清原逮捕の波紋は広がるばかり。
この欄でも取り上げた元巨人左腕の野村貴仁のコメント争奪戦が勃発。
「清原に覚醒剤で取引の仲介をした」
野村のコメント取りにメディアが血眼になっている。

日テレ系の「NNNニュース」や「ミヤネ屋」での野村のインタビュー姿にひっくり返った。
まるでルンペン。
メジャーまで挑戦した元プロ野球選手の変わり果てた姿。
公園で暮らすホームレスの方がよほど小奇麗だ。
髪とひげは伸び放題。
ビール缶など散乱する「掘立小屋」の前で取材に応じる。
よれよれのジャージ姿。
目は泳ぎ、ろれつが回らない。
「冬場というのに、すごい悪臭。ごみにゴキブリ。荒れ崩れ、壮絶なごみ屋敷やった。缶ビールなど空き缶がゴロゴロ。布団もカビカビ。よう寝取るなあ。凄い洋館建て、あれはどうなったんやろ」
高知まで行った記者の話こそ壮絶だった。

週刊紙は発生するが、TV局の額より低い。
野村はギャラを求めてTV局や週刊誌でホイホイ喋る。
言ってみれば野村は今「清原バブル」の様相。
「チームメイトはみな清原が(クスリを)やっていたことは知っている。俺は仲介役もしていた」
「俺のことを警察に話してないよな」
刑期終えた野村に清原が電話してきたことまで暴露している。
野村がオリックスから巨人移籍したのは98年。
清原は97年に西武から巨人にFA移籍している。
野村がメジャーへ行くまでの4年間が重なる。
つまり、清原がシャブ漬けになるきっかけは巨人時代。
いきなり坊主頭にしたのは、覚醒剤反応の出る髪の毛をカットするためだったのか?

ピアスし始めたのもクスリ漬けの影響だったのか。
いまになって続々と明るみに出る話の数々。
清原も野村も、これでもか、これでもか、と野球少年の夢をぶっ壊す。
人生も狂わす覚せい剤
常習者の清原ははたして立ち直れるのか?
芸能界の話題は当分続きそうだな