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ストーカー女子高生殺人と倉本聰とフェイスブックの点と線

2013-10-09 | 日記

東京・三鷹市でストーカー殺人事件。
被害者は、名作ドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聡(の姉の孫)姪っ子だった。

女子高生タレント鈴木沙彩(18)が8日夕方、21歳のストーカー男に刃物で刺殺された。
ストーカーは京都から夜行バスで9月27日に上京。
数日前にナイフを購入。
被害者の自宅周辺でチャンスをうかがっていた。
現場は凄惨だった。
紫のターバンを巻いた男が刃物をふりかざし執拗に迫る。

180センチの大男に追われた被害者の恐怖はいかばかりか。
「いや!」「やめてー!」

血まみれで絶叫する女子高生。
さらに鬼のような形相で迫る地獄絵図。
2階の窓から1階の女子高生の部屋に侵入した。
クローゼットの中で池永容疑者は数時間潜んだ。
自宅敷地内から制服姿のまま逃げ惑う。

さらに腹、首筋などを刺した。
首や腹を4、5カ所刺された。

女子高生は目を見開いたまま、横向きに倒れていた。
二人はフェイスブックで知り合った。
SNS(ソーシャル・ネット・ワーク)に潜む危険。
それが表面化した事件だった。
ネット上だけで親密な交際に発展する危険は、これまでも指摘されてきた。
まさに警鐘を鳴らす事件となった。


性格も素性も分からない相手と、ネット上で知り合っただけで交際する神経が昭和人間には理解不能。
かつて会社の後輩が、ツイッターで知り合っただけで交際、結婚まで至った。
二人の子供までもうけて、幸せな家庭を築いた例も知ってる。
当時は「ツイッターだけで、結婚までするか?」と驚いた記憶がある。
「出会いが少ないから、ネットでも、昔のお見合いと変わらない」

そう指摘する向きもある。

だが、今回の事件をみると、SNSの危うさを改めて思い知った。
「バカとハサミは使いよう」という言葉がある。

「バカとSNSは使いよう」が現代のことわざか?

池永チャールストーマス容疑者の供述「(凶器の)ナイフは数日前に買って、あらかじめ用意して行った。逃走する途中で捨てた。鈴木さんとはフェイスブックを通じて知り合った」

【NEWS抜粋】8日午後4時50分ごろ、東京・三鷹市井の頭1丁目の住宅前で「若い女性が男に刺された」と110番。警視庁三鷹署員が女性が路上で血を流して倒れているのを発見。被害女性は私立高3年で鈴木沙彩さん(さあや、18)。刃物で首などを刺され、病院で死亡が確認された。捜索約1時間半後、約600メートル離れた三鷹市内の玉川上水土手で血の付いたズボンをはいた犯人を発見。「私がやった」などと話したため、池永チャールストーマス容疑者(21)を逮捕した。 逃走中に捨てたとみられるバッグや上着、血のついたタオルは、現場から約500メートルのマンション敷地内で見つかった。両親と被害者は「待ち伏せされている。付きまとわれている」と三鷹署に相談していた。鈴木さんは映画に出演するなどタレント活動もしており、民放のドラマにも出演していた。曽祖父は高松次郎(美術家)、大伯父は倉本聰(脚本家)。現場は京王井の頭線三鷹台駅から南東約300メートルの住宅街。

鈴木沙彩(すずき・さあや):1995年6月22日ー2013年10月8日、享年18.東京・三鷹市生まれ。文化女子大杉並高3年。小学5年頃、芸能事務所にスカウトされ芸能界入り。2010年公開「冷たい部屋」(平田大輔監督)で映画デビュー。12年4月フジ系「浅見光彦シリーズ第44弾 砂冥宮」などに出演。今年2月、横浜国大教育人間科学部マルチメディア文化課程の卒業制作展出品の短編映画「ガレージ・ドライブ」に出演。カナダ(中3)イギリス(高1)にホームステイ。海外生活の夢があった。161センチ。血液A型。
【被害者のブログ抜粋】「A型で一人っ子、相当几帳面です。だから家の掃除機をかけるのも沙彩だよ!だから人生の中で部屋が汚れた事はない。好きな事はた~っくさんあり過ぎて数えられないけど、洋画、洋楽鑑賞(凄い時は1週間10本以上映画見る事も)美術鑑賞とか絵、イラストを描く事。(ママ、伯母さん、伯父さん、従兄弟、亡おじいちゃん、亡おばあちゃん、みんな画家、グラフィックデザイナー、建築家、音楽家、ひいおじいちゃんは高松次郎って言う結構有名な美術家、大伯父さんは倉本聰)など今考えると超芸術一家」






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