『有無同然』の2回目です。
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バスケットのスーパースター、
マイケル・ジョーダンは、
スポーツの世界において、もっとも有名で、
カリスマ性をもった選手の一人です。
そのジョーダン、シカゴブルズ3連覇後の
シーズンオフに突如引退します。
全盛期にあっての引退は
「ジョーダンじゃないよΣ(・ω・;|||」
とNBAとメディアに衝撃を与えます。
引退の胸の内をこう語っています。
「 ときどき、僕がマイケル・ジョーダンじゃなかったら、って思う。
僕は朝食に子供たちと一緒にパンケーキを食べて、
幼稚園に送り迎えする、という
みんなと同じように、普通の家族として、
家族がやっていることをやりたいんだ」
世界一非凡な才能の男の憧れは、
平凡な生活にあったのです。
ところが、1年後にまた復帰。
理由を聞かれたジョーダンは、
「足の裏がかゆくて、かくために戻ってきました」
と言ったそうです。
憧れの(!?)平凡な生活がかなったものの、
家にいても何もやることがない。
1ヶ月もすれば飽きてしまう。
テレビをつければ、かつてのチームメイトが活躍している。。。
俺が出れば・・と足がむずむずしてくるわけですね。
その後、何度か引退と復帰をくり返しています。
苦は色を変えるだけで、
左肩の荷物を右肩に移すようなものなのでしょうか。