要介護5の祖母の在宅介護記録。

要介護5の祖母を在宅介護している。在宅介護の記録。

症候性てんかん。

2024-07-29 18:18:00 | 日記
祖母が10日ほど前から、痙攣するようになった。どのような痙攣かというと、前後に震える。上下、左右ではなくて、前と後ろ。

時間としては、一度の痙攣は数十秒。ただ、この一週間で頻度が増えた感じはする。

私が気がついて、初めは驚いて何もできなかったけれど、携帯のビデオで録画して動画を保存した。

それを看護師と医師に見せて、「症候性てんかんではないか」とのことだった。脳の疾患であるようだが、特に何か対処できることはないそうだ。つまり、様子を見守ることのみ。

祖母はこのところ、血中酸素飽和度も97〜99%と安定していて、痰も絡まず(痰の薬服用)割と調子がいい。せん妄が出ると大変だが、夜中は割とおとなしい。祖母は夜、睡眠導入剤を服用しているが、薬に強いのか効きが悪く、結構起きている。

深夜、祖母は柔道の阿部一二三選手が金メダルを取ったことも、一二三選手の名前も把握していて、さらにその後はフェンシングを静かに観ていた。

夜中は副交感神経が優位になるから、いいのかな?それでも症候性てんかんという疾患が新たに出てきて、私の心情は複雑だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

施設の利用再開。

2024-07-26 23:03:00 | 日記
施設の利用は再開しており、入浴とデイサービスを週に2〜3回利用しています。

詳しいことはメインブログにて綴りました。

【長文】在宅介護の状況と羽田空港での一コマ。 - 神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

【長文】在宅介護の状況と羽田空港での一コマ。 - 神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

こんばんは。ブログの更新の間隔が空いてしまいました。でも、基本的に変わりはなく、祖母も生きております。大変なこともありながらも、なんとか私も生活しています。しか...

goo blog

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発熱

2024-07-20 19:45:00 | 日記
7/20(土)
✔️朝から発熱。お昼過ぎには37.9度。
✔️カロナール服用。
→コロナや風邪などではなく、体温調節が難しいゆえの熱という感じ。
✔️冷房は一日中かけている。時々、換気もしている。
✔️昨日から右手のむくみがまたひどく、右手を動かすと激痛が走る模様。
✔️昨日も今日も傾眠。
✔️現時点で本日の水分摂取量は、780mℓ
→メイバランス2本(250ml)
→水400ml
→乳酸菌飲料2本(130ml)
✔️バニラバー4本


以上


体温調節が難しい90歳の祖母。 - 神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

体温調節が難しい90歳の祖母。 - 神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

こんにちは。久しぶりに晴れています。おそらく久しぶり。母と「暑くても晴れている方がいいね」と話しました。たしかに晴れている方が気持ちも明るくなる気がします。深夜2...

goo blog

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ感染が増えていて施設が利用できない。

2024-07-16 13:06:00 | 日記
施設でコロナの感染が増えていて、実質閉鎖。早くても再開は21日。そういえば、コロナで利用停止や閉鎖になるこの感覚、忘れていた。だからといって感染した方を責める気は全くない。「お大事になさってください」と伝えた。こればかりは気をつけていても感染するし、仕方ない。ただ、2020年から出てきた新型コロナがなかった世界が懐かしい。


施設での入浴もできないため、祖母の体がどんどんと蒸れてカビ(面のように赤くなる)が生えてきている。本来は14日に入る予定だった。どんなに清拭や着替えをがんばっても、入浴にはかなわないことを初期から知っている。お風呂で綺麗にしてあげたい。


今週は14日、16日、17日、19日に利用(うち2回の入浴)の予定だったので、母とスケジュール調整もてんやわんや。今週をどのように乗り切るか。


一昨日、藁にもすがる思いで留守番してくれるサービスがないか、母と問い合わせてみたが見つからなかった。酸素のカニューラが抜けないか、3時間でもいいから見ていてくれるだけでいいのだけれど、難しいようだ。


酸素つながりで言うと、酸素濃度を高めるオキシマイザーは月1個までしか出せないそうだ。これはいったいどのような計算なんだろう。


まず「1個!?」と驚いた。なぜなら、全くもって足りないからだ。1週間に1回は少なくとも替えたいところ。

1.鼻の粘液などで詰まる。
2.入浴の際、オキシマイザーの部分に水が入るため交換が必要。濡れないように工夫しているが、無理。ビニール袋をかぶせたら酸素が取り込めないので、無理。そのままにしておくと、酸素濃度は低下。


不足分は3000円〜4000円くらいで自費でとのこと。仕方ないか。自費で買えるだけマシと思うしかない。

ところで、このオキシマイザーというのは、管も固く形状記憶しないので、鼻から抜けやすい。そのため、一日に何度もテープ止めをやりなおしている。命に直結する酸素がちゃんと入っているか否か、安心できないというのは、介護する側からしたらものすごく心労。


介護をして初めて知ることばかり。90歳の要介護5の祖母の介護をしていて「社会や制度ってやさしいんだな」と感じることがあまりない。でも、親身になってくれるやさしい人はいる。たとえば、施設のなかでも祖母のことをよく気にかけてくれる看護師。それが救いだ。


【祖母の容態メモ】
・酸素7.5ℓ
・血中酸素飽和度 94%
・体温は36.8度
・痰が絡んでいるのだが、自力では出せなくなった
→背中をさすったり叩いたりしても出せなくなった
→吸引がそろそろ必要かも
・1日1食、食べるかどうか
・メイバランスは1日3〜5本
・乳酸菌飲料1日2本(本来はの目安は1日1本だがこの状況で好むものをあげる方針)
・棒のバニラアイス1本
・コーヒーは飲まなくなった
・スイカも食べなくなった
・発汗がすごい
・お水は飲めている
・脇とオムツが当たる腹部を中心に赤い
→タオルを挟んで対応
・目と声が弱々しくなった
・背中と臀部も小さくなった
・力も弱くなりオムツ交換や清拭も2人で行う方がやりやすい
・車椅子に乗りたい、外に行きたい、ということもなくなった
・認知症がかなり進んだのか、施設に行って帰ってきても「施設に行ったの?」と言う
・昔話もしなくなった
・歌も歌わなくなった
・「あーみーちゃん」と昼夜問わず、場所問わず言っている。施設でも呼んでいるらしく、連絡帳に書かれていた
・表情が乏しくなった
・背中が変というので、よく体位を変えている
 

など
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護は甘くない。

2024-07-11 15:57:00 | 日記
祖母が熱中症の疑いで37.9度の熱が出たり、痰が絡まって苦しそうだったり。朝ごはんを食べたかどうかも忘れたり、お水を誤嚥したり。

そうかと思えば、おとなしくして私が起きるまで静かに待っていたり、おもしろいことがあれば笑ったり。

誰も好んで、病になるわけではない。ちなみに、間質性肺炎という病は、癌や認知症に比べて罹患する人が少ないから薬の開発も中々されないそうだ。そのため不治の病とのこと。

ずっと服用しているステロイドによって、高齢者ということもあり、せん妄が出やすくなるそうだ。


【ここからは私の話】
最近、結構、追い込まれている。発端は、祖母が宿泊ができなくなったこと。つまり、週に数回のデイサービス利用のみなので、睡眠も十分にとれないなか、介護をつづけている。さらに、近場以外、ほぼどこにも出かけられず、気分転換をうまくはかれなくなった。


デイサービス利用の日でも入浴は午後からなので、そこに時間を合わせると自由時間は3時間。この間にシーツを洗濯したり、ベッドメイキングをしたり、掃除機をかけたりすると、滝の汗と共に時間があっという間に流れる。母と2人で協力しても本当に解放される時間はあっという間に終わる。


デイサービスの日、気分転換に近くてもいいからどこかに出かけようとしても、冷房の効いた部屋で横になっているとウトウトしてしまい、タイムアウト。


連絡ノートに書かれている祖母の施設での様子も見るに耐えかねることばかり。祖母は「帰りたい」と何度も言い、ナースコールも鳴らし、スタッフにペンやお箸も投げるそう。書く人によって文章の特徴は異なるけれど、私はこの連絡ノートに追い込まれている。文章は口語よりキツく感じるので、書き方や伝え方が大切だと思う。


お風呂の介助に入ったり、スタッフ一人で来る送迎の移乗もしたり、出来ることはやっているつもりだけれど、祖母は疎まれる存在になったと感じてしまうことも精神的に負担。


介護生活も8ヶ月目となり、睡眠不足(3時間つづけて寝られたことがこの2ヶ月ない)、近しい祖母がいつ旅立ってしまうかという緊張感と不安、急にやってきた猛暑、「なんで?」と思うような事柄、容態が乱高下するため予定を変更しての生活、各方面への気疲れ、介護とは関係のないところでのストレスなど心身ともに参ってきた。


ピンポイントで「今、助けて」「誰か、手を貸して」「ちょっと見ていて」というときに助けてくれる人もいない。在宅介護は甘くない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする