海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

ミラーマン その7

2013-07-15 06:19:49 | ミラーマン

ミラーマン その7

 第34話の続編です。

第35話「SGM特攻作戦」

ミラーマンが重傷を負う中、インベーダーはその機をとらえ再度怪獣を東京に送り込み、SGMを苦しめる。落ち込む藤本隊員を村上チーフは戦いのミスは戦いで取り戻せと励まし再度戦いに挑む。SGMはジャンボフェニックス戦闘機で迎撃を試みるが、ビルの谷間を往来する怪獣に手間取り、空と陸からの攻撃作戦に切り替え、藤本・安田両隊員を陸上攻撃に派遣する。


自らの勝手な行動がこのようなことになり自分を罰してください SGMから追放してくださいと藤本隊員は博士に泣きながら詫びるが博士は「愚かなことを言うんじゃない君も地球のために思ってしたことだ 我々には君を責める資格はない。」と慰める


戦いのミスは戦いで取り戻す!それが鉄則だ! 村上チーフも肩を落とす藤本を励まし再度怪獣の戦場へ

 

 

空からの攻撃に限界があるため地上からのミサイル攻撃に作戦変更藤本・安田両隊員がそのフォローに回ったが標的に遠く・・・


藤本隊員が安田隊員の制止を振り切って単独接近戦にもちこんだが怪獣がビルを破壊したあおりをくって藤本隊員はがれきの下に埋もれてしまい重傷。


藤本隊員らの攻撃が続く中 一方でミラーマンの容体は悪化し・・・とうとう心拍停止に。博士も声も出ない中、ミラーマンに重傷を負わせた藤本隊員はひどい自責の念にとらわれ基地から飛び出してしまう・

 

ミラーマンの死でひどい自責の念に苦しむ藤本隊員安田・野村隊員の声も届かない。


      
安田 野村隊員が目を離した隙にジャンボフェニックス2号機に乗り込み 自分のミスは自分の命にかけてつぐなうと決死の特攻を決意する。 

 

そのころ嵐の夜がいつしか去り、柔らかな朝日の光が差し込むと 奇跡が起きる。
ミラーマンの目に光がともり、ミラーマンは黄泉の国から奇跡の生還を果たす。想像を超えた奇跡に御手洗博士は「立てミラーマン!これからも地球のために戦ってくれ」と声を振り絞り叫ぶ。


御手洗博士はミラーマンが生還したことを藤本に告げ、SGM全員が藤本隊員の特攻を思いとどまるよう思いを一つにし、息をのんでスクリーンを
見つめ全員でさけぶが藤本隊員は動じない。

 

 


「藤本やめるんだ! 早く脱出しろ!」村上チーフはともに戦ってきた藤本を思いやり、再三にわたって声を振り絞り 体当たりを阻止しようとするが
藤本はそれを受け入れない。

 


戦闘機がいよいよ怪獣に突っ込んでゆく

 


村上チーフの目にも絶望の悲しみが漂い・・・

 

 

その刹那。京太郎がミラーマンに変身。         


間一発で戦闘機を無事保護!藤本隊員の命は救われた。
そして病み上がりの体を張って 怪獣と対峙し、見事撃退する。

 


ミラーマン おまえってやつは・・・
藤本隊員の目に映ったミラーマンは神か菩薩か         


SGM最大の危機を救ったミラーマンこと鏡京太郎。
遠くを見つめる目にはこれからの厳しい戦いと複雑な思いが
交差したのかもしれない。

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見どころ:


余計なコメントかもしれませんが、この脚本の山浦靖弘氏が戦争も体験されている世代でB29が怪獣に見えたということを語っておられ、そのB29を撃墜するために多くの若い命が体当たりをして失われた事実があることを暗に知らせたかったのではと推測します。ミラーマンは子供番組ですが戦争で失われた命がミラーマンならすくってくれたかもしれない。そんな切ない鎮魂も込められているような気がします。
 
そのためこの作品でベテラン役者の和崎俊哉氏や工藤堅太郎氏もそのシチュエーションになりきって素晴らしい演技でうならせてくれ、珠玉の一編になったのと思います。ミラーマンの役者さんは主役の石田信之氏はじめ素晴らしいですがこの作品に限って言えば和崎俊哉・工藤堅太郎両氏の迫真の演技が特別な光を放っていました。

ただの怪獣番組と観ても、もちろん文句なく面白いのですが、違った見方をすると作品の違った魅力がクローズUPされて深みを増すと思います。

東映DVD 「ミラーマン 第7巻」に収録されています。

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