店の近くにある空き地
かれこれ何年と鉄の門で閉ざされてる
その鉄格子から見る貴方はとても高貴に映る
まるで中世ヨーロッパ映画のお姫様の様
硬く守られてる
遠くから眺めるだけでいい
咲き誇ってる
でも時に寂しい表情をしてる様にも見える
霧雨が降る夕暮れ時に逢いに行く
空き地に佇むお姫様に
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木は熟した
なんとも言えない優しい色
優しさの色の中にしっかりある色
空の青と優しさの色
仕事の帰りに遠回りして
右と左が手を繋ぐよう
そんなトンネルがケガした心を治してくれる
抜ければきっと傷も癒えてる
そんな奇跡が植物にはある
また桜が見れてホントに良かった
と心より想う
これから何十年と見て下さい
と心より願う
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