四国名城一人旅！～その１

突然私ごとですが、30年間勤めた銀行を離れ、メーカーに出向することになりました。
幸い少し休暇をもらえたので、四国に名城を訪ねて一人旅を敢行しました！

なんで、名城がＡＯＲ？四国とＡＯＲの関係は？ など、野暮な疑問は忘れて下さい・・・

最近「日本百名城」と称するスタンプラリーが巷ではやっているようです。ひょんなことからこれを知って早速テキストを購入。今回もそのテキスト（「日本百名城公式ガイドブック（監修：財団法人 日本城郭協会）」学研パブリッシング刊）を片手に出かけました。

もともと、ポップスと同じくらい歴史好きな私は、中学1年の自由研究で城を取り上げたこともありました。どうせ、旅行をするなら何か目的があったほうが張り合いがあるかな、と思った次第です。「スタンプラリー」という仕組みに、マニア魂をくすぐられてしまったのも事実ですが・・・。ついでに美味しいものもたくさん頂いちゃおう、という下ごころももちろん満々に、いざ出発です。

【1日目～高松】
 名古屋から新幹線で岡山へ。マリンライナーというカッコイイ名前の快速列車で瀬戸大橋を渡り、まずは高松へ直行しました。ついた時間10時半、ネットで下調べしていた讃岐うどんの名店「竹清」を目指します。高松駅から歩きましたが、思ったより遠くて、ついた時には開店時間の11時を過ぎ、既に行列が！休日ではないのでこれでも少ないんでしょうが、10人以上は並んでいました。駅からレンタサイクルを使えばよかった！目的の高松城は、駅の近くですので往復1時間の歩きは少ししんどかったです！
       
げそや卵の天ぷらが有名な「竹清」さん。全部セルフとはいえ、これで230円は安すぎ！ おいしかったです。

 高松城は、天守閣こそありませんが、華麗な櫓を幾つか残し、中央部には「披雲閣」という復元ながら趣のある御殿もあっていい風情の、上品なお城でした。瀬戸内の海にも近接するいわゆる「海城」です。静かで落ち着いた散策となりました。
 
写真は、現存する「艮（うしとら）櫓」。装飾性が高く品がありますね！

高松から電車に揺られ丸亀へ。大学時代の先輩と待ち合わせして、名城の誉れ高い丸亀城へ！海からも程遠くない平野に忽然と立ち上る平山城の姿はインパクトあります。有名な石垣が幾重にも望め、頂上に鎮座する天守は決して壮麗ではありませんが、存在感に溢れています。

その後、先輩の案内で金毘羅さんにお参りし、夜は丸亀駅前の「一鶴（いっかく）」へ！この店は地元だけでなく全国的に有名な骨付き鶏専門店！スパイシーな味がビールを誘い、久しぶりに大ジョッキを3杯も飲んでしましました！30年ぶりに再会した先輩との話も弾み、予約したアパホテルに着いた時には満足に字も書けないほどに酔っ払い・・！！！ 四国の第１夜はこうして更けていきました・・・・。


 
                                                                                                                                                                       （つづく）