少し前の話ですが、7月6日・7日に福島市であった「第10回商工会議所経営指導員全国研修会」に参加してきました。
(今回のブログはこれの参加者でないと分かりにくい内容です。すいません💦)
今年は外部専門家に頼らず、埼玉県商工会議所連合会広域指導員の黒澤元国さんをメイン講師に、最近にわかに登場した感のある「経営力再構築伴走支援」の事例発表がなされました。3名の現役経営指導員が発表された事例はどれもが素晴らしいものでした。三者三様だったので、なおさら勉強になりました。
研修のなかで気になったことが2つありました。2つのギャップです。
1つめは、
中小企業庁と日本商工会議所(研修会主催側)と、私たち受講者との間のギャップ。
これは私たちの今までの不作為にも原因があり、私たちがそのギャップを埋める必要がありそうです。
簡単に言えば、「経営力再構築伴走支援?それ何?そんなん知りませんけど」「やりたくてもそんな時間ありまへん」「やば!ロカベン使うのが普通言うてはる!うち誰も使ったことないんやけど」というものです。
このモヤモヤは、友人のY指導員の計らいと黒澤広域指導員の迅速で実直なご対応で救われました。本当にありがたいです。これから一歩一歩ギャップを埋めていきたいと思います。
2つめは、
中小企業庁(国)と都道府県との間のギャップです。
国は日商とも意思疎通を図りながら、今後必要な企業支援のカタチを提示してくれます。私たち経営指導員はこれからその方向性で支援活動を行っていく…。このことを都道府県の人たちは承知しているのかが気になりました。
今、私たち指導員の人件費を補助してくれているのは都道府県。求められる報告項目は、訪問指導件数や融資斡旋件数など昔のままです。最近、県の人と話したときも国の施策については何もご存知ありませんでした(持続化補助金ですら…)。
国と県で方向性は共有してくれてるんですよね?という不安を少し感じました。
心配性かもしれません(笑)
でも、気になったので、休日で時間があったので書いてみました。
いろいろ聞いて調べてまた報告します。