海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

ミラーマン その8

2013-07-15 18:34:13 | ミラーマン

第34・35話の次におすすめしたいのはこのエピソード。      第28話「殺し屋怪獣からの挑戦」

 特に御手洗博士が京太郎をわが子のように  大切にし時には厳しく躾ける異色のエピソードです。      

地球人とインベーダーの戦いが激しくなるなかで  インベーダーはミラーマンの体にエネルギー時限爆弾をしかけた。(第26話)      
 ミラーマンの体に仕掛けられたエネルギー自爆装置はSGMの科学力でも取り除くことはできず、光エネルギーを使う必殺技が著しく制限されるため戦いが非常に厳しくなり体力エネルギーが大幅に消耗するという二重の足かせの状況でインベーダーはまた京太郎に罠をしかけます。      

苦戦の中ミラーマンはどう戦うのか・・・      

 

鏡京太郎はある日インベーダーから「殺し屋怪獣を送り込むからその挑戦状をうけてみろ」と挑発される。そのことを御手洗博士に告げると、「それは危険なインベーダーの罠であるから 絶対にその挑発に乗らないようにくれぐれも注意したまえ」と京太郎に念押しする。インベーダーの挑発に乗りミラーマンのエネルギー時限爆弾を爆発させる罠であることを御手洗博士は気づいているからであった。

 

予告の時刻に怪獣が芦ノ湖に現れ ミラーマンに挑発を しかけるが 御手洗博士はミラーマンに頼ることなくジャンボフェニックス戦闘機で撃退するように村上チーフに命じる。

戦闘機は難なく怪獣を撃退したが・・・

村上チーフと博士は おかしい 腑に落ちない わざわざ強力な怪獣を送り込んできたのにたやすく撃退されるのはインベーダーのたくらみに違いないと確信を得る。その直後インベーダーから あれはミラーマンを挑発するものでSGMの攻撃は怪獣に通用するものでないとせせら笑いの声が鳴り響いた。

 

それを聞いた京太郎は臆病者とインベーダーからののしられるのは耐えがたい 今度こそは倒して見せると博士に強弁するが博士は 挑発に乗ってはいけない朝に君に言ったことをもう忘れたのかどうしても行くのなら 京太郎をSGMの特別隊員から除名すると厳しく京太郎に言いきかせた。

博士は娘の朝子に一緒にデパートでも 買い物に行って気を晴らすのは どうかと もちかけ楽しいデートになるはずだったが・・・     

デパートの屋上で再度、インベーダーの不気味な声が鳴り響きミラーマンは臆病者とののしられ堪忍袋の緒が切れた京太郎はとうとう ミラーマンに変身する    

 

怪獣キラーゴンはミラーマンの想像以上に 強敵で 自爆装置が作動するため光エネルギーの兵器を使えない中、どんどん戦いが長引き、体力を消耗する苦境の状態に陥り非常に苦戦する。 自爆寸前に変身を解きもとにもどったが瀕死の重傷を負って医務室に京太郎は運ばれてしまう。      

 

しかし、医務室に運ばれた京太郎はベッドから起き上がるや 博士の気づかいを無視し  「今度こそは怪獣を倒して見せると」 再度強気の発言に博士は腹を据えかね 博士は京太郎に平手打ちをかまし  「あれほど言ったのにまだわかないのか! SGMの特別隊員から除名する。 ここから出て行け」  といままでにない激しい対応に京太郎も唖然とする 。     

 

一方京太郎は自分の思いを理解してもらえずここから去ってやると決心する

 

 

そうこうするうちに怪円盤横浜に出現し合わせて怪獣キラーゴンが出現

 
 SGMが迎撃に向かうが怪獣と円盤の迎撃に手間取り弾薬も少なくなり悪しくも戦闘機が怪獣の光線に被弾し万事休す。

 

博士の気遣いをよそにSGMの隊員はミラーマンの出現を祈り助けをこう。

 

京太郎は博士にこれが私のやり方で先生には申し訳ない、自分からSGMのバッジを返上します。とつげ 変身し怪獣との戦いに挑む。

 


手も技も使えない中、唯一 足が有効であることから足に光エネルギーを集中させ怪獣の頭部を切断するミラーキックにより怪獣を倒すことができた。

戦いが終わり、静けさが戻った。

 

 

 博士は横浜港に横たわる京太郎を見つけそっとSGMのバッチを返してやる。

 

京太郎はこうするほかしかなかった。と博士に詫びたが博士は「ありがとう。君は立派な SGMの隊員だ」と京太郎の方に手をやり

 

涙をうかべる京太郎に優しいまなざしを向け、これからの活躍の期待とともにインベーダーと戦ってゆこうと強い決意を固めるのだった。


戦えミラーマン&SGM これからも地球の平和のために。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

見どころ: 

怪獣ものの中に博士の京太郎に対する思いと 走り気味な若い京太郎に父親代わりに厳しくしつける 貴重なエピソードです。これは他の怪獣もの、SFものには設定としては実現不可能で 若者の成長を描いた異色のエピソードでしょう。色眼鏡で見るとどんな強気を言っても結局ミラーマンに頼るしかないじゃないか、御手洗博士の負けではないかと鑑賞側では論理的にはそうなるのでしょうが、 よく見ようではありませんか。京太郎は「先生、こうするほかしかなかった すみません」 と博士の思いを受け止めて詫びているのです。
御手洗博士はそんな京太郎をいとしく思い、これからもがんばろうと励ましているシーンがとてもよかったと思います。宇佐美淳也氏も役柄だけでなくきっと石田信之氏を俳優として指導されていたのと思います。BGMに「戦えミラーマン」のSGMメンバーの合唱シーンが流れているのもこのエピソードのほかにはありません このような感動のシーンを見たい人は 東映DVD ミラーマン第6巻を購入しましょう。W

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿