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Special moments大谷1号に”ヒマワリの種シャワー”@手書きスコア付録

2024-04-05 | 日記
満員5万2746人 が見た。
「Special moments.」
大谷のドジャース移籍初アーチ。
ベンチに凱旋する大谷翔平(29)の顔面にヒマワリの種が雨あられ。
日米野球ファンがどれほど待ち望んだ瞬間か。

ジャイアンツ001002010=4
ドジャース 01210010✕=5
1点差に迫られた7回2死走者なし。
大谷の第4打席、開幕9試合41打席目。
ジャイアンツの双子投手で左腕のテイラー・ロジャース(33)の150キロのシンカーだった。
3ボール1ストライクからの外角寄りに両腕を伸ばし、強引に引っぱ叩いた。
打った瞬間「行った!」と思える打球だった。

インパクトの瞬間、静寂が訪れ。
右中間スタンドに白球が突き刺さるとドジャーススタジアムが揺れた。
スタンディングオベーションと大歓声が包み込んだ。

大谷自身は喜びを抑えた。
表情は変えなかった。
一塁の直前で右手で小さくガッツポーズ。
ダイヤモンドを1周。
ホームにはMVP男フリーマンがお出迎え。
ロータッチすると、向かったベンチ前でやっと大谷スマイルがこぼれた。
仲良しTヘルナンデスがぶちまけた。
大谷の顔に“ヒマワリの種シャワー”を見舞った。
ヒットを打っても二塁打を打っても「不振」の合唱。
一平ショックでメンタルは普通なら崩壊している。
それでも何事もないように笑顔を振りまく。
誰もがかえるアーチを見たかった。
見ている側だって、どれだけホッとしたか。
ホームランだけではなかった。
3回には快足を生かした。
一、二塁間への詰まった打球でベースを駆け抜けた。
投手のベースカバーが追いつかない。
さらに4番スミスの左翼線に抜ける二塁打。
大谷は一塁から激走。
一気に2点目のホームに滑り込んだ。
微妙なタイミングだったが、その時点で勝ち越し。
勢いのついた打線。
さらに仲良しTヘルナンデスが左前へ3点目のタイムリー。
試合の主導権を握った。
戻った記念ボール
▼大谷翔平「記念ボールは戻った。話し合って、頂けることになった。特別なことで有り難い。サイン入りのボールと帽子2個とバット1本と交換した。随分、長い間打ってない感覚だった。打撃は良くなかった。まず1本出たことが率直に安心出来た。タイミングと距離が違った。無理矢理タイミングを早めるのも、長期的によくない。我慢して少しずつ調整するのが大事と思う。ボールは徐々に見えてきた。結果につながるかは、全然違う。早く打ちたい気持ちが、打席からかけ離れていく状態だった。後半のいい場面で1本打てた。結果的に5-4で勝った。僕だけじゃない。オフェンス(打線)がプレッシャーをかけ続けていたのが良かった。これをきっかけに自分の打席を継続したい」
流行っている咳?少し回復した
咳?ここ数日、流行っている。大分、回復した。ヒマワリの種?ありがたい。グラウンド外でも、みんなにサポートしてもらった。ケージでも試した。打撃コーチやロバーツ監督が調整法も含めて助言を貰った。結果を出すことがコミュニケーションで大事な1つ」
メンタルを言い訳にしたくない
激走ホーム?1死だったので、最初はライナーだと思って止まった。どうかとは思ったが、コーチャーが思い切り手を回していた。僕も行けると思った。いい判断だった。ベッツ、フリーマンには助けられている。僕が調子悪くても好機を作ってくれる。ヒットじゃなくても貢献出来る状況があった。メンタルを言い訳にはしたくない。技術だと思っている」
動じなかった大谷
▼デーブ・ロバーツ監督「ドジャースタジアムで最初のホームランを見られて良かった。ファンも喜んでいた。ここで打ててホッとしたはず。きょうは難しい左腕だった。第3打席(4回)の左直のスイングが良かった。一番大切なのは勝つこと。勝利が馴染む助けになる。本当に動じない。やるべき仕事とそれ以外のことを切り離してやっている」 
7億ドルの男が初アーチ
▼LAタイムス電子版「2つの国で8試合ホームランのなかった7億ドルの男が初ホームランを打った。昨年のア・リーグホームラン王の一発で、ドジャースはいつものようにナ・リーグ西地区の首位に立った。ドジャースは126勝ペースでこれが彼らのやること」