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寝る前にちょいとジャズとか

今日も聴いてしまったジャズとか、そこいらへんのことを書いてみようかと。

マイルス・デイビスのボサノバ

2006年04月28日 | トランペット
今夜は久しぶりにマイルスのトランペットを聴いて寝よう。ギル・エバンスオーケストラとの4部作の最終作、クワイエット・ナイツ。
そう、今夜はGW前夜で、なぜか本当に周囲が静かな夜なんだ、、、。

ギル・エバンスのオーケストレイションはいつもカラフルでアンバランスな緊張感の中に引き込まれる様がとても不思議な体験だ。

聴いてウキウキの大スイング!ってなのとは違うけど、今夜みたいに妙なこころの余裕のある夜には、ふと引っ張り出してみたくなる。
そんな懐かしいミステリー小説のようなアルバムだ、、。

マイルスのこの時期のトランペットは線が細いと言うか、鋭く尖った鉛筆のように旋律をつないでいく。例によって、音だしのタイミングがピシッとセクシーで、これがマイルス!
まったりとしてモツァレラチーズのようななんとも言えないボサノバが聴ける。
部屋中が独特の雰囲気に満たされる、カラフル・ジャズ!!

この頃のマイルスのアルバムはジャケットと音楽の内容がなんとなくグッドマッチングでいいねえ、、、。
Miles Davis/Quiet Nights
1.Song No. 2
2.Once upon a Summertime
3.Aos Pes da Cruz
4.Song No. 1
5.Wait Till You See Her
6.Corcovado
7.Summer Night


Quiet Nights
Miles Davis
Tristar

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マイルス・デイビスのトランペット

2005年12月23日 | トランペット
今夜はマイルスのトランペットを聴いて寝よう。ライブ・アット・カーネギー・ホール。一曲目のSO WHAT のマイルスの張り切ったトランペットを聴くと、この夜、マイルスがとても気合が入ってたのがわかる。

例によって、ここぞと言うときに音をおいていくマイルスのソロは音の迫力と共にぐいぐいとこちらを引き込む。
ミュートの効いたトランペットの音が、マイルスだなあ、、心の琴線に触れる音!
死刑台のエレベーターとか、、想い出す、、。

1961年、この時期はギル・エバンス・オーケストラとの共演が多い。
それ以前の50年代のプレステージ時代、コルトレーンとのスリリングなアルバムも好きだけど、こうやって変化し続けたことがマイルスの偉大なとこだなあ、、。

ジャズ界の帝王。
変革王。

このころのウィントン・ケリーのピアノがまた良い味。
ウエスとの共演で名盤を残した時期だなあ。

MILES DAVIS AT CARNEGIE HALL
01,SO WHAT
02,SPRING IS HERE
03,NO BLUES
04,SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
05,THE MEANING OF THE BLUES-LAMENT
06,NEW RHUMBA

MILES DAVIS,TP
HANK MOBLEY,TS
WYNTON KELLY,P
PAUL CHAMBERS,B
JIMMY COBB,DS
with GIL EVANS ORCHESTRA
MAY 19, 1961

一昨日の夜から降り始めた雪が昨日の朝には3~5センチくらい積もってて、
熊本の街の通勤時間は大渋滞。
いつも20分ほどで会社に着くのに、2時間半。
タイヤがスリップするあの瞬間は、何度味わっても心臓に悪い、、、。
ま、皆さん無事で何より、、、、、、、であってほしいな。。

それでも、夕方には雪もおさまり、今年最後の飲み会もおいしい焼き鳥と共に無事に終了、、、。行き返りは寒かったけど、、気の知れた仲間との本音トークと温かい焼酎で、まずは最高!

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ニコラス・ペイトンのトランペット

2005年11月09日 | トランペット
今夜はニコラス・ペイトンのトランペットを聴いて寝よう。
2000年頃のアルバムで、4人のトランペッターが伝説のジャズトランペッターに捧げたアルバム。

トランペットといえばその華やかさで、いつもコンボを引っ張るような楽器。
ジャズ聴き始めの中学生の頃、熊本には日野皓正さんが良く来演してた。
当時下通りにあったライブハウス「太郎」とかに何度か聴きに行った思い出がある。レイバンのサングラスで、、ハイトーンでかっこよかったなあ。
リーダー作のハイノロジーとかを出された頃かな。元彦さんのドラムも元気だった。。。。。


マイルスをはじめ、ジャズトランペッターにはそれこそ伝説的な人が多いなあ。
生真面目そうなメロディラインの天才クリフォード・ブラウンややんちゃなプレイボーイ、リー・モーガンとか、
ソフトで切々と、、、哀愁、、チェット・ベイカーとかとか、
アドリブの創始者ルイ・アームストロングからにぎやか親分ディジー・ガレスピーとか。
元気もんのファッツ・ナバロ、、、歌い込むケニー・ドーハム、、かな、、、。。

ニコラス・ペイトンもマルサリスに続く神童といわれたトランペッターだし、、












トランペットは音で誰かを聞き分けられるほどじゃないんだけど、
4人の音の違いとアドリブラインの違いが楽しい。
選曲もタイトルにマッチしてて面白いな、、、。
それぞれの巨人をイメージした曲想になっている、、ように感じますねえ、、ふむふむ。。。

ジャズはどんな楽器も神様の音にしてしまう、、う~ん、、よきかな、、笑。。。
Nicholas Payton/Trumpet Legacy
1. So What - (マイルス・デイヴィスに捧ぐ)
2. Jordu - (クリフォード・ブラウンに捧ぐ)
3. My Funny Valentine - (チェット・ベイガーに捧ぐ)
4. Lotus Blossom - (ケニー・ドーハムに捧ぐ)
5. The Sidewinder - (リー・モーガンに捧ぐ)
6. There's No You - (ルイ・アームストロングに捧ぐ)
7. Fire Waltz - (ブッカー・リトルに捧ぐ)
8. Nostalgia - (ファッツ・ナヴァロに捧ぐ)
9. That's Earl, Brother - (ディジー・ガレスピーに捧ぐ)

Four Trumpets:
Nicholas Payton,
Tom Harrell,
Eddie Henderson,
Lew Soloff

トランペット伝説
ニコラス・ペイトン/トム・ハレル, トム・ハレル, ニコラス・ペイトン, エディ・ヘンダーソン, ルー・ソルフ
ビデオアーツ・ミュージック

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