要介護5の祖母の在宅介護記録。

要介護5の祖母を在宅介護している。在宅介護の記録。

面会の際に心を鬼にして実践していること。

2023-10-30 18:44:00 | 日記
10/24(火)
新しく買ったキャップを被っていき、その話をした。祖母も欲しいと言っていた。野球の話もした。でも、明日にはこの会話のことも忘れているのだと思う。


10/25(水)
尿の管が無くなった。これも長い間していると、感染症を起こす可能性がある。祖母は今日は色々と調子が良さそう。声色、目の座り方などからの素人判断。執刀医とも話せた。外の窓についているカメムシを怖がる。以前、蛇だけは苦手だったが、虫を怖がるなんて今までの祖母だと考えられない。

血液検査の結果をもらった。Alb値が低くて1.9。前回は1.6だった。帰るねというと、子どものように声を上げて泣き真似をするようになった。

10/26(木)
再び尿の管がついていた。自分で排出する力がないため、この手段に戻したそうだ。



◆メモ◆
祖母に「また明日ね」と書くと、ものすごく寂しがるので、最近は心を鬼にしてスパッと切り上げるようにしている。後ろ髪を引かれるが、疲労困憊から自分を守るためにもそのようにせざるを得ない。

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原因不明の新たな病気が発覚。

2023-10-27 16:46:00 | 日記
10/27(金)夕方
消化器外科の医師から電話があった。会ったことのない医師であるが、祖母を診てくれたそうだ。

そして、告げられたのは、
直腸膣瘻(ちょくちょうちつろう)。

聞いたことがないゆえ、聞き返してしまった。原因は不明だが何らかの理由で、腸と膣が繋がってしまい、膣から便が漏れているとのこと。そういえば少し前に看護師と個室でお話しした時、その可能性があることをおっしゃっていた。今まで言われたことがなかったので、その時は「?」で済ましたが、そうだったようだ。

祖母の全身状況から全身麻酔で行う人工肛門の取り付けは難しいので、このまま様子見とのことで承諾した。現在のところ、直腸膣瘻のための炎症反応があるわけでもなく、皮膚のコンディションも悪くないとのことで、これ以上、祖母の体に負担がないことを願う。


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壮絶なリハビリと今後のこと。

2023-10-25 15:04:00 | 日記
10/21(土)
リハビリ見学
・祖母が理学療法士に対して当たりが強い
→理由:リハビリが痛いから
→車椅子に座ると血圧が下がる
1回目89-58
少し時間をあけて2回目74-48

◆メモ◆
初めて祖母のリハビリを見学。リハビリの内容は主に、左足を曲げて伸ばす、座る、車椅子に座る。理学療法士が来ると祖母が荒れるので、その理由が分からず理学療法士に聞いた。おそらくリハビリの時に痛みを伴うから「痛いことをする人=嫌う」とのこと。祖母はナースコールのボタンを持ったり、痛いと大声をあげたりするので私も驚いた。
祖母は座ると血圧が下がるので、上の血圧が74になった段階でリハビリは中止。見ている側としては壮絶な時間だった。


10/22(日)
父(祖母にとって義息子)が面会に行くと寝ていた。起こしたところ、父のことを認識したそうだ。ただし、終始眠そうにしていたとのこと。

10/23(月)
しばらく私の名前が出てこなかった。この日は目も虚ろ。酸素吸入が0リットルになっていた。

◆メモ◆
呼吸器内科の主治医とこの日'ようやく"連絡がとれた。主治医はとてもいい先生で家族が連絡をとりたいことを耳にしたら必ず連絡をくれる先生。むしろ、呼吸器内科の病棟に入院していたときは、先生自らこまめに状況を伝えてくれていた。

しかし「ようやく」と書いたのは、この病院は連携が悪いのを感じており、2週間前に連絡を希望しても連絡がこないので、1週間前にも再度連絡をしていた。そして、この日になっても連絡が来ないので、こちらから再び(中々繋がらない)電話で事務に事情を説明し、初めて主治医の耳に入った形。この主治医は耳にしたら必ず連絡をくれる先生だと分かっているので、連携をしっかりとしていただけたらと思う。

主治医と連絡をとりたかった理由は、翌日24日(火)に役所から認定調査(要介護認定)が来て、今いる病院からそろそろ転院しなければならず、祖母の全身状況について聞きたかったから。老人ホームなのか、リハビリ病院なのか、療養型病院なのか、家族の意向を示さなければならない時に判断材料がないとできないのだ。ちなみに、下肢切断を行った整形外科の方の経過は良好で今のところ、感染症もない。

◆その他◆
患者の家族というのは、立場が弱いとつくづく感じる。組織にも人にも色々と思うところがあっても、忍耐、我慢というのは朝飯前だ。しかし、それも向こうから見たら異なる角度で物事を捉えているのだろう。ただひとつ思うのは、それを「仕事」にしているのなら、責任を全うしなければ、回らなくなるということだ。

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血栓に泣く。

2023-10-23 20:30:00 | 日記
つくづく思う、母方の家系は血栓により命を落としたり、後遺症が残ったりと血栓に泣いてきたと。


・祖父は70代前半で2度、脳梗塞で倒れる。この辺りの年齢のとき、大腸がんや頸椎症で手術を立てつづけに受けている。そして、88歳で3度目の脳梗塞。約40日間の闘病の末、他界。

・叔父は50代で脳梗塞で倒れる。脚や言語に障害が残って生活している。

・祖母は89歳で大腿部に血栓が飛び、右急性下肢動脈閉塞症により下肢切断。現在、入院中。


3人に共通しているは高血圧症ということ。そして、母も高血圧のため降圧剤を服用している。幸い、今のところ薬が合うのか肥満以外は概ね大丈夫のようだ。


しかし、祖父の最期や祖母の現在を見ながら「母も同じ道をたどるのではないか」と脳裏に浮かんでしまう。つまり、投影。 上記のように4人中3人が血栓に泣いたから。それがまた私を辛くさせていた。しかし、心配は尽きないけれど、少し頭から離そうと思う。そもそも同じ基礎疾患があっても、人それぞれだから、と。


さらに、母に率直に言ったら「一緒にしないでくれ。飛ばないな。」と言っていた。その雑な言い方が母らしくて、病院の帰りに緊張が和らいだのだった。


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祖母の状態の時系列。

2023-10-22 15:36:00 | 日記
時系列を書ける範囲で記録を残します。私は孫ゆえ二親等なのですが、幼少のころ祖母が長い間、面倒を見てくれていた恩があること、親族間の事情などのため、私が祖母に付き添わなければならないという使命感があります。それでも忙しかったり、体調が悪かったりしたときは、「何で私ばかり・・・。」と腹も立ちましたし泣きたくもなりましたが、それは今はもう無くなりました。



10/16(月)
・お風呂に入れてもらっている間、待機。約50分のお風呂だった。
→祖母はお風呂に入ったことを直前なのに覚えていない
・カメムシが病室にいたのだが、そのカメムシを指で追っていた
・ヤクルトを2本飲めた
・帰り際、お見舞いに対して「ありがとう」と言ってくれた

10/17(火)
・最初は私の名前を言えたけれど、孫の5人の名前が分からなくなった
・全体的に頭がぼーっとしている感じ
・ヤクルト(水分)を飲むと苦しくなるようで、オエっとしてしまう
・明朝6時採血検査とのこと
・連れて帰ってと連呼する

10/18(水)執刀医と電話&直接会えた
*執刀医もとてもいい先生です
・抜糸、傷口順調に回復している
→脚の術後の経過はよい
・血液検査の結果
→栄養状態が悪い(Alb値)
→炎症反応(CRP)も少しずつ下がってきた
→白血球数は正常値
・夜ごはんのときに面会
→プリンを小さく5口食べさせた
→メイバランス(ヨーグルト味)完飲
・夜の薬は3種類
・連れて帰ってと言う

10/19(木)
仕事の都合で面会に行けなかった

10/20 (金)
・熟睡していたが、あえて起こした
→驚くほど元気かつ明朗
→よく話すし声も大きいし滑舌もよい
・理学療法士と部屋で話すが、祖母はこの方に対して敵意剥き出し
→なだめる
→理学療法士には家族として謝罪
*祖母をずっと見ている身としては、相性も悪いのかな?と感じます
・話題を変えるために、「アイスを食べたいんだけれど、おばあちゃんも一緒に食べない?」と筆談で聞くと「嬉しい」という
→売店でハーゲンダッツのストロベリーと抹茶の2つを買って病室に戻る
→祖母に選んでもらい祖母がストロベリー、私は抹茶に
→ストロベリーは果肉が入っているので、誤嚥に気をつけながらスプーンで食べさせる
→よく食べてくれる
・途中、理学療法士との話が入り、面会時間が過ぎていた。このことは、事務の方と看護師と私の間で意思疎通がうまくできておらず、看護師がオムツ交換に来たところでタイムアウト



写真:祖母とスターバックスにて♪おそらく祖母にとって、スターバックスはこの日が初めてだったかな?と思います☕️




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