1 文書上に配置したボタンをクリックする
↓
2 ユーザーフォームが起ち上がる
↓
3 ユーザーフォーム上のボタンをクリックする
↓
4 マクロが実行される
という一連の流れを解説しました。
上記の4でマクロが実行された後には、ユーザーフォームは、もはや不要です。起ち上がったままというのは、邪魔です。
もちろん、フォーム右上の閉じるボタン「×」をクリックして閉じることもできます。
しかし、このフォームを閉じる作業も、自動化できます。クリックのひと手間が省力化できます。
VBAコードは、たったの一行
Unload UserForm1
です。
「Unload」は、ユーザーフォームを閉じる命令文です。
正確には、
「ユーザーフォームをメモリ上から削除することによって、非表示にするステートメント」
という説明文になるのですが、要するに「閉じる命令文」です。「UserForm1」は、「Me」と置き換えることができます。
Unload Me
と、たったのこれだけのコードになります。
「自分自身を閉じよ」という命令文になります。
実行させるマクロの最終行に
Unload Me
と書いておけば、マクロ実行後に、フォームが勝手に閉じます。
フォームを閉じる命令文は、Excelマクロでも使い、WordとExcelとで共通です。
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では、また。