侍の誇り大谷ＶＳダルビッシュ～ 松井２勝パーフェクト火消し＠手書きスコア付録

本日は新聞休刊日。

カリフォルニアの青い空が嘘のような雨雲。
まるで一平への涙雨か。
２戦連続、雨で開始が遅延、３５分遅れでプレーボール。

（吉田正尚１号、鈴木誠也マルチらは別項）

パドレス　０００１０２３００=６
ドジャース０００３０００００=３

大谷ＶＳダルビッシュの２度目の対決はダルの完勝。

開幕戦での初対決は遊ゴロと右前安打の五分だった。

１回無死二塁、大谷の第１打席は空振り三振。
３球ファウル後、内角低めに落ちるカットボールに空を切った。

第２打席フルカウントから三塁への凡飛。

ダルビッシュを先制援護したのは４番マチャド。

４回、パクストンから中越に４号弾。

ところが直後にダルビッシュが３連打を浴び逆転を許す。

フリーマン右線二塁打、スミス中前タイムリーの連打で同点。

マンシーが右翼席へ４号勝ち越し２ラン。

パドレスは６回、３連続四球を絡め同点に追いつく。

ダルビッシュは５回３失点４安打２三振２四球。
９２球で粘りのピッチングで責任を果たした。

６回からバトンを渡したダルビッシュの黒星は免れた。

ＶＳ大谷は通算５打数１安打２三振。

６回２死一塁、松井裕樹（２８）が３番手で火消し。

直後の７回、２四球絡みの１死満塁。
５番プロフアーが一掃のセンターオーバーの３点二塁打。

そのまま松井は回またぎで３者凡退で７回をピシャリ。

１回１/３をパーフェクトに封じた松井が２勝目。

１０試合目の登板となった松井の防御率は０・９３。
ドジャースは６２年ぶり１４四球の投壊。
４併殺パドレスの拙攻がなければ、大敗してもおかしくなかった。

最期は虎の元守護神スアレスに締められた。

１４四球では勝てない

▼デーブ・ロバーツ監督「四球を14個も与えて野球に勝つのは難しい」 

ボールばかりでゴメン

▼ダルビッシュ有「大谷君の２打席目後、ダッグアウトに戻る時にボールばっかりでごめんね、って伝えたけど…。ちゃんと勝負出来てなかった。とにかく四球だけは嫌だった。３ボールになってボール球を振ってくれた。わざとだと思う。そんな感じがしたので申し訳なかった。大谷くんも結婚して肩の荷が下りたのかな。多分隠さなくていいところが増えて、凄く明るい感じ。いろいろ今ね、あると思う。その中で野球に集中して、笑顔で前向きにやってるのを見ると自分も元気になる。１年目から松井はすごく難しいと思う。それでも元気に楽しくやっている。結果も出ている。見ていてすごく嬉しい」 

チームが勝てて嬉しい

▼松井裕樹「チームが勝てて嬉しい。中継ぎの勝ちは運。先発に白星が付くのが僕たちは嬉しい。６回は勝ち越されないように投げた。初めての経験だけどもっともっといろんな相手、球場でやる。環境も変わる。アジャスト出来るように準備したい」

【注】●=ストライク◎=空振り△=ファウル✕=ボール。青はダルビッシュ投球内容。

【パドレス・ダルビッシュ２０２４成績】

▼２－５ドジャース（３・２０＝ソウル）

３回２/３（７２球）１失点（責０）２安打３三振３四球

▼６－４ジャイアンツ（３・２９＝サンディエゴ）

５回０/３（７６球）１失点５安打７三振１四球

▼２－５カージナルス（４・３＝サンディエゴ）

✕７回（８２球）３失点５安打（本１）６三振１四球

▼９－８カブス（４・９＝サンディエゴ）

３回（６５球）４失点４安打４三振３四１死球

▼６－３ドジャース（４・１５＝ＬＡ）

５回（９２球）３失点４安打（本１）２三振２四球

５試合２３回２/３　防御率４・１８
１２失点１６安打（本２）２２三振１０四１死球

【ドジャース大谷翔平２０２４成績】
▼５－２パドレス（３・２０＝ソウル）
◆ダル初対決【２番DH】５打数２安打１打点１盗塁
遊ゴロ、右前安（盗１）三ゴロ、一ゴロ、左前適時打

▼１１－１５パドレス（３・２１＝ソウル）

【２番DH】５打数１安打１打点１得点
右前安、右犠飛、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ

▼７－１カージナルス（３・２９＝ＬＡ）

【２番DH】３打数２安打１三振１四球１得点

右線二塁打、四球、右前安、三振

▼６－３カージナルス（３・３０＝ＬＡ）

【２番DH】４打数０安打１三振

二直、左飛、二ゴ併、三振

▼５－６カージナルス（３・３１＝ＬＡ）

【２番DH】５打数１安打２三振１四球１得点

右前安、三振、四球、右飛、三振、遊飛

▼５－４カージナルス（４・１＝ＬＡ）

【２番DH】４打数１安打２三振１得点

三振、三振、右線二塁打、投ゴロ

▼８－３ジャイアンツ（４・２＝ＬＡ）

【２番DH】４打数１安打１打点１三振１得点

二ゴロ、右線二塁打、左飛、三振

▼５－４ジャイアンツ（４・３＝ＬＡ）

【２番DH】３打数０安打１三振１四球

三振、中飛、四球、二ゴロ

▼５－４ジャイアンツ（４・４＝ＬＡ）

【２番DH】４打数２安打１三振１打点２得点

三振、一内安、左直、右中１号

▼７－９カブス（４・６＝シカゴ）

【２番DH】５数２安打２打点２得点
左中二塁打、一ゴロ、右線２号２ラン、中飛、中飛

▼４－１カブス（４・７＝シカゴ）

【２番DH】４数２安打１四球１三振１得点

右前安、中飛、左前安、四球、三振

▼１－８カブス（４・８＝シカゴ）

【２番DH】４数２安打１打点１三振

三振、三邪飛、右中三塁打、中越適時二塁打

▼４－２ツインズ（４・９＝ミネソタ）

【２番DH】５打数３安打１打点１三振２得点

中越二塁打、中飛、左線二塁打、左越３号、三振

▼６－１ツインズ（４・１０＝ミネソタ）

【２番DH】５打数１安打２三振
三振、右二塁打、左飛、三振、二ゴロ

▼２－３ツインズ（４・１１＝ミネソタ）

【２番DH】３打数１安打１四球

四球、左飛、右前安、二ゴロ

▼７－８パドレス（４・１３＝ＬＡ）

【２番DH】５打数３安打１打点１得点
中越４号、中飛、左線二塁打、右線二塁打、中飛

▼５－２パドレス（４・１４＝ＬＡ）

【２番DH】２打数０安打１打点２四球１盗塁

四球（盗１）、四球、三邪飛、中犠飛、右飛

▼３－６パドレス（４・１５＝ＬＡ）

◆ダル再対決【２番DH】４打数１安打２三振
三振、三飛、三振、中前安

１８試合　打率.３３８本４打点１０盗塁２
７４打数２５安打１６三振７四球１３得点

初アーチ吉田正尚ダメ押し２ラン＠誠也５度目マルチ安打＠藤浪３Ａでもノーコン

侍ジャパン主砲が日米でお目覚めの一発。
日本でヤクルト”村神様”｛村上宗隆）が１３試合５４打席目の開幕１号。
今度は海の向こうで吉田正尚（３１）が今季１号が出た。
こちらは開幕１６試合６０打席目。
ダメ押し２ランを右中間席に叩き込んだ。
６番ＤＨに下がった意地を見せた。

５戦連続ヒット、連日の２打点とエンジンがかかってきた。
エンゼルスに連勝する原動力になった。

◆　　　　◆　　　　◆

カブス鈴木誠也（２９）が３試合連続ヒット。

第１打席で左中間へ二塁打。

先制ホームを踏んだ。

第３打席でも左前安打で５度目のマルチ安打。

打率を３割台に戻した。

マリナーズに連勝でカブスはカード勝ち越し。

◆　　　　◆　　　　◆
藤浪晋太郎（２９）はマイナーでもダメだ。
メッツで開幕ロースター入り出来なかった藤浪は、頑張るしかない。
にもかかわらず１５日、リリーフで３四球。
ノーコン病発生で１死も取れず３失点1安打。
３Ａシラキュースで５試合投げて防御率は９・００。
メジャー昇格どころではない。 

１発出てホッとした
▼吉田正尚「ボールの下だった。打った距離感が分かりづらかった。まあ1本目ってのもあるし、風もあった。ホッとしている。ＤＨなので打つ方でしか貢献できない。勝ちに絡める活躍をしたい。そういう結果になってよかった」 

甘いボールを打てていない

▼鈴木誠也「調子は良くはないが、最低限出来ている。Ｈランプがつけばいい。修正するところがある。甘いボールではなく、厳しい球ばかり振るから三振する。あまり気にしていない」 

【Rソックス吉田正尚直近成績】
▼０－７エンゼルス（４・１３＝アナハイム）
【６番DH】３打数１安打1三振

左前安、三振、右飛、

▼７－２エンゼルス（４・１４＝アナハイム）
【３番DH】４打数２安打２打点１三振１得点
右前適時打、左前適時打、三振、遊ゴロ

▼５－４エンゼルス（４・１５＝アナハイム）
【６番DH】３打数１安打２打点１四球１得点

三邪飛、右飛、右中１号２ラン、四球
１６試合　打率.２５５　本１打点８
５５打数１４安打８三振５四１死球７得点

【カブス鈴木誠也２０２４年成績】

▼３－４レンジャーズ（３・２９＝テキサス）
【２番右翼】５打数1安打1得点
投ゴ、中飛、左線二塁打、左飛、遊ゴ

▼２－１１レンジャーズ（３・３１＝テキサス）
【２番右翼】４打数０安打２三振

右飛、三振、中飛、三振

▼９－５レンジャーズ（４・１＝テキサス）
【２番右翼】６打数２安打２打点１得点

中前安、中飛、一飛、一ゴロ、三ゴロ、左前適時打

▼５－０ロッキーズ（４・２＝シカゴ）
【２番ＤＨ】３打数１安打１四球１得点

中直、中飛、右前安、四球

▼１２－２ロッキーズ（４・３＝シカゴ）
【２番右翼】４打数２安打２打点１四球１三振２得点

中越１号２ラン、四球、中飛、三振、右前安

▼９－８ロッキーズ（４・４＝シカゴ）
【２番右翼】５打数３安打４打点１三振１得点

三振、右前適時打、左中２号、三内安、三ゴロ

▼９－７ドジャース（４・６＝シカゴ）

【２番右翼】２打数１安打３打点１三振１四球
三振、右越適時二塁打、四球、右犠飛

▼１－４ドジャース（４・７＝シカゴ）

【２番右翼】３打数０安打１四球２三振

四球、三ゴ失、三振、三振

▼８－１ドジャース（４・８＝シカゴ）

【２番右翼】３打数０安打２三振１打点１死球１得点

三振、左犠飛、死球、三振、二飛

▼８－９パドレス（４・９＝シカゴ）

【２番DH】３打数１安打１四球２三振１得点
左中二塁打、四球、四球、三振、三振

▼５－１パドレス（４・10＝サンディエゴ）

【２番右翼】５打数３安打１得点

中前安、左前安、左前安、遊ゴロ、三振

▼２－１０パドレス（４・11＝サンディエゴ）

【２番右翼】４打数０安打３三振
三振、三振、投ゴロ、三振

▼２－４マリナーズ（４・13＝シアトル）

【２番右翼】４打数１安打１三振
遊飛、右前安、二ゴロ、三振

▼４－１マリナーズ（４・14＝シアトル）

【２番右翼】４打数１安打１打点３三振１得点
三振、左中３号、三振、三振

▼３－２マリナーズ（４・1５＝シアトル）

【２番右翼】４打数２安打１三振１得点

左中二塁打、三振、左前安、三ゴロ

１５試合　打率.３０５　本３打点１３
５９打数１８安打２０三振６四１死球１１得点