れこちゃん(姉)の良き友人、
20歳という若さで天国へと旅立った彼に捧ぎます。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
それまでは漠然とした喪失感と悲しさに
襲われていただけだったから
私には理解できないことが多すぎて
理解してあげられることが少なすぎて
どうにもならなかった。
きっと止めてもあなたは往ってしまっていたのだろう
あなたの歩調がゆるまることはなく
あなたの歩調をゆるめるものは
この世界のどこにもなかったのだ。
気づく、なんてことは無理
救う、なんてことは出来ない
出来なかったのだ
あなたにとって
この世界は
そんなにも
辛く、苦しいものだったのだと
今更になって気づく。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
あなたの心には2つの扉があった。
1つは私があなたの心の端に少し触れる時に通っていける、扉。
そしてもう1つの扉は
私が触れられる、あなたの心のほんの少しの部分を除いた、
あなただけの心のみが通っていける、扉。
そこには頑丈な鍵がいくつもかかっていて
誰にも、何を持ってしても
開けることは叶わなかった。
あなたの眠った顔や、
静かにその時を待つ体のまわりに
たくさん花が咲くとき
あなたの心は宙に浮き
海を渡って
山を越え
空を突き抜け
誰も行ったことのない世界へ向かう
あなたの心が未開拓の世界へ向かった後。
大丈夫。
心配しないで。
あなたのその時を待つ体も
海のうねりに沿い
山の木々の間を通り抜け
空と溶け合い
あなたの心に追いつくから
私が追いつかせるから。
大丈夫。
心配しないで。
しばらくは漠然とした喪失感と悲しさに
襲われているわね。
きっと私達は。
でも、その内、
あなたが私に会いに来てくれるでしょう?
未開拓の世界に慣れてきて
私に会いたくなって
私達が楽しくしてるのに、ちょっと妬けちゃって。
ええ。きっと来てくれるわね。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
漠然とした喪失感と悲しさは
私の心にしんしんと積もるだけだけど
私、
期待して待ってるんだから。
「俺、幸せ」
その内、
あなたが私に会いに来てくれるでしょう?
期待して待ってるんだから。
れこちゃんの良き友であった彼とは
私は面識はありませんでしたが、話にはよく聞いていました。
みんなで彼の家に集まって
クリスマスパーティーを開いたりしたのだとか。
そして彼の家をめちゃくちゃに飾り立て
クラッカー鳴らしまくって、
笑いまくったのだとか。
それが楽しくて仕方がなかったそうです。
彼らが町田で集まっているときも、
「妹さんも来なよー」と彼が行ってくれたのだとか。
今、思えば行っとけば良かったかもしれませんね。
一度はお会いしたいと思っていた方だけに非常に残念です。
20歳というのはあまりに若すぎます。
れこちゃんにとっても悲しすぎるものでした。
彼のご冥福を心からお祈り致します。
20歳という若さで天国へと旅立った彼に捧ぎます。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
それまでは漠然とした喪失感と悲しさに
襲われていただけだったから
私には理解できないことが多すぎて
理解してあげられることが少なすぎて
どうにもならなかった。
きっと止めてもあなたは往ってしまっていたのだろう
あなたの歩調がゆるまることはなく
あなたの歩調をゆるめるものは
この世界のどこにもなかったのだ。
気づく、なんてことは無理
救う、なんてことは出来ない
出来なかったのだ
あなたにとって
この世界は
そんなにも
辛く、苦しいものだったのだと
今更になって気づく。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
あなたの心には2つの扉があった。
1つは私があなたの心の端に少し触れる時に通っていける、扉。
そしてもう1つの扉は
私が触れられる、あなたの心のほんの少しの部分を除いた、
あなただけの心のみが通っていける、扉。
そこには頑丈な鍵がいくつもかかっていて
誰にも、何を持ってしても
開けることは叶わなかった。
あなたの眠った顔や、
静かにその時を待つ体のまわりに
たくさん花が咲くとき
あなたの心は宙に浮き
海を渡って
山を越え
空を突き抜け
誰も行ったことのない世界へ向かう
あなたの心が未開拓の世界へ向かった後。
大丈夫。
心配しないで。
あなたのその時を待つ体も
海のうねりに沿い
山の木々の間を通り抜け
空と溶け合い
あなたの心に追いつくから
私が追いつかせるから。
大丈夫。
心配しないで。
しばらくは漠然とした喪失感と悲しさに
襲われているわね。
きっと私達は。
でも、その内、
あなたが私に会いに来てくれるでしょう?
未開拓の世界に慣れてきて
私に会いたくなって
私達が楽しくしてるのに、ちょっと妬けちゃって。
ええ。きっと来てくれるわね。
あなたの眠った顔を見たとき
やっと、はっとした。
漠然とした喪失感と悲しさは
私の心にしんしんと積もるだけだけど
私、
期待して待ってるんだから。
「俺、幸せ」
その内、
あなたが私に会いに来てくれるでしょう?
期待して待ってるんだから。
れこちゃんの良き友であった彼とは
私は面識はありませんでしたが、話にはよく聞いていました。
みんなで彼の家に集まって
クリスマスパーティーを開いたりしたのだとか。
そして彼の家をめちゃくちゃに飾り立て
クラッカー鳴らしまくって、
笑いまくったのだとか。
それが楽しくて仕方がなかったそうです。
彼らが町田で集まっているときも、
「妹さんも来なよー」と彼が行ってくれたのだとか。
今、思えば行っとけば良かったかもしれませんね。
一度はお会いしたいと思っていた方だけに非常に残念です。
20歳というのはあまりに若すぎます。
れこちゃんにとっても悲しすぎるものでした。
彼のご冥福を心からお祈り致します。