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さらば水島新司 天国でドカベン香川と再会?

2022-01-17 | 日記
ドカベンの”生みの親”水島新司が、年明け10日に亡くなっていた。
肺炎、享年82。

【1月18日付・報知新聞】
2年前の師走に「引退」と、報じられた。
そもそも、漫画家に引退なんぞあるのか?と不思議に思った。
きっと体調が思わしくないのだろう、と推測した。
野球漫画に徹した水島らしい引き際だったのかもしれない。
バットならぬ、ペンを自ら置いたのだろう。

【20年12月2日付・報知新聞】
「少年サンデー」「少年マガジン」をむさぼり読んだ野球少年の私にとっての野球漫画は水島だった。
幸いにして水島の原画を手元に持っている。

南海ホークスと阪急ブレーブスが競っている当時、依頼したイラストだ。
両球団とも消滅、そして水島も天国を駆け上った。
寂しい。
水島と言えば「ドカベン」。
後に漫画ドカベンそのままの浪商の香川伸行が甲子園に登場。
170センチで100キロ近いドカベン体型で活躍した。

センバツ準優勝、夏4強。
牛島ー香川のバッテリーで甲子園を席巻したから目を丸くした。
太って捕手なら、みな「ドカベン」。
我々は全国の球児を紙面を躍らせたが、香川のキャラが出色だった。
さらに大阪の人気球団、南海ホークスに入団したのだから、水島も驚き喝采した。
楽しかった。
その、ドカベン香川も8年前、52歳の若さで、すでに他界。
水島を雲の上で待っていることだろう。
◆水島 新司(みずしま・しんじ)1939年4月10日ー2022年1月10日、享年82。新潟市生まれ。実家は魚屋。白新中学卒業後、水産問屋で丁稚奉公。19歳で大阪の貸本出版「日の丸文庫」で編集の下働き。傍ら「番頭はんと丁稚どん」など番組をコメディー漫画にした。東京五輪イヤーの64年に25歳で独立、上京。「少年サンデー」「少年チャンピオン」などで執筆。『野球狂の詩』『ドカベン』『あぶさん』などヒット作を量産。38歳の77年、野球漫画専門誌「一球入魂」創刊。20年12月1日、引退を発表。血液型B。修子夫人、長男は元たけし軍団で俳優の水島新太郎(55)。


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