7時開演、最初はボズ。編成は、ベース・ギター・ドラムス・キーボード・女性コーラス2名、ホーン2名というノーマルなもの。ただしボズ自身も1曲(We are All Alone)以外は全曲ギターを弾きましたので、なかなか分厚い音になりました。
セットリストは・・・
- Lowdown
- Jojo
- Slow Dancer
- Desiar?
- Miss Sun
- Harbor Lights
- Georgia
- We're All Alone
- Lido Shuffle
- Breakdown Dead Ahead(アンコール)
ほとんど、知ってる曲でアレンジもオリジナルに近く、往年の?ファンとしては嬉しい限り
4曲目だけ、ちょっと分からなかったんですが、「5years ago・・・」なんて聴こえましたので最近の曲なんですかね? でもブルージーなカッコイイ曲でした
ボズさんは、遠めで見る限り黒のスーツをかっこよく決めて、長身だし、なかなかの男振り!数年前ブルーノートで観たときより痩せた?ように見えましたが・・・
5曲目から、デビット・ペイチが、もちろんキーボードで参加!会場は大盛り上がり
9曲目からはスティーブ・ルカサーが参加し、会場は総立ち アンコールの10曲目と2曲は、ギンギンのギターソロ合戦が繰り広げられたのでした
個人的には、大大好きな「2.Jojo」や「6.Harbor Lights」がほぼ完璧にオリジナルどおり演奏されたのが、感動モンでした。2の唸りをあげるサックスソロや6のエンディングのテンポ変更もそのまま・・・最後の2曲の痛快なロックンロール振りも含めてブルーノートの時よりよかったんじゃないかなーと思いました
20分ぐらいのセット変更・休憩を経て、いよいよTOTOの部が開始です
会場は最初から総立ち!私の席は1階の最後列でしたので必然的に立たざるを得ません・・・
ところが・・・・ 今度はさっぱり知ってる曲がないのです・・・。最近の曲なんでしょうか、豪快なドラムスとルカサーのギターをフューチャーしたハードロックがガンガン迫ります。途中でアコースティックギターに持ち替えて奏でたラテンナンバー以外はホント「どこのへヴィメタバンド?」ってな感じでした。
後半にさしかかり、やっと「あれ?」というフレーズが・・・「Rosanna」ではないか!!でもだいぶアレンジを変化させてるな・・・と少しがっかりしてたら、オリジナルと同じ前奏が始まり、一安心
さらに 「I'll Supply the Love」 「Hold the Line」と「TOTOⅠ」のおなじみナンバーが続き、会場は大興奮。 1回目のアンコールでは、あの「Africa」でした
この辺の曲は、オリジナルに近い演奏で、十分に感情移入できて、シアワセでした。
さて、編成は・・・後で調べてみたらこんなメンバーだったのかな?と推察します。
ギター:スティーブ・ルカサー
ギター:トニー・スピナー
リードボーカル:ボビー・キンボール
キーボード:デヴィット・ペイチ
キーボード:グレッグ・フィリンゲインズ
ドラムス:サイモン・フィリップス
ベース:リーランド・スカラー
ルカサーが全体を引っ張る感じで、ある意味ワンマンバンド的な雰囲気があります。ただベースのリーランド・スカラーだけは、さすがベテラン、ほとんど後ろ向き(ドラムスの方を向く感じ)で、黙々と弾き続けてました。あの異様なお髭とともに存在感ありすぎ
ペイチは途中でいなくなり? まさにルカサーの独壇場。キンボールも頑張ってハイトーンボイスを張り上げてましたが・・・・黒人キーボードのグレッグ・フィリンゲインズは甘い歌声でペイチの後継者としてまずまずの感じ、ドラムスのサイモン・フィリップスは完全にメンバーとして定着しているだけあって、迫力と安定感あるリズムをキープしてました。
アンコール2曲目は、ボズと女性ボーカル2名、ホーン2名も参加して、オーラスの「With A Little Help from My Friend」に。ジョー・コッカーバージョンらしくちょっと聴いただけではそれと分からなかったですけど・・・
ルカサー・キンボールがメタボ?体型なので、ボズのスリムさが目立ちました!ルカサーとボズは何回もハグをして、「友達」ぶりをアピール!30年ぶりのダブル来日を演出するのでした。
最後のアンコール曲は、ホントは、ボズの最後にやった曲たちの方がよかった感じがしました。「感動のバラード」という雰囲気をねらったのでしょうが、やや間延び。
でも全体的には大満足のライブでした ボズはもう少し違う曲を一度聴きたいものです。「Other Road」あたりの曲にいいのがあるんですがね
最終日は、ジョセフも参加したし、99とか演奏したらしいですよ!