Mettre de l'eau dans son vin
ワインを水で割る・・と言うことは?
(話)態度を柔軟にする、要求を少し和らげる、とある。
何かを薄めるのだと言う想像はつくが何故それが態度だったり要求だったりするのだろう。
薄められたワインは自分が飲むものか、相手に出すものか、どちらなのか。どちらにしてもピンとこない。相手に出してもらって自分が飲むものの場合なら、少しはピンとくる。
ワインに自分が水を入れるのだから・・態度や要求と言う人との関わりを想像させる意味を引き出すのは、苦しい。
冷静さを保つとか、カッカしないとかと言う自分のみに関する意味なら想像可能なのだけれど。
ちなみにスペイン語の口語表現にも、echar agua al vinoでフランス語の場合とまったく同じ意味がある。
どのように誕生した表現なのか、まつわるエピソードを知りたいと思う。
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ちょっと寄り道:
今日訳したばかりのシャンソン。
”Un monsieur attendait"を訪れてみる。
「見えない鳥の存在(18)」の11番目にシャンソンがあります。