真夏日の日曜日、ハイウェイを1時間ほど飛ばしてフロリダのSorrentoという街にあるWekiva Falls Resortにやって来ました。
入場料$18、フロリダ中に沢山ある国立公園と同じように、キャンプグラウンドや泉がありますが、ここは個人所有の公園なのでアルコールの持ち込みがOK。 あちらこちらでBBQパーティーが行われていました。
大きなプールに見えますが湧水なので水温がとても低く、飛び込むのに勇気がいります。
今回のレンタルカヤックは1艇$5。早速出発です。
とても強い日差しの中、1時間ほど漕ぎ続きましたが見付けるのは亀ばかり。
水上パーティを楽しむ人たち。大人数でビール片手に大騒ぎです。
遂にアリゲーターを見付けました!!
カヤックを漕いでそっと近付き、オールとカメラを持ち替え、画面を覗き込んで被写体を探すと既に自分が2mぐらい流されています。また漕いで標的を見つけ、オールを置いてカメラを手に取り・・・の繰り返し。やっとカメラに収めました(小さいけど)
近寄りすぎると逃げられるし、いや、襲われるかも?
見つけたアリゲーターは推定1mぐらいなので怖くはなかったけど6m級が近くに隠れているかもしれないので、アリゲーターの撮影はいつも緊張です。
カヤック探検の後は湧水のプールで日焼けしてしまった肌をクールダウン。
ここ最近午後の雷雨がなく、本当に暑い日が続いていたのでとても気持ち良かった~。
7月です。4日の独立記念日が金曜日だったので、月曜日まで仕事は4連休となりました。バーベキューや花火で楽しんだ次の日、フロリダの東海岸 New Smyrna Beach に出掛けました。
まずはカヤック。ここで一人乗りを2艇借りて1時間半ほどで$30ととってもお得。他にもボートで廻るエコツアーなどもあります。
「今日はイルカがうろうろしてるみたいだよ~」という話を聞いて早速出発!
小さな島には鳥が沢山。近付いてみるとペリカンの楽園のようです。
近くで見るとペリカンってかなり大きいです。
そして念願のイルカを遠くに発見!!
さすがにカヤックだと追いつく事も出来ず、2匹のイルカは気持ち良さそうに通り過ぎて行きました。本当に会えた。かなり感動です。もっと沖に出れば、もしかして近くに寄って来てくれるのかもしれません。
その後はビーチへ移動。
このビーチはhard-packed sand と呼ばれる固い砂浜なので入場料を払えば、車で入って行けるのです。制限速度は10マイル。
独立記念日の週末なので沢山の人で賑わっていました。ここはデイトナビーチにも近いので観光客も多く、沢山のホテルや別荘が立ち並びます。そして波の高い所ではサーフィンを楽しむ人たち。
みんな怖くないのでしょうか。このビーチは先週、今年12人目のサメの犠牲者が出たばかり。<the shark attack capital of the world>と呼ばれていて有名なのです。
そして波のないところでは・・・・ワンコ達が走り回っていました。ビーチの端になるこの辺りは、人も少なくワンコが入ってもOKなのだそうです。
イエロー・ブラック・チョコのラブを連れたカップルに出会いました。
知ってたらジャックも連れてきたのにな。ワンコたちはとっても気持ちよさそうに遊んでいました。初めて行ったNew Smyrna Beach はお天気にも恵まれたし、イルカにも会えたし、楽しい一日となりました。
父の日にジャックのグランパが最近買ったキャンピングカーを見に行きました。
ここはRVパークといって、キャンピングカー専用の駐車場。ここで宿泊しながら近くのビーチや周辺を観光したりするようです。
泊っている車のナンバープレートを見るとミシシッピ・イリノイ・ジョージアと様々。何ヶ月も掛けて全米を回っているご夫婦もいました。
お隣のキャンピングカーはとっても立派!!真ん中の出っ張った部分は走行中は中に引っ込むという優れもの。残念ながらお留守で中は見ることが出来ませんでした。
外でハンバーガーを作って食べました。
中は思ったより広く、小さいながらもソファやキッチン、ベッドルームやシャワールームがついています。
冷たいタイルの床がジャックのお気に入り。
この夏はジャックを連れてキャンプに行く予定です。
この日の午後にはフロリダへ出発という慌しい朝、サンフランシスコ名物の「ケーブルカー・ぶら下がり乗り(?)体験」へ。朝が早かったので次のケーブルカーを待つだけですぐにお目当てのPowell-Hyde線に乗ることができました。
ロータリーの上でケーブルカーを押して進行方向を変える係りの人たち。
人力で押せるということは意外と軽いのかな。
バス停じゃなくて、ケーブルカー停? 絵もぶら下がってますね。
こんな急な坂をぐんぐん登っていきます。
スピードは思ったより遅いような。掴まって乗れるくらいなので当たり前かな。落ちても尻モチくらいですみそう。その代わり路上駐車の車との距離は触れるほど近かったです。
サンフランシスコの人たちはみんな本当に上手に縦列駐車してます。
すぐに観光客で一杯になり途中からのお客さんは断られていましたが、みんなの目的は同じだったようで、ココで一斉に降りたのでした。
くねくねの坂道で有名なロンバードストリート。制限速度5マイル、カーブが8箇所。降りてくる車は観光客がほとんどで、みんな助手席でビデオカメラを撮っていました。
道の両脇には普通に人が住んでいます。 サンフランシスコって観光名所と一般住宅が隣合わせの、住人にとっては大変な街です。
歩行者は両側にある歩道を使います。歩いてみてもとても急な坂道です。
坂の上からはアルカトラズが見えました。
帰りももちろん一番前に掴まり乗り。
グルーミングショップを発見。
上りの<本当に登れるのか?頑張れケーブルカー!>も良いけれど、下りは迫力満点。風が爽快です。テーマパークのジェットコースターより楽しいかも。
乗り場に戻るとロータリーを囲む長蛇の列。ケーブルカーは朝一番がお勧め。
左手で棒に掴まり、右手で写真を撮って頑張りました。次回は必ずストラップで首から下げたいと思います。カメラ落とさなくて良かったよぉ。
すごく楽しみにしていたサンフランシスコ。期待を全く裏切らない街でした。
都会と自然が一杯。ワンコも一杯。他にも見たい所、行きたい所が沢山あって3日間では足りないくらいでした。それでも写真600枚撮っちゃいました。
毎晩早寝したせいかフロリダに帰ってからの時差ボケもなく、作戦成功です。次の里帰りも乗り換えはサンフランシスコに決まりでしょう。
また絶対遊びにくるよ。
2日目はサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島の連邦刑務所を見学。
サンフランシスコの観光の中でも一番人気がありチケットが売り切れると聞いて2ヶ月も前にALUCATRAZ CRUISESに 予約を入れました。
この島はニコラスケイジやショーンコネリーの映画「THE ROCK」を見て以来、一度行ってみたかった場所。サンフランシスコからはわずか1マイル。観光客を乗せたフェリーだと20分ほどで着いてしまいます。
施設内はヘッドフォンで案内テープを聞きながらコースを回るので解りやすく、効果音も手伝って恐怖心を煽られました。
身体検査の部屋
牢屋は全部で336室。囚人数は平均260人だったので、一杯になることはなかったそうです。
3階建ての独房が両側に並んでいます。
ドアが開いていて独房の中に入ることもできました。
まるで今でも使われているかのように再現してあります。薄暗くてとっても不気味。
刑務所の窓からでもサンフランシスコの街がこんなに近くに見えます。
説明によると、週末などは賑わう街の喚声がここまで聞こえてきたそうです。脱走したくなる気持ちもわかるな。脱走計画は全部で14。このうち3人が発見されなかったそうです。
潮の流れが早く、水温が低いので脱出不可能と言われていたので溺死したのか。それともサンフランシスコまで泳ぎきったのでしょうか。
1910年に建てられた郵便物引渡し所。その後刑務所官吏クラブとしてダンスフロアやボーリング場などに使われていました。
発電所
刑務所が閉鎖された後アメリカ原住民(インディアン)の活動家が19ヶ月間アルカトラズを占拠した名残。
モデル産業ビル
この島は現在ではゴールデンゲート国立公園の一部として、沢山のボランティアの人たちが協力して自然と野性動物の保護がされているそうです。
サンフランシスコの綺麗な街並みが本当に目の前。念願の「THE ROCK」見学、お天気も最高でとても楽しめました。
日本からの帰路に、観光と時差ぼけ対策のためにサンフランシスコで2泊することにしました。
フロリダでは絶対に見られない坂道の連続。
街中が映画やTVで見たそのままの景色に感激です。
お昼はフィッシャーマンズワーフのBOUDINでお約束のクラムチャウダーを頂きました。
ゴールデンゲートブリッジではレンタサイクルに乗った観光客を多く見かけました。
最近では北京オリンピックに反対して活動家がよじ登っていましたが、実際にこの場所に立ってみると高いし揺れるし、絶対に怖かったはず。
本当に絵になる美しい橋です。
ジェニファーロペスの映画に出てきた公園。
映画「プリティウーマン」で二人がプライベートジェットに乗ってやってきたオペラ会場。
チャイナタウン
サンフランシスコの絵葉書に一番使われるというヴィクトリアンハウス。日本でもアメリカでも見ていた「フルハウス」に出てくるあのお家です。か、可愛いすぎる。
ロビンウィリアムズの映画「ミセス・ダウトファイア」に出てきたお家はこの2マイルほど先にあるそうです。
犬の数が子供の数より多いサンフランシスコ。あちらこちらでドッグフレンドリーな公園を見掛けました。驚いた事に公園に柵がなく、みんなノーリーシュです。
普通に歩き回るワンコたち。
後ろには寝そべって日向ぼっこしてるカップル。人と犬が本当に仲良しです。
ペットショップの前にはお散歩のワンコ用にお水が置かれていました。
夕食は飛行機でお隣になった方に教えてもらったScoma'sでシーフードを頂きました。
その後は夜の街を・・・楽しむ予定が時差ぼけのため急な眠気に襲われ、8時にはベッドに入ってしまったのでした。
9月に引越しをして初めてこの街を自転車で探索しました。
以前住んでいた街は田舎だったので、牧場やペットとして飼われている馬を良く見かけましたが、この馬は警察のパトロール用でダウンダウンの辺りで使われているのを時々見かけます。
とってもフレンドリーで近づくと顔を寄せてくれました。
その後ダウンタウンの公園へ。
池の周りで沢山の鳥たちが寛いでいました。
とても大きな黒鳥を発見。
そしてお腹の下には大きな卵が5~6個ありました。
時々位置を変えながらとても大事そうに卵を温めていました。
いつもは車で通り過ぎる場所も、自転車で中まで入っていくと沢山の発見があります。この日はぶらぶらと10マイル(16キロ!)くらい走り周り、次の日筋肉痛になりましたが、楽しい一日でした。
久しぶりにユニバーサルにやってきました。ここフロリダのユニバーサルスタジオは隣にジェットコースターなどのアトラクションが楽しいIslands of Adventureもあって、今日はこちらで遊ぶことに。
遠くからも見えるハルクのジェットコースター。
3Dのスパイダーマンは一番のお気に入りです。
この日もとても暑く、ジュラシックパークやポパイのウォーターライドでズブ濡れになりました。出口にはしっかりTシャツや短パン、ビーチサンダルまで販売されてます。初めから水着を着てる人やせめて靴だけでも脱ぐ人も。
真ん中に乗ると濡れないとかそんなの全く関係ないです。いや、本当に全身ズブ濡れです。
朝はこんなに天気が良かったのに・・・
午後にはフロリダ特有のストームで空が真っ暗になり、激しい雷が鳴り出しました。ジェットコースターなど屋外のアトラクションの運転が中止になり、みんな大急ぎで出口へ。
雨を避けて「ババ・ガンプ・シュリンプ」へ。このレストランは私も大好きな映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたアメリカ南部のシーフードレストラン。濡れた服にエアコンでガタガタと震えながらエビづくしとなりました、これが意外にも(テーマパークのレストランとしては)美味しかったです。
映画にちなんだ店内のインテリアも、エビのキャラクターグッズや映画の台詞が書いてあるオリジナルグッズも楽しめて結構おすすめ。なんと世界中に30店舗、日本にも既に3店あるそうです。知らなかったのは私だけ?
教訓・・・ウォーターライドは午前中に乗った方が良いかも。 午後には服も髪も乾いて凍えなくてすみます。