孫息子が初めて自転車を漕いだ。
5歳になった5月のバースデー祝いで買って1か月。
補助輪なしで突っ走った。
娘夫婦が動画を送ってくれた。
じっとしていられず、すぐに駆け付けた。
褒めてやらにゃあ。
「おー!乗れたか?怖くなかったか?」
「うん!怖くなかった」
ギュッと抱きしめて、頭を思いっきり撫でてやった。
ご覧のように夕陽に向かって嬉々としてペダルを踏む。
得意気な顔がなんとも可愛い。
ジジィ馬鹿満開で、我がことのように嬉しい。
ウム、なかなか運動神経があるわいな。
今朝のワイドショーでV6の岡田准一の幼少伝説を見たばかり。
「2歳の時に補助輪なしで乗った」。
ウム、負けたか。
ま、伝説だからね。
それには及ばないが、どうしてどうして。
乗り出してから、わずか数回だから、それも大したものだろう。
テレビゲームに興じてるより、いくら嬉しいか。
日々の成長は目を見張るものがある。
我を振り返っても補助輪外しての自転車は人生の一大イベント。
走った時の感動は忘れがたい。
そういえば我等の頃は子供用の自転車なんぞなかった。
26インチか、女性用の24インチ。
子供用の自転車などぜいたく品。
大人用で練習したものだ。
大阪では丁稚(でっち)乗り、女乗り、といって、脚をサドルの下の隙間に差し込んでペダルを漕いだものだ。
跨ぐと体がまだ小さいので、ペダルに脚が届かないから。
その昔、娘二人も初乗りが出来るように教えた。
その記憶が甦った。
爺馬鹿だあ
そうでした、三角乗りと言ってました!
男性用の大人の自転車。