パソコン悪戦苦闘記録

3連休はLinuxコマンドの勉強~ディレクトリの指定

 一昨日(2023年8月11日)は「山の日」で祝日、昨日は土曜日、そして今日は日曜日で、3日連休でした。久しぶりに会社の仕事から完全に開放された連休だったので、3日間、自宅でゆっくりできました。
 んでこの連休、時間ができたらやりたいと、前から思っていたことに取り組んでみました。「Linuxコマンドのお勉強」です。長いこと Linux Ubuntu から遠ざかっていたので、昔覚えた知識はすっからかぁ~んの状態、完全に忘れてしまってます。

 ですから、改めて、最初っからやり直しで、一からの勉強となりました。
 でも、それはそれで楽しいものです。人は何であれ、新しいことを始めるとき、新たな知識を仕入れることが楽しいと思えます。

 特に、Linuxコマンドの勉強、学習は、コマンドの実行結果が目に見えるので、達成感・充実感を得ながら、勉強ができます。私のような初老のヲッサンには、効果的なボケ防止です。お金のかからない、それでいて自己満足も味わえる、なかなか高尚な趣味と言えます。そうです、Linuxは無料で利用でき、お金がかかりません。

 




 今回の連休では、特に、「ディレクトリの指定」について学んでみました。初学者が習得すべき、基礎中の基礎の知識です。

 Linuxコマンドにおいて、よく操作の対象となるのが、ディレクトリです。ディレクトリとは、データの「所在」、「階層」のことです。WindowsやMacで言うところの「フォルダ」(ファイルの容れ物)と似たような概念です。
 ですから、Linuxコマンドを実行するとき、ディレクトリの指定が必要となることが多々あります。

 ディレクトリを指定するには、パスを記述する方法をとります。パスとは、「経路」「道筋」のことで、その経路を順を追って記述することで、ディレクトリの指定ができます。
 パス(経路)の記述をするとき、どこを起点(基点)とするかによって、2つの記述方法があります。「絶対パス」と、「相対パス」です。

絶対パス
ルートディレクトリを基準に指定するパスで、
階層構造の一番上からの経路を記述します。
ルートディレクトリとは、最上位にあるディレクトリのことです。

相対パス
カレントディレクトリを基準に指定するパスで、
カレントディレクトリから目的のディレクトリまでの経路を記述します。
カレントディレクトリとは、現在作業しているディレクトリのことです。

例えば、
  /home/goosyun/ドキュメント/hoge
という階層になっていて、カレントディレクトリが「goosyun」とします。
 「ls」コマンドで、「hoge」ディレクトリにあるファイル、サブディレクトリの一覧を表示させるには、次のようにコマンドを入力します。

 絶対パス
  ls /home/goosyun/ドキュメント/hoge/
 相対パス
  ls ドキュメント/hoge/

 なお、ディレクトリを指定するに当たっては、「絶対パス」と「相対パス」の、どちらでも記述ができます。「この場合は、絶対パスで。」といった決まりは、特にありません。特に、相対パスでの記述は、カレントディレクトリの位置によって、長くなったり、逆に簡潔な記述ですむ場合もあるので、「絶対パス」と「相対パス」とを、適宜使い分けることになりそうです。


◆このキーボード、おすすめ


それでは、また次の記事で
goosyun


2023年8月19日追記
 シェルスクリプトでも変数を扱えます。
 ただ、変数への値の代入時、スペースを入れるとエラーとなるので注意が必要です。
  こちらの記事をご覧ください。
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