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三菱電機、倍速補間&超解像を搭載した液晶ディスプレイを発表

2010年05月20日 | 日記
 三菱電機は2010年5月18日、業界初の倍速補間機能を搭載した23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE RDT232WM-Z」を6月11日に発売すると発表した。価格はオープンプライス、予想実売価格は5万4800円前後。

【詳細画像または表】

 解像度1920×1080ドット、液晶パネルはTN方式のグレアパネルを使用する。コントラスト比は5000:1、応答速度は3ms(GTG)。映像入力端子はDVI-D(HDCP対応)、ミニD-SUB15ピン、HDMI×2、D5端子を備える。音声入力端子はミニD-SUB15ピン用のステレオミニジャック、D5端子用のRCAピンジャックを装備。サイズはもっとも画面を高くした状態で546(W)×230(D)×453mm(H)。上20度、下5度のスイーベルが可能。高さは3段階で調節できる。スタンドのパーツを外すと壁によせて設置できる。

 倍速補間機能の「倍速クリアピクチャー」は、毎秒60コマの映像から動きを予測して新たな映像を作り出し、2倍の毎秒120コマで表示する機能。

 液晶ディスプレイは、次のコマまでの一定時間同じ映像を表示し続けるため、電子ビームが当たった瞬間のみ映像を表示するブラウン管に比べて、動きの速い映像でコマの残像感(ぼやけ)が感じられる。倍速補間機能により、この残像感を低減して動画を滑らかに表示できるという。動画の“ぼやけ感”を示す指標としてVESAが規定した「MPRT」は、通常のTN方式の液晶ディスプレイだと22ms程度となるところを倍速補間機能により8msを達成している。

 大型の液晶テレビでは既に多くの機種が同様の機能を搭載しているが、パソコンやマルチメディア用ディスプレイとしては初の搭載となる。同時に、ぼやけを推定して補正する超解像技術「ギガクリア・エンジン」も搭載し、シャープで滑らかな動画再生を実現している。超解像の効果は10段階で切り替えられる。

 PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)はデジタル2画面表示に対応。DVI-Dでパソコンの画面を表示しながら子画面でHDMI入力の画面を表示できる。子画面のみに超解像技術を適用することも可能だ。

 Windows Vista/7のデスクトップ上の指定したエリアに超解像を適用できる「ギガクリア・ウインドウ」のソフトウエアを同こんする。タスクバーに常駐するユーティリティで、Webブラウザーで大手動画共有サイト「YouTube」などのストリーミングサイトを視聴しているときに動画再生画面だけに超解像を適用できる。

 映像モードは、静止画が「スタンダード」「IVテキスト」「フォト」「sRGB」の4モード。動画は「テレビ」「シネマ」「ゲーム」の3モードを用意する。それぞれのモードで倍速補間機能や超解像モードなどを調整できる。「シネマ」モード時は、毎秒24コマのコンテンツを滑らかに再生できるように、毎秒120コマに変換して表示する。入力信号の表示遅延を最小限に抑える「スルーモード」、寝転んで見上げたときに画面の色反転を抑える「ルックアップ」機能などを備える。

(文/湯浅 英夫)

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