GreenCoast

自然と共に歩む日記

a rose by any other name would smell as sweet

風林火山

2011-06-08 21:32:05 | Weblog
時は戦国・・・



「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」

疾(はや)きこと風の如く

徐(しず)かなること林の如く

侵略(しんりゃく)すること火の如く

動かざること山の如し

そう、風林火山

この軍旗を掲げる武将

甲斐の虎 武田信玄





ふと、思い出した。変な爺さんの話。

一ヶ月位前のこと銀行のATMで

順番待ちをしていて、なんらかの理由で、

お先にどうぞ。とお爺さんに番を譲った。

その後、銀行業務を終わり外に出ようとしたら

銀行の外にそのお爺さんがいた。

もちろん、そのお爺さんは先に用は済んで出て行ったのを

僕は知っている。

でも、その様子は明らかに僕を待っている感じだった。

会釈をして、通り過ぎようとした時に、

その爺さんは案の定、僕に話をかけて来た。

もちろん、「さっきはありがとう。」から始まったんだけど、

僕は、「いえいえ、大丈夫ですよ。」と歩き出そうとすると

また、話をかけて来た。

今度は、「君は実にいい顔をしてる。」って・・・

僕は、「はぁ・・・ありがとうございます。」と困惑気味で答えた、

さらに「君は生まれ故郷はどこ?」と聞かれた。

僕は、絡まれてる感は否めないけど「山梨です。」と答えた。

そしたら、爺さんは、なにか納得し得意気にこう言った。

「どうりで、信玄公に似てると思った。」

さらに、間を置かず「武田信玄ね!」と重ねて押してきた。

その瞬間、通行人に見られた。

きっと、僕がどれだけ信玄公に似てるか、チェックされたのだ。

僕は心の中で、「帰りたい。」と思い、通行人には「似てる??」と思い、

心とは裏腹に、爺さんには「そうですかね・・・ははは・・」

と言い、さすがに立ち去ろうとしたら、

まだ帰してくれなくて「君はいい!!」って何故か絶賛されたのだ。

もう、無理とさすがに離脱。

爺さんめ・・・とロスした時間を取り戻すため、

少し足早に歩いてると、ふわふわと画が浮かんできた。

武田信玄が・・・

ぬ~~~~~~ん、と



似てるかーーーーーーーーーーー!!!

爺さん、すっげー適当ーーーー!!!!


と思い、

逆にどこら辺が似てるのか、聞いとくべきだった・・・

あの時、僕を見た通行人にも・・・








                                丹澤
                    東京 中野 花屋 GREENCOAST

























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