あちこち散歩 写真日記

あちこち散歩したときの日記です。
歩きながら撮った風景写真とともに記録します。

花水木

2024-04-17 | 日記
二子玉川駅に、高島屋がやっている「ドッグウッドプラザ」という商業ビルがあります。名前の由来は何か・・・?
知り合いに尋ねたところ、昔ここにドッグランのような犬の遊び場があったからだとか・・。
私も、ここに住む前から二子玉川の駅前は多少知っていいたのですが、そんなものあったなあ?と思いつつ、重要な問題でもないので放置していました。
後日、ひょんなことからハナミズキを英語でドッグウッドというのだということを知りました。
ガッテン! ハナミズキは二子玉川の町の花(木?)なのです。
だから、駅周辺には、ところどころにハナミズキ並木があります。
ここ数日、桜だの東北のことばかり書いていましたが、
そうこうしているうちに二子玉川の桜は葉っぱが目立つようになり、
それに入れ替わってハナミズキが花を開いていました。
ということで、今日はハナミズキ並木です。

駅前通り(旧246号、高島屋の前)

二子玉川公園通り
この辺りはまだ咲いていません↓

最後はズバリ「花みずき通り」。昔、玉電の砧線が通っていた通りです。

ハナミズキと言っても、いろいろな花の色がありますね。
白もいいけど、薄い黄緑(クリーム色)とかピンクの花もきれいですね。
私はピンクの花が好きです。


これ↓はちょっと赤すぎるかな。
あくまで個人的な好みです。
ちなみに私の家にも、一本ハナミズキが植わっています。
残念ながら白です。

ところで、桜は葉っぱが目立つようになったと書きました。
この桜もほぼ葉桜・・・と思いきや、少し離れて見たら上の一部は満開でした。

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岩手県の風景

2024-04-16 | 日記
引き続き東北の旅の続きです。
今回は旅行の最終日4月13日の記録です。
この日は岩手の風景を満喫しました。

最初に行ったのは、遠野の「デンデラ野」。
姥捨て山です。
あの藁の家が、おばあさんが暮らした家なのでしょうが、
もちろん、後から作られたものだと思います。
姥捨て山と言っても、
昼間はこの周辺で畑を作って自給自足をしたり、
里に帰って農作業を手伝ったりしていたそうです。
りっぱな労働力だったわけで、
何故口減らしをする必要があったのか、不思議です。
この家の左手は下の写真のような景色が広がっています。
次の目的地に向かいますが、その道中の景色も雄大でした。


私は15年ほど昔、仕事で何回か釜石に行きました。花巻から釜石線で行くわけですが、その途中に遠野がありました。
ここが「遠野物語」の遠野か・・・、駅の雰囲気も良く、機会があれば一度来てみたいと思っていました。
ただ、遠野についての知識は今日までほとんどなく、何となく、北上山地の山中にある町だと思っていました。でも、盆地だったんですね。
たぶん釜石線も盆地を走ったのでしょうが、何故か山の中だと思っていました。駅も山の中の駅という印象なのですが。あるいは15年という長い年月の間に、記憶が捻じ曲がってしまったのか・・・?
まあ、とにかく盆地であることは間違いないわけで、
下が遠野盆地の写真です。
これは高清水展望台というところからの眺望です。
正面が北上山地方面です。
ここは、雲海が出易いことで有名な場所らしいです。
雲海を見るには早朝に来なければなりませんが、この日は朝から快晴でしたので、早起きしても無駄でした。数少ない快晴のデメリットの一つか。

この後は、1時間ぐらい移動して、種山が原高原に向かいます。住所としては前日の「藤原の郷」があった江刺市になります。
種山が原高原は、かの宮沢賢治が愛した場所と聞いたことがあったので、それで一度行ってみたいと思っていました。
こんなところです。
下の建物群は「星座の森」というキャンプ場です。
草原のなだらかな坂を登っていき振り返ると・・・
遠くに雪を被った山がうっすら見えます。
形からすると「月山」かな?と思いますが、わかりません。
ここから、物見山という低山ハイキングをします。
中腹からの景色↓
仙台方面↓

山頂からの風景です。
月山らしきものが見えます。



物見山を下りて、少し森を散策してみました。
開けたところがあり、ポツンとちょっと目立つ岩がありました。
岩から木も生えています。
よくこういう岩は○○岩とか○○石とか、命名されていますが、
何も書かれていませんでした。
さらに森を進むと、「水辺の広場」というところがあるようなので行ってみました。川の流れる谷にあるようで、かなり下る必要がありそうです。下るということは、帰りは登るということです。あまり帰りが遅くなるのはまずいし・・・、少し迷いましたが行ってみました。きれいなところだったので、来てみてよかったです。

水辺の広場に咲いていた花です。
フキノトウとミスミソウ(雪割草)です。
ちなみにフキノトウは、森の横を通る道路の側溝に、列をなして咲いていました。

時間は午後2時を過ぎました。
家までは7~8時間くらいかかると思うので、そろそろ帰らないと。

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4/12午後の部「遠野」

2024-04-12 | 日記
「藤原の郷」を午前中に出て、
午後は遠野の町にやって参りました。
柳田国男の遠野物語の遠野です。
賑やかな町とは言えませんが、とてもきれいに整備された町です。
区画がきれいに整備されている一方で、敵が直進できないよう鍵型に曲がるところもあって、ここが、かつて城下町であったことを感じさせます。
その一角に蔵の道というところがありました。


また大工町は、街の景観のために道に面した建物は壁の色を統一しているようです。建物の形状なども雰囲気を壊さないようにしていると思われます。また、歩道も木で作られたりしています。


町を流れる来内川(ライナイガワ)です。
この川沿いの遊歩道のわきに「とおの物語の館」があります。
映像や音声で昔話を聞ける他、語り部による生昔話も聞けます。
この日は菊池裕子さんのお話でしたが、残念ながら撮影できませんでした。
自分の中で方言を聞き分け翻訳しなければならないので、
けっこう集中して聞かなければなりませんでした。
いいお話でした。

その後土淵という地区に行きました。
ここにあるのは、遠野のかつての農家の生活を再現した「伝承園」。
上の建物は菊池家(遠野には菊池という名字が多いようです)というお宅の曲り屋。鍵型に曲がっているから曲り屋ですね。

そして、このすぐ近くに「かっぱ淵」があります。
伝承館の斜め前の小径を入って少し歩くと、右手に常堅寺があります。
その小径の景色です。
そして常堅寺。
ちょっと見にくいと思いますが、手前にある狛犬は犬ではなくカッパです。
昔、常堅寺が火事になった時、カッパが川の水で火を消すのを手伝ってくれたとのことで、ご住職が、そのお礼として狛犬をカッパにしたとか・・・。

このお寺の奥にかっぱ淵があります。




この日の最後は福泉寺。
山門です。ちょっと変わった形の山門ですね。
江の島の鳥居の先にある瑞心門というのもこんな形ですね。
そして、山門の奥に、仁王門が小さく見えます。

仁王門の少し先に本堂があるのですが・・・
 
目指すは本堂ではなく、さらにその先の大観音堂。
そこには樹齢1,200年の巨木から彫りだした日本最大の木彫の観音像があります。(撮影不可です)。
その観音堂です。歩いて登るとかなり疲れます。車でも行けるようです。
境内もきれいで、カッパもいました。

本日の宿泊は、遠野の民宿です。民宿に泊まるのは数十年ぶりです。
ホテルや旅館と比較すると快適とは言えないのは当然ですが、多くの民宿が食事のコスパは高いと思います。
今回も満足。海は遠い気がしていましたが、思いのほか海の幸も出ました。町中や道路上の看板等を見ると、遠野の皆さんの感覚は三陸に近いものがあるのかな、と思いました。
明日は風景写真を撮って歩きます。


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奥州藤原氏を偲ぶ(藤原の郷)

2024-04-12 | 日記
今日は、江刺にある「藤原の郷」に行きました。
「藤原の郷」は、江刺に藤原氏が住んでいたことにちなみ創られたテーマパークで、貴族や武家の住宅などが再現されています。
数々の大河ドラマや映画など、時代劇のロケ地となっています。

政庁北門を入ると、政治が執り行われた政庁です。
THE「平安時代」という感じです。
上の写真が正殿、下の写真は正殿から見た南門です。


政庁をでて見返り坂を登って見返ると、こんな景色。
ここの桜はまだ5分咲きくらいですね。


この坂の上には武家の館が建てられています、
これが藤原清の館、「清館」と名前が付いているだけで、清の屋敷を再現したということではなく、当時の東北の小規模の武家の家を模したものです。

次が清衡の館です。これも同じく、清衡の家ではなく、初期の寝殿造りを再現したものです。

清衡の館を出て坂を下ると、大和朝廷時代の城柵ゾーンとなります。
これは伊治城の城柵。767年に建てられたものだそうです。
こちらは河崎柵。


そして清衡館と反対側の高台には、清衡が建てた金色堂があります。
本物の中尊寺の金色堂は覆堂で覆われていますが(正直少し興ざめな気がします)こちらはむき出しです。


この高台からの景色です。


写真の大部分を占めているのが、藤原氏3代目秀衡が建てた居館「伽羅御所」です。
左橋にちらっと見える「無量光院」は京都の平等院鳳凰堂を模して創られたといわれています。
では、あそこに降りてみましょう。

無量光院です。


庭園


これが伽羅御所です。

真ん中の建物が主屋の寝殿で、その東と西と北の建物、そして釣り屋と渡り廊下でつながっています。上の写真は北側の建物が写っていませんが、下の写真をご参照ください。
釣り屋


主屋の寝殿に入ってみました。ここでは着物を着れるらしいですよ。
寝殿からの景色です。





ところで・・・
奥州藤原氏と言えば、やはりこんなテーマパークでなく平泉ですよね。
私は20年ほど前になりますが、一度平泉に行ったことがあります。
今回は予定ではなかったのですが、
実は昨日の夕方、若干時間があったので、平泉の毛越寺(もうつうじ)に寄りました。
毛越寺は、藤原氏滅亡後、度重なる災禍で、その建物すべてが消失してしまいましたが、かつては中尊寺を凌ぐほどの壮大さと華麗さで会ったとのことです。
ここの魅力は、浄土庭園。まさに極楽浄土を彷彿とさせる美しさです。
本堂↓
開山堂↓
大泉が池↓
遣水↓
常行堂↓
大泉が池と本堂↓
洲浜↓
出島石組と池立石↓




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花見山

2024-04-11 | 日記
東北にいます。
PCは持ってきたけれど、SDカードリーダーを忘れたため、
写真をDLできず、帰宅後の作業となり投稿が遅れました。

4/11
今日は福島にある花見山公園にきました。
実は30年ほど前、福島に住んだことがあります。
その時見た花見山公園の景色が実にきれいで、
機会があれば、ぜひもう一度見たいと思っていました。
今回、先日断念した「吉野山」のリベンジというわけではありませんが、
思い切って行ってしまいました。

花見山がメインですが、
福島といえば、やはり、三春の滝桜。
ここも福島在住時、行ったことはあるのですが、
せっかくですので、寄ってみました。
樹齢1000年以上と言われています。
何という生命力でしょう。
ただ生きているだけでなく、
このようにちゃんと花を咲かせるところが凄いですね。


ご覧の通り、大迫力ですが、
30年前と比べると心無しか、花付が少ないような・・・
1000年の中の30年なんて、屁みたいなものですが・・・




さて、いよいよ花見山公園です。
公園と言っても、個人の方の庭です。
庭に山があるというのもすごいですが・・・
この持ち主の農家の方が、長い年月をかけ、
雑木林に木を植え、美しい山へ変身させたことも素晴らしいですが、
ここのもう一つの魅力は、この花見山公園だけでなく、
周辺の景色も素晴らしいことです。
この周辺は、見せるための桜ではなく、
花木農家の方が、生業として植えている樹木が、
美しい風景を創っていることです。
そのため、花見山まで行くまでの道中も、
桜だけでなく、桃、レンギョウ、モクレン、ボケなど、
様々な、そして色とりどりの花が目を楽しませてくれます。
まさに桃源郷です。
まず、シャトルバスの降車場から花見山公園までの道中です。




ボケとナノハナ↓
レンギョウとハナモモ↓

ヒュウガミズキ↓








ここからがようやく花見山です。頂上を目指して登ります。
吾妻山系が見えます↓



マンサク↓
彼岸桜だと思います↓



福島市街と吾妻山系↓
ハナモモ(ピンク)とボケ(赤)とナノハナ(黄)とレンギョウ(黄)↓



寒緋桜↓

ハートのナノハナ↓
頂上からの眺め↓
安達太良山系↓
モクレン↓

下山中




下山しました。

【おまけ】
マイカー規制のため、駐車場はかなり離れた阿武隈川の河川敷でした。
でもそのおかげで、吾妻小富士の「雪うさぎ」を見ることができました。
春になって山の雪が溶け始めると、残雪部分がウサギの形になるのです。
花見山からも吾妻山は見えましたが、微妙な角度の違いから、
「雪うさぎ」は見えませんでした。
福島在住中、我が家からは良く見えました。
懐かしく思い出しました。

ちなみに福島と言えば桃。
福島のお花見は桜もいいですが、
この季節、桃畑一面に広がるピンク色の花もとてもきれいです。

そして今私は、岩手県奥州市のホテルにいます。
その報告はまた明日。
SDカードの容量が心配です。


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