11月13日(月)
(多種類を作るゆとりがないのでスーパーの惣菜、様様です🙏)
15時半頃、面会に行った。祖母の希望の助六寿司を持って行った。いなり寿司2個、赤飯2個、かっぱ巻き1個、食べた。さらにメイバランス1本、ヤクルト1本も飲んだ。すごい!としか言いようがないくらい食べられるようになった。
(多種類を作るゆとりがないのでスーパーの惣菜、様様です🙏)
祖母は、折り紙で鶴の折り方を忘れてしまったり、日曜日に面会に行けなかったことに気がついていなかったりと多少ボケている部分もあるけれど、対面で会って話すとしっかりしている。1ヶ月前が嘘のようだ。
そして、私はよく食べてくれたなと思って帰路についていた。しかし、その時、電話が鳴った。病院からだ。何だろう。。。
整形外科の執刀医からだった。執刀医曰く、下肢切断した部分の傷口が2cmほど開いてしまい、バイ菌が入ってしまったとのこと。そのため翌日、洗浄をしなければならず、それは痛みを伴うので手術室で麻酔をかけて行う。傷口の深さやバイ菌の入り具合によっては、再び骨を削る可能性もあるという内容だった。
またか・・・。良くなってはまた何かが起きる。たった先ほど、元気だと思い込んでいた祖母の脚の傷口が開いてしまっていたとは夢にも思わなかった。そして、何より再び麻酔をかけることに対して私は不安に思った。体への負担、認知機能がまた衰える可能性など。
実は、11日(土)に某施設にも面談に行き、人間味のあるあたたかな施設長とお話し、「そこが受け入れてくれたらいいね」と母と話していたところだった。もちろん、病院で診てもらえるのは医療が整っているという面で安心感はある。そして、執刀医も主治医も信頼できる先生であることに変わりはなく、感謝している。
ただ、祖母の「自宅に帰りたい」というおそらく最後の願いが少し遠のいたこと、再び私の名前を忘れるほどにボケてしまうのではないか、食べられなくなるのではないか、祖母の身を案じた。同時に、ここまで積み上げてきたものが少し崩れる音がした。でも、やっぱりこういうことも思うようにはいかない、そう思うしかないのだ。