福島県外でも甲状腺調査へ…事故の影響見極め
読売新聞 8月27日(月)19時32分配信
東電福島第一原発事故で飛散した放射性物質が子供の甲状腺に与える影響について、政府は福島県内の調査結果と比較するため、事故の影響のない地域でも調査を実施することを決めた。
福島県の調査では受診者の約36%でしこりが見つかっているが、しこり自体は健康な人でも発見されるため、他の地域と比べることが必要と判断した。
内閣府原子力被災者生活支援チームによると、調査は3地域に住む18歳以下の計4500人が対象で、地域は今後選定する。超音波検査に使う機器などを福島県の調査と統一し、データを比較できるようにする。調査結果は来年3月までにまとめるという。
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