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ほんとうの日本神話..?2

2017年01月21日 | 歴史関連
いろんな聞いたこともないような神々が、たくさん出て来ますが、もしこれが、日本の本当の神話であるのならば、良い悪いは別として、これだけの神話としての真実が、今までの神話からは省かれてしまっていたという事になります。

(引用ここから)

ここに宇迦須美の神は⦿スの神の神言もちて、大虚空中に活動し給ひ、遂にオの言霊を神格化して大津瑞穂(おほつみづほ)の神を生み給ひ、高く昇りて天津瑞穂(あまつみづほ)の神を生ませ給ひぬ。大津瑞穂の神は、天津瑞穂の神に御逢ひてタの言霊、高鉾(たかほこ)の神、カの言霊、神鉾(かむほこ)の神を生ませ給ひぬ。

高鉾の神は太虚中に活動を始め給ひ、東に西に南に北に、乾坤巽艮(けんこんそんごん)上下の区別なくターターターター、タラリタラリ、トータラリ、タラリヤリリ、トータラリとかけ廻り、神鉾の神は、比古神と共にカーカーカーカーと言霊の光かがやき給ひ、茲にいよいよタカの言霊の活動始まり、高鉾の神は左旋運動を開始し、神鉾の神は右旋運動を開始して円満清朗なる宇宙を構造し給へり。茲に於いて両神の活動は無限大の円形を造り給へり。この円形の活動をの言霊と言いふ、天津真言の大根元はこのマの言霊より始まれり。

 高鉾の神、神鉾の神、宇宙に現はれ給ひし形をタカアと言ひ、円満に宇宙を形成し給ひし活動をマと言ひ、このタカアマの言霊、際限なく虚空に拡がりて果てなし、この言霊をハと言ひ速言男(はやことのを)の神と言ふ。両神は速言男の神に言依さし給ひて、大宇宙完成の神業を命じ給ふ。速言男の神は右に左に廻り廻り鳴り鳴りて螺線形をなし、ラの言霊を生み給ふ。

この状態を称してタカアマハラと言ふなり。高天原の六言霊の活動によりて無限絶対の大宇宙は形成され、億兆無数の小宇宙は次いで形成さるるに至れり。清軽なるもの、霊子の根元をなし、重濁なるものは物質の根元をなし、茲にいよいよ天地の基礎は成るに至れり。

未だ速言男の神以前の世は宇宙なるもの無く、日月星辰の如き霊的物質形をとめず、虚空はただ霊界のみ創造され、物質的分子は微塵だもなかりけるが、この六言霊の活用によりて、天界の物質は作られたるなり。これより天地剖判に至るまで数十代の神あり、之を天(あま)の世と称し奉る。天の世は霊界のみにして現界は形だにもなく、実に寂然たる時代なりき。

この高天原六言霊の鳴り鳴りて鳴り止まざる活用によりて、大虚空に紫微圏なるものあらはれ、次第々々に水火を発生して虚空に光を放ち、其の光一所に凝結して無数の霊線を発射し、大虚空をして紫色に輝く紫微圏層の世を創造し給ひぬ。紫微圏層についで蒼明圏層現れ、次に照明圏層、次に水明圏層現れ、最後に成生圏層といふ大虚空に断層発生したり。この高さ広さ到底算ふべき限りにあらず、無限絶対無始無終と称するより語るべき言葉なし。嗚呼惟神霊幸倍坐世。

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