GreenCoast

自然と共に歩む日記

a rose by any other name would smell as sweet

アリ時々キリギリス

2013-09-12 20:22:22 | Weblog

 

 

 

 

 

 

 

アリとキリギリス

夏の間、アリたちは冬の食料を蓄えるために働き続け、

キリギリスは、バイオリンを弾き、歌を歌って過ごす。

やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、

最後にアリたちに乞い、食べ物を恵んでもらう、

「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われたアリです。

あなたは遊び呆けて何の備えもしなかったから、こうなったのですよ。」

とキリギリスに告げ、それを機にキリギリスは心を入れ替えて働くようになるという話。

また花屋も、初冬から母の日にかけて、

せっせと働き、夏を越す蓄えをするんです。

知っての通り、夏の生花は日持ちしません。

なので全くと言っていいほど売れないのです。

だから以前までの僕は、

夏は、いつも不安で毎日押しつぶされそうな日を過ごしていました。

分かりきっている毎年の夏の不安。

そんな不安材料は取り除かなければいけません。

分かっています、弱点は克服しなければいけないこと。

夏は、しょうがないで、諦めてはダメなんです。

緑化、ガーデニング、植栽、

生花がダメなら造花や観葉植物を使ってのディスプレイ。

アリさんの様に、せっせせっせとやりますよ。ってなわけで、

おかげさまで最近は夏の間のお仕事も少しずつ増え、

夏もなんだかんだと忙しかった。

こうして良くも悪くも冬の繁忙期を平たく耕し、

一年、春夏秋冬、季節に左右されず

必要とされる花屋を目指していきたい。

そうアリさんのような従来の花屋の姿勢ではなく、

もちろんキリギリスみたいな生活は老後まで取っておいて、

今は、アリ時々キリギリスのバランスを保ちながらね。

 

 

                                                           丹澤

                                         東京 中野 花屋 Greencoast

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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