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Start Me Up

好きな物、事。
今日あった出来事。
まったりと伝えていけたらなあ・・・

ブラインドネス(原題:Blindness)

2009年08月17日 22時30分08秒 | 映画は行
目が見えなくなったときの人間の変容振りは以前から気になっていたのら。



【ストーリー】
街の交差点に止まった車の中で、何の前ぶれもなく突然目が見えなくなった(伊勢谷友介)がパニックに陥る。その後、男は検査を受けるが原因は一向にわからない。しかも彼に接触した者も次々と視界が白くなり、目が見えなくなっていった。「ブラインドネス」といわれる感染病は爆発的に広がっていく。そんな中、療養所と呼ばれる隔離病棟が設けられ、発症者は強制的に収容されるが……。


ストーリーは「Yahoo!映画」さんから引用させて頂きました。



とにかく考えさせられる内容でした。


ここからネタバレちょくちょく入ります。





う~~ん・・・。後味としては良くなかったです。
要するにこの映画が伝えたかったことっていうのは
人間の本性と、「見える」の本当の意味、じゃないでしょうか?

あまりこれといって語る事がないので結構困ってたりするんですがwww

とにかく、極限状態に置かれると人間は今よりも残酷かつ卑劣になるということです。
しかし、そんな中でもその状況を打開しようとし、「心」を持ち続けるものもいるということなんですね。
人間の現実と可能性をすごく感じさせられました。



そしてあなたは「見えている」のか?
・・・ということで、要するに「お宅様は視力はあっても大切な事ちゃんと見えてるんかぃ?」
ってことみたいですよ。

いやぁ~・・・マジ、謎で、不完全燃焼で、けど一人で見るには最適な映画でした。
これは何人かと一緒に観るような映画ではなく
一人でみて、見た後に「ううう~~~ん???」と考え込み
俳優達のセリフのキーワードを拾い出して「この映画はいったい、私たちに何を伝えたいのか?訴えかけているのか?」と
思う事で、更に楽しめる一本だと思います。

内容的にはあらすじのままですw
展開はそんなにないです。





結果的に、伊勢谷くんがまた見えるようになって
「彼が1番最初の発症者だから皆、順々に見えてくるのだろう」っていう語りが入り、
「そしていまこの皆が喜んでいるときに黙るこの女性は何を思っているのだろう」
この女性とは唯一全然、感染しなかった女性のことです。
「ここまで一人で皆の世話をしてきた彼女は急にその束縛から解放され安心しているのだろうか。それとも・・・・・・」






「次は自分の番だとおもっているのだろうか。」
そういったのと同時に空を見る女性の視界が真っ白になる映像になり
「あっ・・・」と顔を元に戻すと荒れ果てた眼下の街には綺麗に整備された街が・・・



これで終わりなんです。
「ええ~~~~~。なにそれ~~~~~。えええ~~~~~~。」

って感じなんですが、要するに大切なものを「見えなくなる」ことによって
「見る」ことができた人間の再生を表現しているのでは・・・?

と勝手な解釈をしてみたり(笑)

おそらく、観る人それぞれ感じる事は全く持ってそれぞれだと思います。
とにかく、気になる人は観た方が早いです。


そしてこの後は個人ごとなのですが、
伊勢谷くんと木村さん英語うまっっ!!!!

発音めっちゃうまかったですよwww
木村さんは中学時代まで海外にいたそうで、帰国子女だというから「おお・・・!」と納得ですが
伊勢谷くんは・・・勉強した・・・?かんじですか・・・?
とにかく素晴らしかったです。演技力も周りの人に隠れない丁度いい上手さでした!


そして、そして今回注目した私的俳優さんがいらっしゃいます。

こちらの方。
ガエル・ガルシア・ベルナルです。

この映画での役柄は最っっっ低でしたが、普通にかなりハイレベルなイケメンさんです。
この映画で私のなかでかなり注目度があがりましたw
近々、この人が出演なさっている映画を観てみたいと思いました。


最後微妙なシメになってしまいましたが;;
この映画は一人でじっくり、出来れば2回ご覧になられることをオススメします!



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プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)

2009年08月11日 19時09分27秒 | 映画は行
アン・ハサウェイのちょいタレ目具合は素晴らしい!!


【ストーリー】
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった!それは一流ファッション誌"RUNWAY"のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上"センス、ゼロ!!"と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの?私って、本当は何をしたいんだっけ?働く女性なら誰でも共感してしまう等身大の悩みを、華やかなファッション業界を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた最高のビタミン・ムービー!






ストーリーは映画「プラダを着た悪魔」オフィシャルサイトさんから引用しました。




メリル・ストリープの悪魔ぶりとアン・ハサウェイの奮闘ぶりの正反対さが良かった!

ちょいダサめの女性からはじまり、アンの持つ美しさを一気に解放し
「変化」というものを目に見えるはっきりとしたものにするのがうまい映画でした。
その点では「プリティ・プリンセス」と似ていたかも・・・。



とにかくミランダの横暴ぶりwwwすごかったです。
彼女のポストはとにかく雑誌業界においてもすごいらしく、パーティーなんかに行った際は色々な関係者達と対面して会話を交わします。
しかし、その上で彼女自身は相手の顔と名前を覚えておらず、後ろに控えるこのレディー達に覚えさせ、「やぁ!」と寄ってくる相手の名前を耳打ちさせるのでした。
向かって右側に立つミランダのシニア・アシスタントの彼女はエミリー(エミリー・ブラント)。アンディに仕事を教えてくれるちょっときついけど、姉御肌の優しくもきっちりとした女性。
パーティ前日に「全員の顔と名前を覚えろ」ととんでもない量の冊子を渡され愕然とするアンディ。しかし当日は慣れているエミリーがほぼミランダへの耳打ちはしてくれます。そんなとき!「やぁ!ミランダ」ほらほら・・・また来た・・・ん!?エミリーはその人物の名前をど忘れ。「誰なの?」と問うミランダの傍ら、エミリーは思い出そうと必死になりますが思い出せません。

しかし、なんとそこでアンディが「~~の○○という方です。」と答えます。
たまたまその人だけアンディが覚えていたのか、それとも本当に一晩で全てを覚えてきたのか・・・どちらかは分かりませんがミランダと、同時にエミリーも助かりました。

このシーンは結構印象的でした。
先輩だって人間ですからミスをする訳です。いつでも後輩はミスしたときの助け舟を作って待ってなきゃいけない訳なんですよね^^




そしてその後もアンディは所々でミランダのサポートをこなしていきます。
センス・ゼロと言われた彼女も少しづつミランダに頼られ始めます。


本当にこの映画はサクセス・ストーリーとなっていました。
頭脳明晰ですがスタイル、ファッションセンス・ゼロのアンディがどんどんきれいになっていき、恋に仕事に一生懸命頑張るといったもので、主演2人はハマリ役であったと思いました。



























結果的にアンディはミランダのアシスタント辞めます。
そして、雑誌記者になるためにある雑誌社に面接にいくと「以前に働いていたところはあのミランダの所なんだろ?」といわれびっくり。
ミランダは勝手に私の元を去ってったと言ってたのと同時に、素晴らしいアシスタントであったと言っていたそうで。「あの人にあそこまで言わせるなんて、君は何をしたんだい?」と。

最初は「私がどれだけ努力してあなたに尽くしてもまた新しい命令をするだけで一度も認めてなんかくれない」と言っていたアンディでしたが、ミランダの下を去る前の色々な事を、彼女はあの「悪魔」と言われる女性から認められていたんですね^^



そしてラストで車の中にいるミランダ偶然会います。
そして二言三言交わし、アンディとミランダはまた分かれますが
車の中にいるミランダは映画中で初めて、心のこもった満面の笑みを見せるのでした。
その3秒後はいつもと変わらず真顔に戻り「早く車を出しなさい。(何ぼんやりしてるの?)」となるのですが・・・w


友人関係も、彼氏とも仲直りしアンディはまた歩き出すのでした。
↓彼氏。



「プラダを着た~」ということもあり、映画中に出てくる洋服達が実に素晴らしいものばかりでした。
本当に素敵で、「私だってプラダ身に着けてみたいわ!!(怒)」とつい逆上してしまいました。
そして何よりも、アンが着こなす、着こなす。
アンのあのスタイルを持ってしても「デブ」の部類らしく、映画中で何度か「体も太い」「スタイルがぐだぐだ」「大きすぎてサイズがない」とか

「Shut Up!!!!!!!!!」

と言ってもよさそうなくらいでした。
アンはデブじゃねぇーよwwwむしろげっそりだよwwwあれで太いだなんてやめてくれよwww私はどうなるwww





そして
実は私、ポニーテール萌えなんだ(笑)



 大人の魅力的な働く女性を演じるアン・ハサウェイから、仕事を頑張る気持をもらえる一本です!


ベガスの恋に勝つルール(原題:What Happens in Vegas...)

2009年08月06日 20時07分38秒 | 映画は行
キャメロン・ディアス祭りで~す^^
彼女の出演作品をたくさん紹介しちゃおう期間というか何というか・・・

キャメロンさんって
今はものすごい有名できれいだし、セレブ的な印象がありますけど
幼い時は「がりがり」な上に「背高のっぽ」だったことから
あだ名がガイコツ女だったとか。

んなんっっって事をっっっ!!!!!!!!!('o')


【ストーリー】
ウォール街で働くジョイ(キャメロン・ディアス)はその完璧主義な性格が災いし、フィアンセにフラれるハメに。一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック(アシュトン・カッチャー)。そんな2人はそれぞれ親友を連れて気晴らしにラスベガスへ繰り出し、ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで出会う。すぐに意気投合した2人はその夜、酒を飲んでバカ騒ぎした末、なんと勢いで結婚してしまった! 翌日、事の次第に気付いた2人は一転して険悪モード。だが婚姻の無効手続きをしようとした矢先、ジャックがジョイの25セントを投入したスロットマシンで300万ドルもの大金を当てるのだった。賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人は、その決着を法廷に委ねるが……。

ストーリーは「Amazon」さんのを引用させていただきました。


これは本当におもしろい一作でしたw

アシュトン・カッチャーは「守護神」で知ってはいたのですが
あの映画の時、ジジ線である私はずっとケビン・コスナーばかり目で追ってしまい
彼のことをあまり見ておらず記憶にも残っていませんでしたが

この映画を見ると、アシュトンにホレ込む方も多いのでは?w
と思えるかっこよさでした。

あんなにイケメンなのに、ここまでハッチャけた演技はすごい!


そしてラブコメと言ったらこの方ですw
「そのお金は私「達」のもんでしょ?夫婦なんだから」

キャメロン・ディアスさん。もうすっかり定着しちゃいましたね。
彼女にはシリアスよりもパワフルの方が似合うようです。
彼女の明るい元気な、そしてたまに見せる寂しげな表情
全てひっくるめて愛せるキャラクターです。



ここからネタバレちょくちょく入ります。
300万ドルを当てた時、そのレバーを引いたのはジャック。
しかし、その当てた時のプレイ用のコインを出したのはジョイ。


この時点において既に結婚してしまっていた2人。



どっちの金だ!となるのでした。




裁判に持ち込んだ2人でしたが、裁判では「結婚を甘く考えるな。」と裁判官に怒られる始末。
その結果6ヶ月同居をすること、との判決。



しかし、2人はノリで結婚した訳で、完ぺき主義のジョイとテキトー人間のジャックが
うまく共同生活を遅れるわけもなく、お互いに対し不満が募るばかり。
とにかく相手よりも多くお金が欲しい2人は互いを陥れたり、誘導したり・・・。


このときの二人の暴れっぷりようwww
例えばトイレの便座について。
ジョイは便座を上げた必ず下げろ。とジャックに言いますが
ジャックは聞く耳持たず。ついにはやかましいとの事で便座を取ってしまいます。
そしてジョイが座ろうとしたとき、その部分がないためそのまま中へ・・・
嫌がらせもここまで来るとおもしろい(笑)
しかも、2人でカウンセラーらしき所に通わなければいけなく
夫婦で来るのが決まりで、お互いを遅刻させようと大騒ぎ。街の人に見られようが関係ないwww
ユーモアがきいていて実にいいシーンでした。

しかし、そんな中でジョイの務めている会社のパーティーが開かれることになり、
ジャックに形として、夫役をやってもらうことになります。
そこでジャックが何をしてくるか・・・と思っていたジョイでしたが
ジャックの持ち味でもある面白さと気さくさによって
社長始め、重役達はすっかりジョイとジャックが気に入り・・・



ジョイは見事昇進する訳です。
2人は、お互いのいい所が見つかり始め、最初のよう感じではなくなってきました。


そして判決の時が来て・・・。
最初に立った時と、今とは確実にお互いのお互いに対する心境は違っていました。
そしてお金の件になったとき、ジョイは「お金は全部いらないから、離婚だけさせてほしい。」と言うのです。


そしてジョイは昇進したのにも関わらずそ職を辞め、いなくなってしまいます。
しかし、ジャックが彼女を見つけ、「結婚してほしい」とプロポーズ。
もちろん、「ええ。」とおkな訳で2人は結ばれハッピーエンドです。



話がとてもおもしろい上に、馴染み易い。
そして上映時間中たっぷり楽しめます。
色合いも奇抜さ


シックな色


清潔かつ着る者の特徴を考え


衣装にもそれを応用し、
出演者陣の雰囲気と演技、キャラをよく引き出す手伝いをしてくれていたようにも思えます。

特にキャメロンの衣装には「んはっ!w」と思わせられました。


友人と笑いながら是非見てほしいオススメ映画です^^



ホリデイ(原題:THE HOLIDAY)

2009年08月05日 18時45分35秒 | 映画は行
キャメロン・ディアス祭りでございますw

この人はまじめな役はもう回ってこないのかな・・・
チャーリーズ・エンジェルもどちらかってーとコメディ的だし・・・。


【ストーリー】
ロンドンの郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、三年間も想い続けてきた同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が目の前で他の女性と婚約発表したことで、クリスマス直前だというのに涙に暮れていた。一方、ロサンゼンルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、恋人の作曲家イーサン(エドワード・バーンズ)の浮気が原因で破局。アイリスとアマンダはパソコンを通じて知り合い、お互いに環境を変えてリフレッシュするために二週間の“ホーム・エクスチェンジ"を行う。雪の舞うロンドン郊外のコテージに到着したアマンダは、アイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)に出会う。初対面にもかかわらず打ち解けた二人は、早くもベッドを共にする。グラハムをプレイボーイだと思い込んだアマンダは、あくまで休暇中の遊びだと割り切ろうとするが、やがてグラハムの実情を知る。彼は二年前に妻に先立たれてから、シングルファーザーとして二人の幼い子供を育てていたのだ。これをきっかけに、アマンダはグラハムとの恋に本気になる。一方、太陽の光が降り注ぐロサンゼルスの豪邸にやってきたアイリスは、アマンダの仕事仲間だという映画音楽作曲家のマイルズ(ジャック・ブラック)と出会う。人の好い彼と、そしてかつてハリウッドの有名脚本家であった老人、アーサー(イーライ・ウォラック)との交流により、アイリスの心には新しい動きが起こり始めた。しかもマイルズは、恋人のマギー(シャニン・ソサモン)に浮気されていることを知り、アイリスとマイルズは似た者同士としてますます接近。そんな時、あのジャスパーが調子よくアイリスを訪ねてくるが、彼女は動揺しながらも彼を拒否。4人はそれぞれの恋を成就させていったが、ホーム・エクスチェンジ期間が過ぎたらまた離れ離れとなってしまう。そんなとき、アイリスとアマンダは・・・。

ストーリーは「goo映画」さんから引用致しました。


この映画は劇場で見たのですが
もうほぼ公開終了ぎりぎりでしかも平日で、しかも夜だったため
私以外にはおっちゃん2人とにいちゃん1人と
何がおかしいんだかずっと笑ってるカップル1組だけしか
劇場内にはいませんでした。
字幕で見れて良かったぁ~www


主演4人とも相当有名な役者ばかりの作品です。
にしてもアマンダの家でけぇ~~!!!
映画の予告編手掛けるってそんな儲かるのかぃ!ってくらい大豪邸でしたw
アイリスの家は普通です(笑)広くもなく狭くもなく。

飽きずに見れてあっという間に時間が過ぎ去ってしまった映画でした。



2組の恋模様をうまいカット割りでどんどん進ませていき
互いの状況が互いのいる場所で大団円へ。
見ていても笑みが絶えませんでした。



私がこの映画での好きなシーンはアマンダがお風呂に入りながら
悩んでいるシーンです。

アマンダは映画の予告編製作会社に務めているという職業柄か、
脳内でいつも、予告のときのような男性の野太い喋りが再生される癖があります。
お風呂で考えているときも男性の声で「アマンダは今すごく悩み・・・」
といった喋りが入ってしまい「あ~~!!もううるさい!!」と
一人言うシーンです。
おもしろいしユニークな設定でしたw
私の脳内でも同じ感じのことが起こっているときがないわけでもないので
余計「あーわかるわかるww」という感じでしたw



傷つき、転び、くじけながらも
自分らしさを見つけ、心癒された彼らは新しい恋へと歩みだした
アマンダとグラハム、アイリスとマイルズは最後に4人で集まり
仲良くパーティーをします。

最終的に皆ラブラブになりスッキリするし
一人一人個性がすごく良く出ていて、愛せるキャラに仕上がっていたので
最後のハッピーエンドには「良かった良かった」と思えました。

クリスマス時期の設定のようなので、冬真っ盛りか、クリスマス間近に見るのも
いいかもしれませんね^^


ハリー・ポッターと謎のプリンス

2009年07月22日 23時03分53秒 | 映画は行
学校の世界史の講習を休んでまで見に行った今日の一作。


「ハリー・ポッター」シリーズの第6弾。
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(原題:Harry Potter and THE HALF-BLOOD PRINCE)。

第5作目の「不死鳥の騎士団」を劇場で見て
「原作のまんまだぁ・・・!!!こんなにも・・・!!」と
心底感動し、それ以降は必ず見に行こうと決めた私。

インドア派でありながらも映画を見に行くとなれば別です。
今日見れてよかったぁ~~。

【ストーリー】
闇の帝王ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)が復活し魔法界が揺らぐ中、ヴォルデモートは力を強めマグル・魔法使いの両世界での支配力を強めようとし、ホグワーツも既に安全な場所ではなくなっていた。ヴォルデモートの復活と共に、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は「選ばれし者」と言われるようになり更に有名となった。
ダンブルドア(マイケル・ガンボン)は有名人となったハリーを連れてかつて同僚であったホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)を再びホグワーツで働くよう勧誘に向かう。このスラグホーンは当時トム・リドルをお気に入りとしていて、トム・リドルとの記憶の中で重要なものを持っている者だったのだ。

ホグワーツに戻ったハリーたちは思春期の最大の悩みでもある「恋の病」にも直面し、学校全体に恋愛ムードが広がっていた。

ハリーは以前より一層ジニー(ボニー・ライト)に惹かれるようになり、ロン(ルパート・グリント)はクディッチでの活躍を機にラベンダー(ジェシー・ケーヴ)という女性とに急接近され所構わずキスの嵐。相思相愛でありながらお互い気持ちを打ち明けられずいたロンハーマイオニー(エマ・ワトスン)はこの女生徒の出現によりぎくしゃくしてしまう。更にハーマイオニーにはコーマックという自意識過剰な男子生徒が猛アタックをしてくる。

そんな中、ハリーダンブルドアからある指示を受ける。
ヴォルデモートの弱点を探るためにスラグホーンに取り入って、トム・リドルに関する記憶を探れとの命。実は、トム・リドルスラグホーンの会話の中でヴォルデモートを滅する為に非常に重要な手がかりがあるのだが、スラグホーン自身によって記憶が改ざんされてしまっていたのだ。ハリーは記憶の秘密を探り始める。

そしてその記憶の中でトム・リドルの口から出た言葉。
「ホークラックス」。これは「分霊箱」のことで、魂をいくつかに分けて保存することにより、肉体が滅びても魂は生き続け死なない存在、つまり不死身となれるのだ。ヴォルデモートはこの「分霊箱」をさまざまな物や形にしていて、ヴォルデモートを倒すためにはこの「分霊箱」を全て破壊しなければならないのだ。


ハリーダンブルドアと共に「分霊箱」を求めて向かった場所はトムが幼い頃、孤児院の子供達をいじめるのに使っていたという洞窟。(原作設定)
そこで「分霊箱」を見つけた2人はホグワーツに戻るが、学校で待ち構えていたものとは・・・。そしてまたもやハリーに大きな悲劇が襲い掛かる・・・。



今作品ですが今までのハリポタシリーズとは違い
シリアスな雰囲気を主とし
そこにラヴやコメディをのせていっている雰囲気でした。


ここからネタバレがちょくちょく入ります。

この作品では今まで優しくも偉大であったダンブルドア校長先生が
死んでしまいます。
死ぬ瞬間はあっけないですし
もっと色々表現の仕方があっただろうとは思いますが
それでも本当に胸が痛みました。
原作の最終章の7章は読みましたし結末は知っているのですが
それでも長年慣れ親しんできたキャラクターの死は辛いものでした。

日本でのタイトルは「謎のプリンス」ですが
原題は「The Half-Blood Prince」です。
映画中の言葉の訳でいくと「半純血のプリンス」です。
ではなぜ「半純血」の部分を日本題では「謎」だけにまとめたのでしょう。


それはただ単に全てを「謎」にしていたかったからでしょうw
「半純血」まで題名で語ってしまうと
それだけでこの物語の5分の1くらいを話してしまうようなものですからね。
「謎」にひとくくりにすることで
より原作、そして映画を見たい!という願望が
強くなるようにしたのでは?と私は思いました。

最後のシーンでは思わずぼろっと泣きそうになってしまいました。

そういうシーンだけではもちろんないです。
最初辺りに面白い内容をつめ、最後にどっと悲しみが来る様な流れです。

原作派の人も映画派の人も是非、一度は見て欲しいと思います。


ってか、ダニエル君かっこいいし、エマさんは美しいし、ルパートはそのまんまだし、
とにかく3人の成長ぶりを見るのも一つのこの作品の醍醐味のようです。
次作は1部、2部と分かれているようなので
最終章に向け、また原作を読み返してみようかと思います。

最終章の「死の秘宝」が楽しみです。


ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー 

2009年07月21日 18時50分39秒 | 映画は行
アメリカのディズニーチャンネルで大ヒットを記録した
「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ。


そしてこの作品はその劇場版です。


率直な意見としましては、劇場らしい豪華さとおもしろさを
兼ね備えた、1に匹敵する傑作でした。

私、この人大好きですwww


何よりもバックのコーラス隊のあの熱の入れようwww
すごいwww


ストーリーとしましては



イースト高の最上級生となり、卒業を控えたトロイ(ザック・エフロン)とガブリエラ(ヴァネッサ・ハジェンス)。
2人ともそれぞれ、トロイはバスケットで有名なアルバカーキ大学ガブリエラスタンフォード大学と進学先は決まっていたのですが、その2人の通う予定の大学の距離は1600キロ。その上、トロイとしては父親の希望に従っているようでどこか納得がいきません。そんなトロイの中には演劇としての道も考えていて、更に複雑な面持ちなわけです。
そして同時に、学園内のスプリング・ミュージカルのオーディションが開かれることに。しかもそこで奨学生も選考されるそう・・・。そこにはいつもの面々が候補生として出ていたのですが、トロイの名前もあり、また事態はきりきりまい。

彼女なんかも結構いい役でしたよね


ガブリエラはスタンフォード大学の選抜候補生に選ばれ、ミュージカルには出れないとなり、楽しみにしていたプロムも欠席・・・。しかし、トロイは彼女に会いに、長い距離を、彼女の元へ向かいます。
そしてミュージカルも成功し、2人の愛は・・・?奨学生は・・・?他のメンバーは・・・?



といったような内容です。
本当に積め積めな感じです。
色々なことが一気にいっぺんにおこり、同時進行します。
そうは言っても映画自体にはちゃんと付いていける程度ですがね^^


お分かりの通り、もちろん皆幸せな形で終わります。
本当の本当にハッピーエンドです。

結果的にトロイはバスケットよりもガブリエラをとり、
彼女の近くの大学に行きます。たしか・・・。

この人もあっという間に綺麗になりましたよね~・・・!
  

何よりも今回、この映画に対して注目したいことは
主要メンバーたちの成長ぶりと1曲1曲への作りこみ、
そして歌の気合の入れ具合と、舞台や衣装、ダンス等の一つ一つの
演技や衣装の色合いと豪華さにありますね。

すみません、立て続けで載せます

映画中のような、気の強い嫌な子みたいには見えませんよねwww

ディズニーチャンネルの延長・・・だけでは終わらせられない、
いえ、あえて言うのであれば終わらせたくない輝かしさがありました。
彼らのほとんどがこのシリーズで魅入られて
映画出演・・・という仕事が多かったり、歌手デヴュー・・・だったり



俳優陣にとってもこの映画は自分の仕事の分岐点となったのではと思います。



正直、この映画の印象や、役から抜けきれないで
うだうだしている人たちは即効、消えていくでしょう。
しかし、ザックのように「好青年」というプラスイメージを保ちつつ
全く違った映画に挑戦していき、見事に脱皮!!!
というパターンの俳優達ならば、これからも動向に注目していきたい限りです。



この映画では、
「1本の映画」として楽しめる反面
「この映画の出演者達の成長ぶり」としても
観て楽しめると思います。

なのでぜひとも、1作目2作目をご覧になった後に
この「ザ・ムービー」の方をご覧に入れてみてはいかがでしょうか?





ザ・アメリカン・ムービーって感じの映画です^^


ヒラリー・ダフのハート・オブ・ミュージック(原題:Raise Your Voice)

2009年07月20日 03時01分22秒 | 映画は行
ヒラリー・ダフブームが自分の中で来ていた時に観た一本。



ストーリーとしましては
涙あり、笑いあり、ラブあり、
一般的な海外映画です。

最愛の兄を交通事故で亡くし悲しんでいるテリー(ヒラリー・ダフ)の元に
L.A.の音楽学校のサマーコースの案内が届きます。
父親は反対していたので、「おばさんの家にしばらく行く」という事で
L.A.に旅立ちます。



歌うことが元々好きで、だからこそ音楽学校のサマーコースの件は喜ぶべき所。
しかし、兄が死んだ原因が自分にあると思っているテリー
その後ろめたさに、のびのびと自分を表現できないでいました。

そんな時、先生から聞かされたこと。

   

「募集期限は過ぎていたけれど、このビデオに写っている彼女に
先生方皆、心打たれ、魅せられた。だから異例ながらも合格にしたんだ」
そのビデオとは何と、テリーのことを思い、
生前兄が音楽学校に送っていたPVだったのだ。
そのビデオの最後には兄の言葉もあった。


「テリーは本当に歌うのが大好きで、本当に素敵な子です。
彼女には才能がある。お願いです。彼女をL.A.に呼んでください。」


テリーは、兄の思いに涙し、更に、
「兄が死んだのに、私だけ生き残って、しかも、ここに来て
楽しそうに笑って、歌うなんてことできない。」





しかし、クラスの友人や先生達との交流により、
徐々に彼女は本当の自分の姿を知っていき、心の重りも取れてゆくのです。



私はなんだかんだ言って、かなりの涙もろさなので
この映画、2箇所くらい泣きましたよ^^

別に泣くポイントはないと思っていただいて結構だと思います。
ただ私が涙もろいだけですからね^^
お兄さんのビデオの件を知ったときのテリーの泣く様子を見て
泣きました。


向かって右側の人がお兄さんです。いい人だった・・・TT

あと、交通事故の時にテリーとお兄さんが乗っている車の脇から
トラックが突っ込んでくるのですが、そのときのトラックの車のランプが
テリーの頭に焼きつき、ライトや明るい光におびえてしまうという
若干の後遺症らしきものがテリーには残ってしまうのです。

が、最後には兄の姿を思いだし、克服できるという、
とにかく、そこでまた泣きました。



最後は明るい気持ちで観終われて
普通に良作でした^^


ペネロピ(原題:PENELOPE)

2009年07月19日 23時59分11秒 | 映画は行
先祖が魔女にかけられた呪いのせいで
豚の鼻と耳を持ち生まれたペネロピ(クリスティーナ・リッチ)。
この呪いを解く方法は一つだけ。

「ペネロピと同じ名家に生まれた者が、永久の愛をペネロピに誓うこと」


屋敷の中で今まで生活を送ってきたペネロピ
呪いを解こうと必死な母親が、ペネロピの気持ちを差し置き
今まで数多くの見合い話を持ってきては、
名家の息子達とのマジックミラー越しの会話。
しかし、みな、ペネロピの顔を見た途端に逃げ出す始末。

「私だって、一人でもいいから、この顔を見ても逃げださないで

私の中身を見てくれる人がいてくれたらって思ってるのよ!」



そんな中、たまたまペネロピの顔を見ていなくて
逃げ出さなかった一人の男、マックス(ジェームズ・マカヴォイ)。
彼とのマジックミラー越しの会話はペネロピに恋をさせました。




マックスの正体=ナルニアのタムナスさんです。
そして、ついにペネロピマックスに思いを告げます。
が、結果は「失恋」
彼女は今までにはない、心が張り裂ける思いになります。


そんなある晩、ペネロピはマフラーを鼻の上まで巻き、
町に出て、初めて外の世界を体感します。

「自分ひとりで生きていこう」と決意するペネロピですが・・・。




この映画の1番の見所はファッションと町並みにあります。
全体的に絵本のような色合いや設定になっていて
ペネロピの毎回の服装は知らず知らずの間に
「心優しい」「美しい」「かわいい」という、
外見に対してと反対の思いを、私たちに与えていると思います。




アダムス・ファミリーの彼女です^^

クリスティーナ・リッチ自体が身長もあまりなくて
顔も、美しいよりはキュートに近い方なので
反対色の服やAラインの服もうまく着こなし、
ちょっとダークなシンデレラストーリーとなっているこの映画も
彼女のあのキュートさによって甘いラブストーリーに見える効果になっているように思えます。


この映画にはリース・ウィザースプーンもペネロピを援助してくれる
重大な役所で出演していて、彼女が経営する製作会社の「Type A Films」
今回この映画制作に協力しています。



山あり谷ありがあまりはっきりしていない映画なので
「うあっはああwww」とか「かわいい~」とか
「すっごい凝ってるな・・・」のノリで観るのには最っっ高です。

しかし、お金を出して見るとなると、
ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。



本当は映画館で見たかった一作だったのですが
「まだ大丈夫だろう」と思っていたら上映終了。



(・∀・)?



まぁ、要するに見逃してしまったわけです。
なのでDVDを購入して家でゆったりと観ました^^


友達と温かい気持ちになりたい時とか、優しい気持ちになりたい時とか
そういったときにオススメしたい一本です。