
 順位 企業名 国・地域  主な産業       時価総額(百万米ドル)
 1、アップル  米国    ハードウェア&機器  724,773.1
 2、エクソンモービル 米国 石油・天然ガス    356,548.7
 3、バークシャー・ハサウェイ 米国  保険    356,510.7
 4、アルファベット 米国 ソフトウェア&コンピュータサービス 345,849.2
 5、マイクロソフト 米国 ソフトウェア&コンピュータサービス 333,524.8
 6、ペトロチャイナ 中国 石油・天然ガス     329,715.1
日本(国内全市場における時価総額 2015年12月2日終値ベース)
 順位 企業名   主な産業  時価総額(百万円)
 1、トヨタ自動車 輸送用機器   26,103,140
 2、三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行 11,456,935
 3、NTTドコモ   通信           9,897,783
 4、日本電信電話(NTT) 通信        9,880,307
 5、日本たばこ産業(JT) 食料品      8,896,000

昨年1月~11月の110番通報は828万件、緊急性がない通報は162万件

2018-01-10 | 社会・経済
 1月10日は「110番の日」である。110番の適切な使用を推進しようと、1985年(昭和60年)に警察庁が定めた。
 警察庁の統計によると、ここ10年の110番通報の受理件数は900万件前後であり、平成27年は約923万件だった。これは約3.4秒に1回、国民約13.8人に1人の割合で通報したことになる。
 昨年(2017年)1月~11月に全国の警察が受理した110番通報は828万2235件で、前年同期より13万7503件(1.6%)減少した(1月10日、警察庁のまとめ)。このうち携帯電話やスマートフォンからの通報は全体の71.5%となる592万1703件で、割合、件数ともに過去最多だった。
 事件や事故で緊急対応を要する内容は全体の80.4%の665万5309件。
 内訳は、
  交通事故・違反などの「交通関係」:275万2527件
  犯罪に関する参考情報や不審者情報などの「各種情報」:120万3834件
  最も増えたのは「災害関係」:6万8999件(4901件(7.6%)増)
 緊急性がない通報や「交際相手がほしい」などのそもそも警察が対応する必要がない通報は、162万6926件(21万4831件(11.7%)減った)。このうち、いたずらなどの「虚報・誤報」が15万7687件。警察庁は、緊急性のない場合は相談専用ダイヤル「#9110」番を利用するよう呼びかけている。

 今日の午前は雨が止んだり降ったり。午後からからは晴れが多くなる。
 日の出の頃は、雨が止み、日の出が見えた。

2017年の交通事故死は3,694人、過去最少の1949年(3,790人)を下回る

2018-01-07 | 社会・経済
 警察庁のまとめで、2017年の全国の交通事故死者は3,694人で、前年より210人(5.4%)少なかった(1月4日)。これまで最少だった1949年(3,790人)を68年ぶりに下回った。過去の最高は、1970年の16,765人。
 全国の交通事故死は上半期(1~6月)に1,675人で、前年同期から8.3%減となっており、下半期(7~12月)も2,019人と2.8%減だった。死者のうち65歳以上の高齢者は2,020人(全体の54.7%)で、前年より118人(5.5%)減った。飲酒運転による死亡事故は201件で、前年より12件減へり、1993年の1,480件をピークに減少傾向である。因みに、交通事故死者数は1948年から集計している。これまで最少だった1949年は全国の自動車保有台数が約30万台で、現在の約8100万台の0.4%程である。
 都道府県別の死者数は、愛知が200人で15年連続のワースト1、埼玉177人、東京164人と続く。
 政府は2020年までに年間の死者を2500人以下とする数値目標を掲げている。警察庁は高齢者の事故防止対策を強化するなどして目標達成を目指す。

 今日の天気は、朝から晴れ、雲が少ない快晴だ。気温は、最高気温6度・最低気温-1℃の予報。寒いね。
 正月7日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)・七草の節句。朝に無病息災を祈って、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れて炊いた粥(七草粥)を食べる。この行事は、平安時代から始まり、室町時代の汁物を原形とし、江戸時代より一般に定着した。
 お店でセットとなった「春の七草」(宮城県蔵王町 春の七草保存会)を購入し、七草粥を作る。
 ◆春の七草
 セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
 ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
 ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
 ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
 ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
 スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
 スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科


10月の衆院選、18・19歳の投票率は40%、全体の投票率は53%

2017-12-27 | 社会・経済
 総務省は、10月22日に投票の衆院選で、18~19歳の投票率が40.49%だったと発表(12月26日)。有権者全体の投票率は戦後2番目に低い53.68%だった。
 国政選挙の選挙権が「18歳以上」に引き下げられたのは昨年(2016年7月10日投票)の参院選が初めてで、10月の衆院選は全国一斉の国政選挙としては2回目となる。参院選における18~19歳の投票率は46.78%(18歳は51.28%、19歳は42.30%)だった。
 総務省は20歳以上の年齢別投票率も一部の有権者を抽出して調査した。年齢が上がるにつれて投票率が高まる傾向にあった。
 18~19歳は40.49% 20代に比べると投票率が高い
 20~24歳は30.74%
 25~29歳は36.90%
  ・
 60~64歳は70.33% 60代・70代は7割を超える
 65~69歳は73.42%
 70~74歳は74.16%
 75~79歳は70.26%
 ◆10代の投票率
 2017年衆院選(10月22日)
 全体    53.68%
 18~19歳  40.49%
  うち18歳 47.87%
  うち19歳 33.25%
 2016年参院選(7月10日)
 全体    54.70%
 18~19歳  46.78%
  うち18歳 51.28%
  うち19歳 42.30%

 朝は雲があったが雪は降っていない。朝日がぼんやりと見える。
 15時頃までは雪、時々雪が止む。風が強く、道がホワイトアウトとなる。


2017年の出生数は94万人と2年連続で100万人を下回る

2017-12-23 | 社会・経済
 厚生労働省は、2017年の人口動態統計の年間推計を発表した(12月22日)。国内で生まれた日本人の赤ちゃんは94万1千人で、100万人を2年連続で下回った。統計を始めた1899年(明治32年)以降、最少となるようだ。死亡数は戦後(昭和20年、1945年)最多の134万4千人となり、出生数が死亡数を下回る「自然減」も初めて40万人を超る。
 日本人の出生数は、1947~49年生まれの団塊世代で、49年には最多の269万6638人を記録した。1953年からは100万人台で推移し、1971~74年に生まれた団塊ジュニアの時期に200万人台に回復したが、その後はほぼ一貫して減少した。
 資料:厚生労働省「人口動態統計」 (内閣府のHPから)

 少子化の影響で20~30歳代の女性の数が減り続けているのが主な要因で、今後も出生数は減る見通し。女性が一生で産むと見込まれる子どもの数を示す合計特殊出生率も、2016年は1.44と人口を維持できる2.07を大きく下回る。
 社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の人口部会では、将来推計人口を公表した(4月10日)。
 50年後の2065年の日本の人口が8808万人になる。
 安倍政権が掲げる50年後の人口1億人維持へのハードルは高い。「超高齢化社会」を乗り切るには、現役世代の所得増や女性や高齢者の働き手を増やす環境づくりといった社会保障を支える側を強化する政策の推進も必要、と言う。

 今日(12月23日)は天皇誕生日。国民の祝日で「天皇の誕生日を祝う」。
 玄関前の門柱の傍に”アリッサム(スイートアリッサム)”が咲いている。開花期間が長く、早春から晩秋まで咲いている様に見える。小さな花が球状に纏まり、この球状花が集合し、這うように広がって咲いている。花には甘い芳香があり、スイート・アリッサム(Sweet alyssum)と呼ばれる。
 花はアブラナ科に特徴の4弁花。花色には白花が多く、ピンク・赤・紫などもある。
 スイートアリッサム
  (Sweet alyssum、Alyssum)
 別名:庭薺(にわなずな)
 流通名はアリッサム
  (アリッサムとして栽培されているのはロブラリア・マリティマの園芸品種)
 アブラナ科ロブラリア属
 多年草、園芸では1年草と扱う
 地中海沿岸原産、渡来時期は不詳
 開花時期は3月~6月と9月~11月


ボタン電池を乳幼児が誤飲、5年間で939件

2017-12-22 | 社会・経済
 電池工業会による初の全国調査で、「玩具や体温計などに広く使われているボタン電池を乳幼児が誤飲する事故が、2011年~2015年の5年間に939件あった」ことが分かった。このうち15件で食道に穴が開くなどの重い後遺症が出た。
 慈恵医大の協力で、今年1月、子どもの事故の救急対応を担う全国202病院にアンケートを行い、116病院から回答があった。ボタン電池の誤飲939件の内訳は、直径2cm前後の薄い「コイン形」が133件、それより小さめの「ボタン形」が806件だった。誤飲したボタン電池は、内視鏡などで取り出すが、その後に手術が必要な重い後遺症が出た事例がコイン形で14件、ボタン形で1件あった。
 特にコイン形は大きめなので食道にひっかかりやすい。電圧もボタン形より高いため、短時間でも深刻な損傷につながる。食道に引っかかり、食道に穴が開いたり、食べ物がつかえたりするなどの障害が起きた。
 同大小児外科の大橋伸介医師は「ボタン電池の誤飲は、処置までの時間が勝負だ。子どもがのんだと思ったら、迷わず救急車を呼んでほしい」と呼びかける。
 同工業会は、誤飲時の危険を減らす電池の安全基準作りや、乳幼児が素手で開封できないパッケージの導入を進めている。
 ◆ボタン電池
 コイン形:直径2cm前後で薄い
 ボタン形:コイン形より小さめの1cm がある

 今日の天気は晴れ。雲が少ない快晴、青空が広がる。今日(12月22日)は、冬至。明日から昼が長くなる。
 道路沿いのお庭に大きな”ピラカンサ”の木がある。たわわに赤い実が付いている、見事だな。”ピラカンサ”は、バラ科トキワサンザシ属(Pyracantha) の種類の総称である。日本では赤色の実の”トキワサンザシ:常磐山査子”、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”、赤色の実の”カザンデマリ:花山手毬”の3種類が多く栽培されており、これをピラカンサと一括りで呼んでいる事が多い。赤いこの実は、”トキワサンザシ””カザンデマリ”の内、”カザンデマリ”と思う。
 ピラカンサ
 バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
 常緑低木
 開花時期は4月~6月
 花は小さく、白い5弁花
 果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す、見頃は10月~12月
 ピラカンサと呼ばれる
  タチバナモドキ(橘擬)   学名:Pyracantha angustifolia
  トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
   果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
  カザンデマリ(花山手毬)   学名:Pyracantha crenulata
   果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ


平成28年度の高速道路・国道への落下物76万件

2017-12-12 | 社会・経済
 国土交通省の集計で分かった、「平成28年度に高速道路や主な国道で約76万件の落下物が確認された」(12月11日)。1日当たり2千件を超すペースで、積み荷を覆うシート類やタイヤが上位を占めた。積み荷の固定不足が主な原因とみられる。国交省はポスターを作製し、十分な確認を呼び掛けている。
 国や高速道路6社が巡回時に見つけた件数をまとめた。内訳は、
  国が直接管理する「直轄国道」:44万3千件
  高速道路が31万4千件。6社では西日本11万1千件、東日本9万1千件、中日本5万9千件・・・
  平成27年度(国交省が集計を始め)は計約78万件
 落下物を巡っては岡山県の中国道で10月、路上にあったタイヤに車で乗り上げて路肩に避難した母子が、同じタイヤで横転した大型車にはねられ死亡した事故が起きた。

 早朝は本格的な降雪。日の出の頃から小雪が舞う。気温は低く、最高気温4℃。
 朝の散歩は、雪見の散歩。今日のお花は、紅葉(もみじ)。
 紅葉(こうよう):秋に野山の木々が冬に備えて落葉する前に紅や黄色に葉の色が変わること
          変わった状態の総称
          狭くは、木の葉が紅くなること。紅くなった状態。
 紅葉(もみじ):紅葉(こうよう)の中でひときわ紅色の目立つ(黄葉ではなく)葉
          狭くは、紅葉の仲間のカエデの総称


日経MJ2017年ヒット商品番付横綱は、アマゾン・エフェクトと任天堂ゲーム機

2017-12-07 | 社会・経済
 日本経済新聞社は2017年の日経MJヒット商品番付をまとめた(詳細は6日付日経MJに)。
 東の横綱に選んだのは、「アマゾン・エフェクト」で、生鮮など取扱商品を増やして消費者の生活を便利にする一方、宅配料金の値上げを引き起こした。西の横綱には、家で楽しく過ごすための製品の代表格の「任天堂ゲーム機」。
 ◆2017年ヒット商品番付 (前頭は抜粋)
     東          西
 横綱 アマゾン・      任天堂ゲーム機
    エフェクト
 大関 安室奈美恵      AIスピーカ
 関脇 GINZA SIX      スタートトゥディ「ゾゾタウン」
 小結 シワ取り化粧品    睡眠負債商品
 前頭 ホンダ「N-BOX」    株高
  同 AbwmaTV番組      ウーバーイーツ
  同 iPhonex        ハンドスピナー
  同 うんこ漢字ドリル   「君の名は。」映像ソフト
  同 桐生祥秀       カズオ・イシグロ

 今日(12月7日)は大雪(たいせつ)、二十四節気の第21。「暦便覧」では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」とあり、早朝に雪を見た。
 日中は晴れ、気温は高くなく、最高気温8℃と10℃以下。外出時には、暖かい服装が必要。
 散歩中に、お庭に”ミカン”の木を見つけた。お家の方のお話では、「このミカンは、鉢植えで買ったもので、大きくなったので庭に植え、果実が付いた。品種は、多分温州(ウンシュウ)。」との事。果実はまだ酸っぱく、何回か霜に当たれば甘くなる・・と言う。
 温州蜜柑は柑橘類では比較的寒さに強いが温暖な気候を好み、主に関東以南の暖地で栽培される。仙台でも作れのか。素手で容易に果皮をむいて食べれる”ミカン”は、普通は温州蜜柑を指す。中国の温州にちなんで温州蜜柑(うんしゅうみかん)と命名されたが、温州原産ではなく日本の不知火海沿岸が原産と推定される。
 ミカン(蜜柑)
 ミカン科ミカン属
 果樹
 日本で”ミカン”と言えば、ほぼ温州蜜柑(うんしゅうみかん)の実を指す
 初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ
 ”ミカン”の花は愛媛県の県の花に制定される


支払1万超~5万円はカード派が54%、現金派を上回る

2017-11-28 | 社会・経済
 金融広報中央委員会(事務局・日銀情報サービス局)の、2017年の2人以上世帯の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1万円を超えて5万円までの支払い手段について、クレジットカードと回答した割合は54.1%で、現金と回答した割合を07年の調査以来初めて上回った。調査は、全国8,000の2人以上世帯を対象に実施した。
 1万円超5万円以下の支払いの際に、
  クレジットカードを利用するとの回答は、
   2017年:54.1%(2016年の52.4%から1.7ポイント上昇)
  現金との回答は、52.9%(0.7ポイント減)
 現金を持ち歩かない「脱現金社会」が進む兆しといえそうだ。

 お天気は晴れ。最高気温10℃と低いが、風が穏やかなので寒さが厳しくない。
 散歩で、道横に植えられている菊。盛りとばかり咲いている。チョット長い距離に植えられているので、綺麗・素敵だ。この景色を見ると、秋も深まったな、と思う。
 キク(家菊:いえぎく)の原産地は中国で、中国で改良されたのが奈良時代中期の遣唐使などで渡来したとされる。この渡来説が有力で、日本発祥説もある。語源も中国説、日本説があり、「小さな花が纏まった花だから”くくる”花→キクとなる」とか。
 最初は食用・薬用としていたが、平安時代頃に中国から秋の重陽の節句とあわせて観賞する習慣となったと言われる。日本を象徴する花として、春の桜と秋の菊がある。これは、後鳥羽上皇(鎌倉時代初期)が菊の花の意匠を好み、「菊紋」を天皇家の家紋とした頃からと言う。
 因みに、日本で観賞用多年草植物として発展した品種群を和菊、欧州に渡り育種されて発展した品種群を洋菊と呼ぶ。一部の欧州諸国で白菊を墓参に用い、日本でもこの影響を受けて葬儀の献花に白菊が用いられることがある。
 キク(菊)
  (狭義のキク(家菊、栽培菊)として)
 英名:chrysanthemum (クリサンセマム)
   略して、mum (マム)
   鉢植え菊は、ポットマム (pot mum)
   枝先分かれ菊は、スプレーマム
 キク科キク属
 耐寒性常緑多年草(宿根草)
 開花時期は、10月~12月
 改良が重ねられ、多数の品種がある


高年齢化するひきこもりの就労支援を拡充

2017-11-19 | 社会・経済
 厚生労働省は来年度から、高年齢化するひきこもりやニートの就労を後押しするため、39歳までを対象としている現在の支援制度を拡充し、40歳~44歳も含める方針を決めた(11月18日の新聞記事から)。
 バブル崩壊後の就職氷河期に困難を抱えた人が多く、NPO法人などが運営する全国の「地域若者サポートステーション」のうち10ヵ所程度をモデル地域に選定。専任スタッフを置き、就労に必要なスキルを身に付けてもらう。
 厚労省は来年度予算の概算要求に人件費4500万円を計上。「モデル事業を通じて効果的な手法や課題を探り、氷河期世代の職業的自立につなげたい」としている。
 ◆ニート(NEET:Not in Education, Employment or Training)
 ニートとは、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語。日本では、15歳~34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指す。
 内閣府が2010年に実施した初の引きこもり全国実態調査(15歳~39歳対象)では、引きこもりに該当する者は69.6万人おり、予備軍がおよそ155万人いると推計された。総務省の労働力調査で、15歳~44歳の無業者(仕事をせず、家事や通学もしていない人)は2016年時点で、約100万人で5歳毎の内訳では、40歳~44歳が約23万人で最も多い。

 天気は晴れ。全国的に寒気に覆われ、12月中旬並みの気温とか。最低気温は、7℃と低い。
 電車道横のお庭で、”ローズマリー”に淡青紫色の花が咲いている。”ローズマリー”には、半匍匐(ほふく)性・匍匐性種と立ち性種があり、この木は立ち性種。
 シソ科の常緑性低木で、瑞々しい細長い葉が特徴である。葉には芳香がある。消臭効果や抗菌作用などもあるので生葉・乾燥葉とも香辛料などとして用いられ、料理では肉の匂い消しなどに使われる。
 ローズマリー(Rosemary)
 別名:迷迭香(まんねんろう)
    万年朗(まんねんろう):葉っぱが冬も緑色だから
 シソ科ロスマリヌス属
 常緑性低木
 原産地は地中海沿岸
 花は年に数度咲くので何時も咲いている感がある
 花は1cm程の大きさで、枝の先端に付く
 ポピュラーな花色は青紫色だが、濃紫・ピンク・白などがある


ビジネス環境、日本34位と政府目標遠い

2017-11-05 | 社会・経済
 世界銀行は、世界190ヵ国・地域の「事業のしやすさ」を評価したビジネス環境報告(2018年版)を発表した(10月31日)。日本は総合34位と、前年と同じランクだった。
 評価は、起業のしやすさや資金調達など10項目で行われる。日本は「起業」が106位、「資金調達」は77位、「税支払い」は法人減税の効果が十分に表れず68位と低評価。高評価は、「破綻処理」が1位、「電力供給」は17位と健闘。今後、起業に関する許認可手続きの簡素化などが課題となる。
 安倍政権が掲げる「20年までに先進国で3位以内」との目標にはほど遠く、規制改革の遅れが指摘される。
 総合1位はニュージーランド、2位はシンガポール、3位はデンマーク、4位は韓国(前年5位)、5位は香港(同4位)。米国は6位(同8位)、中国は78位(同78位)だった。

 朝に少し雨、直ぐに止み、青空が広がる。
 稲刈りが終わった田圃の畔を歩いていたら、”ホトケノザ:仏の座”に花が咲いていた。早春に咲く花は見るが、秋に咲いた”ホトケノザ”は珍しい・・時期外れの開花だ。
 ”ホトケノザ”は春の七草の一つとなっている、でもこの植物ではなく、”コオニタビラコ(小鬼田平子、キク科)””タビラコ(田平子)”を言う。
 名(ホトケノザ:仏の座)の由来は、対生する半円形の葉が茎を囲む様子を蓮華座(れんげざ)に見立てたことからと言う。花が付く茎の上では葉が茎を抱いて葉柄がないが、下の方の葉は長い葉柄がある。葉が段々と付いているので、三階草(さんがいぐさ)とも呼ばれる。
 ホトケノザ(仏の座)
 別名:三階草(さんがいぐさ)
 シソ科オドリコソウ属
 一年草あるいは越年草
 古い時代にヨーロッパから渡来した帰化植物と考えられている
 開花時期は2月~6月(秋にも咲く)
 上部の葉脇に長さ2cmほどのピンク色で唇形状の花を付ける
 白色の花色もあり、シロバナホトケノザと呼ばれる


走行運転中のスマホ13%、停車中は23.5%

2017-11-04 | 社会・経済
 内閣府が全国の18歳以上を対象として、車を乗車中にスマートフォンや携帯電話を使ったことがあるかを調べたところ、走行運転中に使用した経験がある人は13.0%に上ることが分かった(11月3日)。信号などで停車中も合わせると、約3人に1人が使用している。実態調査は8月24日から9月3日にかけて3,000人を対象に実施し、1,911人から回答を得た。
 スマートフォンや携帯電話で通話をしたり、画面をじっと見たりしたことがあるか聞いた結果で、
  走行スピードにかかわらずある:7.1%
  ゆっくり走行中にある:5.9% ながら運転の経験がある人は計13.0%
  信号待ちなど「停車中にある」:23.5%
    走行運転中も合わせて乗車中に使用していたのは計36.5%
  全くない:36.1% 最も多い回答
  ほとんど運転しない:8.5%
  免許を持っていない:17.3% など
 走行運転中にスマートフォンなどを使用すれば、道路交通法違反で処罰される可能性がある
  認識していた人:86.3%
  複数回答で聞いた危険だと思う行為には、ゲームを挙げた人が74.2%で最も多かった。

 朝は小雨がパラパラと、午後は雨が止む、曇空。
 家と駐車場の間の小さな庭。”イチゴノキ”に花が咲きだした。花は白色とピンク色があり、白色はまだ蕾。咲きだしたのは、ピンク色の花。花の間に”イチゴノキ”の果実が見える。果実は昨年にできたもの・・熟するには1年かかる。
 ”イチゴノキ”はイチゴ(苺)が木になっているものではなく、木になる果実がイチゴに似ているから、と言う。
 イチゴノキ(苺の木)
 別名:西洋ヤマモモ、アルブツス・ウネド(学名:Arbutus unedo)
 英名:Strawberry Tree
 ツツジ科イチゴノキ属(アルブツス属)
 半耐寒性常緑中低木
 原産地は南ヨーロッパ・アイルランド
 開花時期は11月~12月
 花は径数mm程の釣鐘形、果実は1年程で熟し径1.5cm程の球形で橙色・赤色となる