心が渇いてなければ
どの道を歩こうと素晴らしい景色に出会える
ついつい陽が当たってる道を選んでしまいがちだけど
ちょっと迷って入ってしまったビルの間の
薄暗い道にだって新しい発見があって
それが返って眩しく思えたりする
例えば日向には大きな桜が連ね咲き誇り
その佇まいは圧巻で大勢の人を呼び賑わっているけれど
それを避けるように僕は裏路地へと道を外れる
表通りとは違いまったく華やかではない日陰だけど
目をやれば誰かが植えた沈丁花が咲き誇り豊かな香りをくれたりする
そしてこの沈丁花を植えた人に勝手に親近感を覚えたりして
なんだか当たりをを引いた気分をぼんやりさせながら歩く
日陰と日向にもちろん優劣なんてないけれど
ただ選んだ道を楽しめるかどうかって
きっと心の潤いだよきっといや絶対
東京 中野 花屋 グリーンコースト